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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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                                            「シバザクラ公園周辺」北海道・大空町  

 小高い丘の斜面が広がる10㌶ものシバザクラ。
オホーツク管内大空町のひがしもこと芝桜公園に、
今年も甘い香りが漂う花の季節がやって来た。
春の陽気に誘われて東藻琴地区を散策すると、
豊かな自然を生かしてマチの個性を育んできた
先任立ちの歴史にふれることができる。

 銀嶺水「湧き水が水源」
 芝桜公園は「花咲じいさん」の愛称で親しまれた故中鉢末吉さんが、
現在の東藻琴芝桜公園管理公社の依頼を受け、
自宅の庭からシバザクラの苗を22年間かけて移植。
美しいピンクのじゅうたんは、気の遠くなるような作業の積み重ねで誕生した。

 今は、同公社のスタッフ7人が丹精込めて世話を続ける。
中山守管理課長(64)は
「雑草を抜いたり、色あせた花を植え替えたりコツコツやっています」。

 入り口そばに、水が流れ出ているポンプがあった。
ひんやり冷たく、広い園内を歩き回って渇いた喉にうれしい。
藻琴山(1000㍍)に降った雪や雨が自然にろ過された湧き水「銀嶺水」を源とする水道水。
軟らかくおいしいのどごしが評判で、地域の自慢だ。
ひがしもこと乳酪館「多彩なチーズ」  芝桜公園から車で
15分ほどのひがしもこと乳酪館へ。
酪農が盛んな東藻琴では、余った牛乳を有効利用しようと1979年に住民有志による
チーズ作りが始まった。
素人の挑戦は難航したが、81年に最初の商品を発売。
それ以降、研究を積み重ねてさまざまなチーズが生み出され、
今ではすっかりまちの名物として定着した。
乳酪館では世界各地や東藻琴のチーズの歴史を学べるほか、
地元の搾りたての牛乳でチーズを作る行程をガラス越しに見学できる。

 すがの商店「パイ菓子定番」  
 乳酪館から1・3㌔ほど。 鼻孔をくすぐるお菓子が焼ける匂いにつられ、
すがの商店に入った。
27年(昭和2年)に創業した店の定番商品はパイ菓子「チーズ小僧」(5個入り630円)。
地元でチーズが売り出された当時、「地元の原料でよい商品を」と、
引退した3代目の店主菅野直司さん(72)が考案した。

 酪農館のカマンベールチーズを溶かし込んだサクサクのパイン生地には、
自家製の小豆あんに包まれたクリームチーズが隠れている。
かじると、絶妙な風味が口の中に広がった。
店頭にはカマンベールチーズを練り込んだようかんや、
芝桜公園をイメージした焼き菓子も並ぶ。
4代目の慎治さん(38)は「東藻琴産の菓子を観光客にぜひ食べてもらいたい」と話す。

 東藻琴高校「実習で花栽培」
 最後に町立東藻琴高校に向かった。
農業を中心とした生産科学科のみ設置する同校では、
生徒が実習で育てた花や野菜の苗を平日の
午前9時~午後4時(正午~午後1時を除く)に販売している。
校門の左手にある温室では、グロキシニア(1鉢600円)の鮮やかな赤い花が
目に飛び込んできた。
5月下旬から咲き始めたという。

 枯れ葉の除去や給水を手掛けるのは生徒だ。
いずれも3年の坂本真紀菜さん(18)と杉山乃音(のん)さん(17)は
「愛情を込めて育てています」とにっこり。
実習ではレモンの木やサルビア、トマト、シシトウなど計110種を育てている。
北海道新聞 (網走支局 米田 真梨子記者)

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