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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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   盤渓周辺「ヒグマ出没」  

 
札幌市中央区盤渓周辺でクマの出没が相次ぎ、
市や住民が警戒を強めている。
6月16日朝には近隣の南区北の沢でも目撃情報があり、
周辺出没情報は8日以降だけで6件。
市は付近で目撃が多い盤渓小の周囲に侵入防止用の電気柵を設置するなどの
対策を進めるとともに、市街地にクマを寄せ付けないため、
ゴミの管理徹底などを呼びかけている。
16日朝にクマが見つかったのは、北の沢の札幌藻岩山スキー場斜面。
山菜採りの男性が見つけ、札幌南署に通報した。

 一連の出没が同一個体かどうかは不明だが、
目撃が集中しているのは中央区の盤渓小付近。
8日には約900㍍離れた裏山で、市が調査用に設置したセンサー付カメラが
クマの姿を撮影した。
同校では16日朝、教員4人が通学路に立って警戒。
クマよけの鈴を付けて通学する児童もいた。

 益子義仁教頭(49)は「普段からクマが出る地域だと思って指導しているが、
写真にクマの姿が明確に映っていて驚いた」。
市は例年、7月に同校周辺に電気柵を設置していたが、
今年は予定を早めて設置する方針。

 また、8日に約200㍍離れた場所でクマが目撃された宮ノ森中がある、
荒井山町内会の戎隆久会長(63)は「小中学生の通学路の近くなのでとても心配。
何事もないことを祈る」と不安げ。
13日に園内で足跡が見つかった西区福井の五天山公園は、25日まで閉鎖されている。

 市によると、本年度の市内の出没情報は16日時点で25件と昨年同期より2件多い。
北大大学院獣医学研究科の坪田敏男教授は、道内で1990年以降、
春グマ駆除が廃止された影響などで「札幌でも生息域が拡大し、
盤渓など近郊の山中にも住み着いている」と指摘。
加えて、昨秋にヤマブドウが豊作だったため
「栄養状態が良かったことから冬眠中の出産数が増え、
個体数が一時的に増えていることも考えられる」という。
坪田教授は山に入る際の注意点として
①フンや足跡を見つけた場合は引き返す②鈴などを鳴らし、自分の存在をクマに知らせる
③キャンプ場や登山道にゴミを放置しない― を挙げる。
「市街地に近い山だからと油断せず、
入山する際は注意を怠らないようにしてほしい」と呼びかけている。

  浦幌の団体「市内で生態調査」
 十勝管内浦幌町でクマの生態調査などを行っている
市民団体「浦幌ヒグマ調査会」(会長・佐藤芳雄浦幌町立博物館館長)が、
クマの目撃件数が増加している札幌でも生態調査や、
市民向けにクマの生態を解説する活動に乗り出した。
クマの生態を理解した上で、住宅街に出没するクマ対策を考えてほしいという。

 同会は、浦幌町でクマによる農作物の食害の深刻化などを受けて1998年に結成。
町民に加え、札幌圏の研究者やクマに関心がある会社員ら約100人で構成。
町内で生態調査や、小中学生向けにクマの生態を解説する講座を開くなどしてきた。

 同会の佐藤善和事務局長が昨年、酪農学園大(江別市)の准教授に就任するなど、
札幌圏のメンバーが増えたことから、
長年培ったノウハウを生かして札幌でも活動することにした。

 手始めとして6月上旬、市の許可を得て盤渓(中央区)、白川(南区)、西野(西区)、
手稲本町(手稲区)の「市民の森」4ヵ所に、クマの生態を調べる自動撮影カメラ12台や、
クマの毛を採取する装置を設置した。
市街地付近のクマの移動状況や、個体数、雄雌などを調べる。
調査結果は、市に提供するとともに、市民向けの講座などでも披露する考えだ。

 さらに8月中旬には、クマの通り道と指摘されている南区豊平川河川林の草刈を
地元住民と一緒に行い、クマが住宅街付近に出没する問題の背景などを解説する。
佐藤事務局長は「クマの目線を想像して市民と一緒に出没を防ぐ手立てを考えて生きたい」と
話している。 北海道新聞(川上 遼平 記者)

「野生動物出没でシンポジュウム」江別市
 市街地に出没する野生動物の問題に関するシンポジュウムが7月5日午後1時から、
江別市の酪農学園大中央館で開かれる。

 研究者らでつくる森林野生動物研究会と同大の主催。
帯広畜産大の柳川久教授がクマやシカなどにとっての河川林や防風林の役割を説明。
エキノコックス症などについての講演もある。

 入場無料。 希望者は直接会場へ。
問い合わせは酪農学園大広報室 011・388・4158へ。

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