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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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  カフェを企画した「豊富温泉もりあげ隊」の
林代表と中島さん、堂脇さん、西尾さん、尾崎さん(右から) 


   「温泉カフェで温返し」2015年6月

 全国からアトピー性皮膚炎や乾癬の患者が訪れる
北海道・豊富町の豊富温泉。
湯治が縁で町に移り住んだ5人のグループがこの夏、
温泉に隣接するスキー場のロッジでカフェを開く。
湯治客がくつろぎ、町民と触れ合える空間をつくり、温泉の魅力を広めようという企画だ。
そこには「温泉への恩返し」の思いが込められている。

 グループは「豊富温泉もりあげ隊」。
代表でグラフィックデザイナーの林明日美さん(35)、
ヨガインストラクターの中島まなみさん(39)、温泉コンシェルジュ(案内人)の尾崎滋さん(28)、
元ジャズシンガーでNPO法人臨時職員の西尾理起子さん(36)、
カフェ経営の堂脇さとみさん(40)の5人が、3月に結成した。

 林代表は広島県、中島さんは愛知県、尾崎さんと西尾さんは静岡県、
堂脇さんは旭川市から、ここ1年~6年の間に豊富町に移り住んだ。
いずれも本人や家族がアトピー性皮膚炎のため豊富温泉で湯治したのがきっかけだった。

 起き上がれない、仕事や子育てが思うようにできないなど症状が重かったメンバーも、
湯治で改善した。
「悩んでいる人に豊富温泉が選択肢の一つと広めたい」との思いは強い。
林代表は「温泉のおかげで、みんな将来に希望の光が見えるようになった。
できることから温泉を盛り上げ、多くの人に魅力を知ってもらうことが恩返しになる」と話す。

 その第1弾が7~8月の「豊富温泉ナツカフェ」。
「くつろげるカフェがあったらいいな」という湯治客の要望にこたえつつ、
町民との出会いや患者同士の情報交換の場にもしてもらう考え方だ。

 本を置くほか、紅茶やジュースなどの飲み物、鹿肉ソーセージのホットドックなど、
有機栽培や地場産の食材を中心とした軽食を提供する。
さらに日替わりで「健康プチ講座」なども企画している。
運営のために、1口2千円の寄付を募っている。

 今回は夏季限定だが、カフェで様々な意見を聞きながら、
湯治客らが集うコミにティーの場としてどのようなスペースや機能が求められるかを探り、
今後に生かしていく。

 豊富町の工藤栄光町長は「豊富温泉は『奇跡の湯』『救いの湯』と言われる。
悩み苦しんでいる人に活用してもらうために利便性を高めることが重要で、
こうした自発的な取り組みがありがたい」と歓迎する。

 町内では湯治客向けシェアハウスの開設など、
住民による新しい取り組みが相次いでいる。
工藤町長は「町ぐるみで迎え、違和感なく湯治ができ、身も心も癒せる環境づくりを
進める大きな力になる」と期待している。

 「ナツカフェ」は、7月1日から8月末まで。 木曜・日曜は休み。
6月28日にはプレイベント「つなぐ市」を町定住支援センターで開く。
問い合わせは林代表(070・5052・3261)へ。

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