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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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       「環境省が調査」

 
釧路湿原国立公園で越冬したエゾシカが春に約80㌔離れた
標津町まで移動していたことが、環境省の発信器調査でわかった。
同湿原でのエゾシカの季節移動が明らかになったのは初めてで、
同省は6月24日の専門家による検討会で報告した。
今冬は発信器の装着頭数を増やして湿原への流出入経路を把握し、
効率的な捕獲手法を探っていく。

 同省は昨冬からエゾシカの生息密度が高い釧路湿原東部の達古武沼(釧路町)に面した
丘陵地の森林(同省所管)内に囲いわなを設置し、49頭を捕獲した。
このうちメスの成獣2頭にGPS受信機を組み込んだテレメトリー送信機を装着して放し、
移動ルートの追跡を始めた。

 1頭は達古武沼周辺にとどまっているが、
もう1頭は4月13日から北東方向に移動を始め、
5月15日に標津町役場に近い牧草地に到着。
いまも河畔林などをねぐらに牧草を食べながら生息しているという。
夏は標津を出産などの生息地、冬は釧路湿原を越冬地とする個体で、
今冬も釧路湿原にやってくる可能性が高いとみている。

 釧路湿原では、今回の2頭のメスのように釧路湿原を越冬地に使う個体や
湿原内で通年過ごす個体のほか、夏の生息地に使う個体もいるとみられる。
また、釧路湿原の北部や西部でも、達古武沼のエゾシカのように湿原外の地域と
広範囲に季節移動していると思われる。
このため、同省は今冬、湿原内のコッタロ地域を通る道道から麻酔銃を使って10頭捕獲し、
発信器を取り付けて放す計画。

 検討会の座長で、道立総合研究機構環境科学研究センターの
宇野裕之・研究主幹は「想定していたが、釧路湿原のエゾシカの季節移動の一端が
明らかになったことは意義がある。
効果的に捕獲するには湿原にいるエゾシカの動きを把握することが重要で、
今冬の発信器調査の結果を期待したい」と話す。

 同省は今冬、発信器調査をする一方、達古武沼東側の丘陵地に
新たに1、2基の囲いわなを追加しくくるわなも併用して捕獲を続ける。
銃による捕獲は昨冬試したが、銃声で警戒心が強まり、
囲いわなやくくりわなに近づかなくなることから見送った。 
朝日新聞(奈良山 雅俊 記者)

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