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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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      「燃料電池車(FCV)」  

 水素と空気中の酸素で走ることから究極のエコカーとして期待される燃料電池車(FCV)。
2020年の東京五輪で水素社会を世界にアピールしたい都庁は452億円の予算をつけ、
第1号の公用車が納車された。
ただ、舞台は整ったものの、本格的に普及するのはまだ遠いミライのようだ。

 FCVは走行中に二酸化炭素も排ガスも出ない。
出るのは化学反応でできる水だけで、資源が乏しい日本には、もってこいの存在だ。
都庁に2月27日、初めて納車されたトヨタ自動車のFCV「ミライ」は、
一見するとガソリン車と変わらない。
都の担当者は「公用車として使うほか、イベントでの展示など普及にも活用したい」と話す。

 都が水素社会の実現に力を入れるのは、20年に五輪開催を控えるためだ。
「1964年の東京五輪では新幹線や首都高速道路ができた。
今度の五輪では水素レガシー(遺産)として残したい」と桝添要一都知事も力を込める。
世界各地から選手や観光客が集うのに合わせ、都はまず20年までに都内でFCV 6千台、
25年までに10万台の普及を目標に掲げている。

 ただ、一般家庭に行き渡るまでには相当な時間がかかりそうだ。
トヨタによると、通常の車と違ってベルトコンベヤーもなく、丁寧につくるため、
1台の組み立てに約10時間かかり、今の態勢では1日3台の生産が限界。
2月22日までの販売台数は約20台で、官公庁や自治体などへの納車が先になるという。
これから予約しても納車は18年以降になる見込み。

 価格も決して手頃ではない。
「ミライ」はメルセデス・ベンツのEクラス並みの約723万円。
国の補助202万円に加え、都は独自に101万円を上乗せ補助し、
約420万円で購入できるようにする。
首都圏では神奈川県や埼玉県も同様の補助を15年度から始める方針だ。

 ところが、都が2月27日から補助金の申請を受け付け始めたものの、
初日の申請はゼロ。
申請には車検証が必要で、担当者は「納車が進まないと申請できない。
動きが出るのは当分先になる」とみる。

 水素ステーション 普及がカギ

 価格以外にFCV普及のカギを握るのは、燃料を供給する水素ステーションの整備だ。
 2月、さいたま市や横浜市でも相次いで水素ステーションがオープンしたが、
水素ステーションの整備にはガソリンスタンドの5倍の約5億円かかる。
都は、国の補助金2億2千万円に1億8千万円を上乗せし、
ガソリンスタンド並みの負担で建設できるようにした。
20年までに35ヵ所の整備をめざすが、いまのところ都内では2ヵ所にとどまる。

 水素ステーションは、満タンになるまで約3分しかかからない。
約5千円で、650㌔走行できる。
ただ、昨年12月に東京ガスが東京都練馬区に開業した
水素ステーションに来たのは2台のみ。

 都の担当者「水素ステーションとFCVは鶏と卵の関係。FCVが普及したときのために、
地道にステーションを増やしたい」と話す。 朝日新聞(川口 敦子 記者)

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