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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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      「生息数飽和状態」分散に期待

 知床に生息するシマフクロウについて、環境省は7月11日、
羅臼町で開かれた知床自然遺産地域学会で、
この10年間、遺産地域内では10つがいの安定状態が続き、
繁殖成功率が低下していることを報告した。
生息数は飽和状態になっているという。

 環境省によると、遺産地域のシマフクロウは2005年~14年に毎年10つがいが形成され、
計39羽が巣立った。
繁殖成功率は10年まで50~30%で推移し、毎年7~4羽が巣立ったが、
11年以降は繁殖成功率が20~10%に低下、巣立ちも年1、2羽という状態が続いた。

 つがいの数が安定していることから、環境省は「飽和状態が続いている」とみる。
繁殖成功率の低下については、大雪や暴風雪など厳しい気象条件が指摘されるが、
シマフクロウの環境研究会の竹中健代表は
「これまで生まれた若い個体との競合やエゾクロテンの捕食も要因にある」と話す。

 シマフクロウは道東を中心に約140羽が生息していると考えられる。
1970年~80年代に約70羽まで減ったが、
巣箱の設置などによる保護増殖事業で徐々に増えてきた。
つがいの数は遺産地域を含む知床地域に
道内の5~4割を占める二十数つがいがいるという。

 環境省は「遺伝的多様性を考えれば知床の個体が他地域へ分布し、
近隣から流入するようになることを期待したい」としている。

 一方、環境省は13年度に遺産地域で424頭のエゾシカを捕獲した。
銃による捕獲が89頭、囲いわな4ヶ所(新設2ヶ所)で248頭、
岩尾別地区に新設した仕切り柵式の大型囲いわなで87頭。
初設置の囲いわなでは比較的順調に捕獲できたが、
同じ場所で続けている囲いわなは低調で、結果的に前年度の528頭を104頭下回った。

 環境省は、生息密度の低下とともに警戒心が強まったことや、
積雪など気象条件が影響したとみている。 朝日新聞(奈良山 雅俊記者)

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