山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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「希望の灯り」と名付けられたガス灯のモニュメントが神戸市役所の
南隣の公園にある。
震災の遺族らでつくるNPO法人「HANDS」が設立し、管理してきた。
「3・11」以来、HANDS代表としてきの灯りを東日本大震災の被災地に分灯している。
福島県南相馬市、いわき市、岩手県陸前高田市、大槌町・・・。
1月16日、東北でともった灯りが神戸に持ち寄られ被災者が近況を分かちあった。
「灯りがあれば、人は顔を上げる。周りに集うことができる」
俳優である。
NHKで放送中の朝ドラ「純と愛」にも出演している。
東京都出身だが、息子のアトピー治療のために転居した神戸で、
阪神大震災に遭った。
避難所で小学生の息子2人を亡くした男性に出会った。
同世代だった。
とっさにかけた言葉は「うちだけ生きてごめん」。
あとはただ横に腰掛けて手を握っているだけだった。
しばらくして「ありがとう」と小さな声。
傷ついた人とは「向き合う」よりも、「寄り添う」ことが大事だとわかった。
遺族支援を通じ、「世の中は不条理で、人生は喪失と悲観の繰り返し」と知った。
立ち直りかけた矢先に別の家族を病や事故で亡くす人。
酒に溺れ仕事を失う人。
子の死後、離婚する夫婦。だが・・・
「絶望の中でも生き続ければ、いつか光が見えてくる。
灯りの周りにあなたに寄り添う人がいる」
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