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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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    「魅力語り合う」北海道・斜里町

 エゾシカ対策に女性を活用しようと、北海道・斜里町が、
ゆめホール知床でユニークなシンポジウムを開いた。
題して「狩猟女子ライフのススメ」。
地元の女性ハンターら4人が狩猟の魅力を語った。

 エゾシカによる農林業被害や環境への影響が問題となる中、
捕獲の担い手となるハンターは高齢化などで年々減少している。
同町は捕獲の担い手確保や狩猟技術の伝承を考え、
今年度から新規狩猟者確保対策事業に取り組み、最近じわじわと増えている
「狩猟女子」に注目した。

 1月14日夜のシンポジウムでは、道内の女性ハンティングネットワーク「TWIN(ツイン)」の
代表で、森林総合研究所の研究員としてエゾシカの生態や個体数管理などを
調査研究している松浦友紀子さん(40)が、ハンター歴17年の経験を踏まえて講演。
「女性が狩猟に関わることでシカ肉が家庭料理として広がり、
食育を通じて次世代ハンターの育成にもつながる」と話した。

 この後、猟友会斜里部会の会員でハンター歴1~2年という農協職員の阿部紗弥香さん、
山岳ガイドの伊藤典子さん、知床森林生態系保全センターの今福寛子さんが加わった。
3人とも20代で、それぞれ猟銃を所持した動機や出猟した時の苦労話などを披露。
今福さんは「人と動物の関わりや、肉や皮をどう有効活用していくかなど
狩猟から学べることは多い」と語った。

 狩猟免許の取得から猟銃の所持許可を得るまで約13万円かかるが、
町は9万円を上限に助成している。
町の担当者は「女性にも狩猟に参加していただき、
多様な視点を狩猟の現場に持ち込んでもらいたいと期待している。
朝日新聞(奈良山 雅俊 記者)

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                                           学校給食でシカ肉カレーを
 味わう児童

  「命って」考える契機に  

 野生ジカの肉を学校給食に使う試みが広がっている。
  シカは農林業にとっては食害をもたらす厄介者だが、
採用した学校では地産地消を通し、
動物の命や地域の環境を考えるきっかけにもなっている。

 北海道東部の山あいにある認定子ども園・置戸町子どもセンターどんぐりは、
2013年11月から月1回、エゾシカ肉を給食で出している。
ハンバーグやカツレツ、竜田揚げ・・・。
80人の児童からは「やわらかい」「ラム(子羊)肉より好き」と好評だった。
同園は地産地消にこだわり、農産物は地元農家から買い、園児も野菜を育てる。
町の給食センターや老人ホームの栄養士らが自生のフキも採取し、
「大地の恵み」として給食に使う。
これに「森の恵み」のシカ肉を加えた。
野生鳥獣を使ったジビエ料理の代表的な食材の一つで、
鉄分が豊富な低脂肪・高たんぱく。
同園は献立の幅を広げる新しい食材としてとらえた。

 仕掛け人は栄養士の太田晶(あきら)さん(41)。
ホテル勤務など経て釧路短大(北海道釧路市)に入り、
シカ肉を栄養面から推奨する岡本匡代准教授(41)=食品学=に学んだ。
13年春卒業し、同園に勤務すると、シカ肉給食の準備を始めた。

 同園のある置戸町は人口約3100人の農林業の町。
町名はアイヌ語の「オケトウンナイ(シカ皮を乾かす所)」に由来する。
太田さんは「シカ肉給食は、命をいただくという動物への感謝の気持ちを育み、
地域の環境を学ぶことにもつながる」と話す。

 シカは地元ハンターも捕獲するが、安心・安全の観点から北海道のマニュアルに沿った
食肉処理・加工をするエゾシカ協会認証施設から仕入れている。

 同園は今年、農林水産省の外郭団体が主催する地産地消給食等メニューコンテストの
学校給食・社員食堂部門で、最高賞の農林水産大臣賞も受賞した。

 シカ肉給食は北海道では釧路市でも年1~2回ほど出されている。
全国的にも、シカの食害に悩む山間地の学校を中心に導入の試みが進んでいる。
メニューはカレーが中心だ。

 兵庫県丹波市青垣町では2008年度から年1回、小中学校で提供。
滋賀県では多賀町が小学校で年2~3回、日野町でも幼稚園や
小中学校で年1回取り入れている。
岐阜県揖斐川町では14度初めて幼稚園や小中学校などで試験的に導入し、
「15年度以降は今後検討する」という。

 献立が多彩なのは高知県香美市。
10年度から小中学校で各学期に1回提供し、これまでチンジャオロース、
麻婆豆腐、シチュー、バーガーを出した。

 普及に課題もある。
長野県下諏訪町の下諏訪南小では2年ほど前、年1回のシカメニューをやめた。

 良質な肉を得るにはシカの捕獲や処理にコストがかかるため価格は牛肉並みで、
購入費が負担になった。
静岡県伊豆市では野生動物の肉を使うことには保護者らの不安があり、
導入を断念したという。

「今が旬 鉄分豊富な 美容肉」
 シカってどんな肉なのか・・・。
エゾシカ肉の栄養組成を研究する岡本准教授は「一言でいうと『美容肉』」と話す。

 ロースで比べると、たんぱく質は和牛の2倍、豚の1・2倍。
半面、脂質は和牛の2・6%、豚の9・2%にとどまる。
エゾシカ肉には、体内で合成できないリノール酸をはじめ、
健康によいとされる脂肪酸が多く含まれるという。

 注目されるのは鉄分だ。
100㌘中6・0㍉㌘は和牛の7倍以上。
鉄分は、血液中のヘモグロビンとして酸素の運搬や重要な酵素の成分になることが多く
代謝反応にも関わる。

 食味は牛の赤身に近く、ヒレ肉のローストはしっとりとやわらかい。
エゾシカの場合、たんぱく質や脂質が増えている今が旬という。
岡本准教授は「子どもやお年寄りにも優しい肉。料理法も多彩で、
学校給食や病院食にもどんどん広がってほしい」と話している。
 朝日新聞(奈良山 雅俊 記者)

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 富士山南斜面、道路脇のシカ  

  富士山「植林 枝に被害」  

 
シカが増え続けている。
被害は北海道から屋久島まで広がり、
農作物だけにとどまらない。

下草が食い尽くされ土砂崩れの危険が高まる場所も。
10年後に倍近くに増えるという試算もある。
捕獲を強化するため鳥獣保護法も改正され、新たな試みも始まった。

 野生のシカを捜して、富士山南斜面、静岡県裾野市の有料道路
「南富士エバーグリーンライン」を車で走った。
標高千㍍付近、シカが横切った。
車を止めてカメラを構えたが間に合わない。
走り出すとまた一頭、扉を開けた途端に逃げられた。
数頭を逃がし、今度は車を手前から徐行させる。
近づいても、母子らしいシカは道路脇で草を食べ続けていた。
静かに窓を開けて300㍉の望遠レンズで撮影できた。

 静岡県によると、富士山地域の県側には推定1万頭前後が生息。
木々は樹皮をはがされ、植林しても葉や枝先を食べられる。
国有林では4年前、静岡森林管理署や猟友会などが協力して、シカの駆除を始めた。
猟師ら十数人がかりで週末に通年行ったが、2010年度は288頭。
簡単には減らせなかった。

 そこで12年1月、新たな作戦を始めた。
「誘引狙撃」という。
シカがよく通る場所に1週間、エサをまく。
県警と打ち合わせ、捕獲時は林道を閉鎖、
捕獲エリアには関係者以外が立ち入れないようにする。

 シカ漁歴40年の早川五男さん(64)も車で忍び寄る。
「3頭以下の時しか討たない」。
わずか5秒たらず、連射で全頭倒すという。
逃せば警戒して寄りつかなくなるので「1頭も逃がさない」と数々の射撃大会で優勝してきた
岩崎秀志さん(48)もいう。

 この体制は北米NPO法人の捕獲法を参考にした。
早川さんらはNPO法人を設立し事業として請け負う。
討手1人ずつが2ヵ所、冬の12~15日間だけで効率よく、
昨年は119頭、今年は177頭捕獲した。

 誘引狙撃は、射撃に高い技術がいる。
兵庫県立自然・環境科学研究所の坂田宏志准教授が進めるのは
地域住民も参加できる罠猟だ。
シカの被害に悩む淡路島、兵庫県洲本市を訪ねた。
暗闇の畑にライトを向けると、あちこちでシカの目が不気味に光る。

 県は罠の講習会を始めた。
野生鳥獣連携対策センターの初田一義さん(61)が、足跡やふんからシカの通り道を探し、
罠の設置やエサのまき方を住民に教える。
指導後の捕獲数は前年に比べて多い集落だと15倍以上、平均でも倍以上に増えた。

 南アルプスでも被害が深刻だ。
長野県東南から山梨県境周辺は下草が食べ尽くされ、地面がむき出しの森が広がる。
麻布大獣医学部の南正人准教授は
「土砂崩れがいつ起きてもおかしくない」と危機感を強める。
実際、東京都奥多摩町の川苔山ではシカの食害で裸地化した斜面で
10年前、土砂崩れが起きている。

 「生息 20年で5~100倍」  
 シカの生息数は11年度推定325万頭前後(環境省と北海道の合計)。
20年前の5~10倍前後に増え、捕獲ペースが今のままだと
10年後に500万頭になるとの試算もある。
被害は12年度、農作物82億円。 森林は6500㌶だった。

 一方、1970年に53万人だった狩猟者は2010年は19万人に激減した。
里山利用の減少もシカが増えた一因だが、そもそもシカは繁殖率が高い。
雌は通常2歳から毎年1頭出産、毎年約1・2倍ずつ自然増加してきた。

 シカは鳥獣保護法で守られてきたが、「適正数の管理」へ軸足を移そうと
今年5月、捕獲事業者を認定し、猟友会だけでなく民間業者にも参入してもらう狙いだ。

 「食害のシカ 餌に薬混ぜ駆除」静岡県  
 
食害が深刻なニホンジカを硝酸塩の入った餌で駆除する方法を
静岡県職員らが考案した。
一度胃にのみ込んだ食べ物を口に戻して徐々に消化する
「反芻動物」の特徴を利用したものだ。
「シカ対策は待ったなし。銃やわなを使って駆除するより人への危険度が少ない」とし、
他の動物への安全性を確認しながら実用化を目指しているが、
「残酷だ」といった声も出ている。

 考案したのは、県農林技術研究所森林・林業研究センターの大庭裕上席研究員ら。
硝酸塩が反芻動物の胃に入ると、細菌で亜硝酸塩に変わる。
すると、赤血球が酸素を運ぶ能力を奪われ酸欠に陥り死に至る。

 大庭さんらは1~2月、同県伊豆町で住民の同意を得て効果を確認し、
致死量も判明させた。
「餌に避妊薬を混ぜる方法は他の動物に影響が出る恐れがあるが、
この方法は反芻動物以外に影響がない」と話す。

 国の天然記念物のニホンカモシカも反芻動物だが、
その生息域では実施しないと説明。
倫理面については「わなと比べ、どちらが苦しまないかは議論があるだろう。
効き目が出るまでの時間を短くするなどの研究を進めたい」と話す。

 センターによると、この方法を9月に公表したところ、
「残酷だ」といった意見が数件寄せられた。
趣旨などを説明すると一定の理解は得られたという。

 公益財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパンは取材に対し
「ニホンカモシカにも影響が出る恐れがあるので反対」と話す。
動物保護団体「クリステル・ヴィ・アンサンブル」は、
致死量を摂取しなければ苦しみ続ける。ふらふらと道路に出てきて、
交通事故を引き起こす可能性もある」と指摘。
その上で「鳥獣保護法や他の野生動物への影響、野生動物福祉の観点から
検証と議論を重ね、慎重に期すべきではないか」と指摘した。 朝日新聞 記事   

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 「クリオネ」知床

 北海道の世界自然遺産・知床で、
ダイビングのシーズンが到来。
知床半島の北側の斜里町ウトロ地区には
断続的に流氷が接岸。
2月13日、気温零下6度、表層水温0度の海に潜ると、
体長1・5㌢ほどの流氷の妖精、クリオネの姿が見られる。
 
  今年の斜里町への流氷接岸は、昨年より3週間ほど早い。
ただ、流氷はこの日、風に流されて沖へ。
すると、開いた海面に小さい氷の結晶が次々とでき、薄氷となって漂った。  朝日新聞記事

  「食事の時は別の顔」2015年5月3日

 ゴールデンウィークに桜の開花と相まって、各地の行楽イベントも花盛り。
北海道・紋別市の道立オホーツク流氷科学センターでは3~5日、
クリオネの「お食事ショー」を公開した。

 クリオネは同じ巻き貝の仲間で海中を泳ぐ数㍉のリマキナが大好物。
頭の上から6本の触手(バッカルコーン)を出して捕まえるが、
この瞬間、「流氷の天使」が不気味な悪魔に豹変する姿が子どもたちを引きつける。
ところが、このリマキナが希少で、ショー自体が珍しい。

 同センター学芸員の桑原尚司さん(39)が今冬採取したリマキナはクリオネ5千匹中17匹。
公開を前に昨冬の冷凍リマキナで捕食の瞬間を見せてくれたが、
「今年は生きたリマキナを使うので、クリオネの反応もいいはず。ぜひ見に来て」。
各日午前と午後の2回。 問い合わせは同センター(0158・23・5400)へ。

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   「エゾリス」札幌

 2月9日正午までの最低気温が零下6・4度と、
厳しい寒さが続く札幌市で、市街地郊外の林の中を
野生のエゾリスが元気に駆け回り、
散歩で訪れた市民の目を楽しませている。

 エゾリスは冬眠せず、厳冬期でも雪の中で活動する。
同市中央区の北海道神宮そばでは、木から木へと飛び移り、
エサとして保存した木の実を掘り出すためか、
時折、雪の中に頭を突っ込む姿も見られる。
冬は両耳の毛が長くなるのも特徴という。

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