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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 収穫を楽しむ、梅村拓さん・泰子さん夫婦


 「減農薬栽培」


 
 「女性の大好物」サツマイモを北海道で栽培を続けている若い夫婦が、
朝日新聞で紹介された。

 ここ数年、寒い北海道でもサツマイモ栽培が行われている。
中でも珍しいのが「宝が当たるイモ」と名付けられた千歳宝当てイモ。
輝くようなオレンジ色のサツマイモだ。

 千歳市郊外で、除草剤を使わず、減農薬でさまざまな野菜やハーブを栽培している、
梅村拓さん、泰子さん夫婦。

 農園では他にも、濃い紫色の恵庭ムラサキ、皮の色も実も白色の恵庭ゴールド、
紅色の恵庭紅といった色鮮やかなオリジナル品種のサツマイモ。

 いずれも拓さんの父・故梅村芳樹さんが「サツマイモで世界の飢餓を救いたい」と、
20年以上かけ寒冷地用の品種改良を行ってきたものだ。

 毎年自然交配で、3月末から前年の種イモをハウスで加温し、
伸びたツルを切り取り苗として育てている。
気温の上がり具合を見ながら6月ごろ畑に植え、イモの生長を待つ。

 収穫は9月下旬から、雑草と一緒でも元気よく育つイモが土の中から顔をだす。
初めて収穫した際には、芳樹さんが満面の笑顔で踊りだしたそう。

「やわらかい土じゃないとおいしい野菜はできない」と語る梅村さん。

 土を硬くしたくないからと、できるだけトラクターを畑に入れない。
降雨後に雑草が勢いよく伸びても、土が乾くまで畑に入らない。
そのため裸足で遊びたくなるほど畑はフカフカだ。

 まだまだ収穫量は少なく、細いのや太のや様々だが、
カラフルなサツマイモは見目麗しく、ケーキやプリン、天ぷらなど料理が楽しくなる。

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