食と健康学“黄色いミズバショウ 今年も咲いた”

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「武市の庭」北海道・滝上町

　武市の庭で知られる滝上町の自然風観光公園「陽殖園」で、
珍しい黄色いミズバショウが咲き始め、
来園者を驚かせている。

　黄色いミズバショウが咲いているのは園内の小池。
北米原産のアメリカミズバショウで、
園主の高橋武市さん(73)が約30年前、
業者を通じて手に入れ、園内に植えた。
毎年、2株から2、3本の黄色い花を咲かせるが、見頃は10日間ほどで、
常連客でもなかなかお目にかかれない。

　高橋さんは60年近く約8㌶の自宅裏山を自然風庭園に造りあげた専門家。
品種の交配も手がけ、黄色いミズバショウの増殖にも取り組むが、
「色づくまでは4、5年はかかるだろう」と話している。

　同園は4月末に開園。 いまはスイセンやエゾムラサキツツジ、
イカリソウなどが見ごろを迎えている。

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