山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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背番号5がバットを振り抜く。
本塁上のクロスプレー。観客席が沸く。
タッチアウトか否か。
「点が入るかどうかという勝負の瞬間が一番どきどきする」。
その瞬間を描こうとした。
広島県府中町の県立安芸府中高校の2年生。
絵の素材になっているのは、同校の野球部。
昨年6月からコンパクトのデジタルカメラを手にほぼ毎日グランドに通い、
練習や試合を撮影した。
ピントやタイミングが合わず、思い通りの写真を撮り終えるのに約2ヵ月。
野球にあまり興味がなかったはずなのに、
試合に夢中になって肝心の場面を摂り逃したこともあった。
約1200枚の中から3枚をパソコンに取り込み構図を決め、
アクリル絵の具で色づけしていった。
基調は赤系8色。
「夏の甲子園の暑さと戦いの熱さを表現したかったから」。
審査委員からは「物語が感じられる」と評価された。
授業中も休み時間も、暇さえあればアニメや漫画のキャラクターを
鉛筆でノートに描く子どもだった。
小学校の絵画クラブと中高の美術部の仲間に刺激を受け、
考え方や描き方の幅が広がった。
だから作品にはいつも「絆」というメッセージを込める。
今年の夏は、甲子園に足を運ぶつもりだ。
「同い年くらいの子が仲間と共に頂点を目指す。その『絆』を間近で感じたい」
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