食と健康学“すくすく育ってね”

                                                タンチョウの「ひな誕生」釧路

　釧路市鶴丘の市丹頂鶴自然公園で、
今年初のタンチョウのひなが誕生した。
体長は15㌢くらいで、親鳥の雄のドウサン(9歳)とメスの
エムコ(20歳)に見守られ、愛らしく動き回っている。

　ひなが確認されたのは、19日で、性別は不明。
ひなは親鳥からエサを分けてもらい、
カラスなどが近づくと親鳥が威嚇していた。
順調に育てば、
ひなは3ヵ月ぐらいで親鳥と同じ大きさになるという。
 
　釧路市では、自然公園や市動物園などで31羽のタンチョウが飼育されている。
市内では昨年、ひなの誕生は1羽だけだったが、
今年は自然公園でほかに2組のつがいの卵が孵化する可能性がある。

　自然公園と市動物園でツルを担当する松本文雄さん(50)は
「少しずつでも増えてほしい」と話した。　朝日新聞

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