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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 W杯ジャンプ女子で総合優勝し、
クリスタルのトロフィーを手に笑顔で声援に応える
高梨沙羅選手=17日




 

    沙羅成長中 ソチへの宿題」3月21日

 今季を終えたノルディックスキー・ジャンプの女子ワールドカップ。
史上最年少で個人総合優勝を果たした16歳の高梨沙羅は、
16戦で8勝と、勝ち方を覚えた飛躍の1年となった。
一方で、着地の課題が残っている。

 右足を引きずり、支えられて歩く高梨の顔がゆがんでいた。
世界選手権のサラ・ヘンドリクソン(米)を2回とも飛距離で上回りながら
飛型点で劣り、2位となった17日の最終戦。
着地時の衝撃で両脚のすねを痛めた。
ここに、強みと弱みが同居している。
 
 低い助走姿勢から高い飛行曲線を描き、世界トップレベルの飛距離を生み出せる。
問題は着地時のテレマーク姿勢で、決まらないと足にかかる負担は大きい。
今季はその課題に取り組み、「進歩したと思う」と振り返るが、
スムーズに決められる域には達していない。
「これ以上飛んだら危険」となるヒルサイズ級での勝負になっても
決められるかどうかが宿題だ。
 
 また、渡瀬弥太郎前コーチが2月に突然辞任。
今季からスタートゲートをコーチの判断で下げられるようになり、
二人三脚で勝ち方を探ってきたが、高梨は来季、再び一からやり直すことになる。
 
 女子ジャンプが新採用され、W杯総合王者として挑むソチ五輪。
金メダルが是が非でも奪いにいくだろうか。
五輪でノルディック勢の惨敗が続いている
全日本スキー連盟の戦略と知恵が問われる。 朝日新聞

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 「高梨 2位」5連勝逃がす 3月15日

  女子個人第15戦(HS 105㍍)がノルウェーのトロンヘイムであり、
個人総合優勝を史上最年少で決めた16歳の高梨沙羅は274・9点で2位となり、
W杯5連勝を逃した。
 
 世界選手権覇者のサラ・ヘンドリクソン(米)が101・5㍍、101㍍の283点で今季3勝目、
通算12勝目を挙げた。
高梨は1回目に最長不倒の105㍍で2位につけたが、2回目は100㍍にとどまり、
順位を上げられなかった。
 3位はジャクリーン・ザイフリーズベルガー(オーストリア)。
 
 他の日本勢は上位30人による2回目に進めず伊藤優希が36位、
平山友梨香が39井、茂野美咲が42位だった。
 
 「高梨移動のトラブルも敵」

 
 海外旅行ありがちなトラブルに、高梨の顔がゆがんだ。
  「こういう経験は初めてだったので」。
経由地のフランクフルト(独)で悪天候のため足止めをくい、
前日の公式練習はスキー板が届かなかったためにキャンセル。
日本勢だけ不規則な行動となり、冬季始めて飛んだジャンプ台に1日で
適応するのはたやすくない。

 案の定、高梨は2回目に失敗ジャンプ。
「タイミングが遅れて空中でロスした」。
女子ジャンプW杯の記録更新する5連勝はならなかったが、
「失敗した中でも表彰台に立ててうれしい」。
必死に顔を上げた。

 日本、混合ジャンプ 「金」世界選手権 2月24日 

 ノルディックスキーの世界選手権第5日は24日、
イタリアのバルディフィエメでジャンプの混合団体戦がノーマルヒルで行われた。
日本(伊藤有希、伊東大貴、高梨沙羅、竹内択)が金メダルを獲得した。
日本選手の世界選手権優勝は2009年大会の複合題団体以来、2大会ぶり。

 男女2人ずつが交互に飛んで争うジャンプ混合団体は
世界選手権で初めて行われた。
16歳の高梨は五輪、世界選手権を通じ、
スキーの日本選手で史上最年少の金メダリストになった。
高梨は「一番欲しかったメダルを首にかけてもらった。
個人戦より感動とうれしさが倍増した」と語った。
 
 2位オーストリア
 3位ドイツ

 日本選手の飛距離
伊藤有希 ― 90、 91・5㍍
伊東大貴 ― 100、100㍍ 
高梨沙羅 ― 101・5、106・5㍍
竹内択  ― 100・5、 101・5㍍
 男子と女子はスタートゲートの位置が違う。

 「竹内「沙羅が刺激」
 心地よい緊張感に、竹内がスタートゲートで小さく息を吐いた。
最終ジャンパーの重圧は計り知れない。
優勝が決まるとなれば、なおさらだ。
「やることはいつもと変わらない」。
着地後に振り上げた右腕に思いがこもる。
仲間と抱き合い、ようやく重圧から解き放たれた。

 最後の4番手には、ワールドカップの通算勝利数で史上最多を更新している
シュリーレンツァウアー(オーストリア)ら世界の猛者がそろった。
日本としては竹内までにリードを広げておきたいところだ。

 そこで、3番手の高梨が大ジャンプを連発。
2回目には、この日飛んだ全選手の中で最長となる106・5㍍を飛び、
流れを確かなものにした。

 この16歳が軸になり、プラスアルファの力が引き出されたのかもしれない。
伊藤の出遅れを、伊東がすぐにカバー。
4番手の中で2回とも最高得点を出した竹内は言う。
「(高梨)沙羅ちゃんが刺激になっているし、心強い」。
男子の横川朝治ヘットコーチは「沙羅が(竹内の)重圧を和らげてくれた」と見た。

 今大会から採用された混合団体戦。
団体戦で戦うことが多くない高梨は、しみじみと感謝の言葉を並べた。
「4人で飛んだけど、周りの方がサポートしてくれて、
自分のやることだけに集中できた。これはチームで取ったメダルだと思います」
 朝日新聞

  世界選手権「高梨沙羅 銀」2月22日

 イタリアのバルディフィエメでジャンプ女子個人ノーマルヒル(HS106㍍)があり、
高梨沙羅が2位に入った。
ワールドカップ個人総合優勝に続く栄冠はならなかったが、
世界選手権で3回目の実施となったこの種目で日本勢初のメダルを獲得した。

 1回目で104・5㍍、2回目で103㍍を飛び、251・0点だった。
昨季総合王者のサラ・ヘンドリクソン(米)が 106㍍、103㍍の253・7点で初優勝した。
他の日本勢は伊藤有希が20位、茂野美咲が22位、平山友梨香が24位。

  「金メダルを目指し、ずっと練習してきたわけですから」。
悔しさはある。
だが、それ以上の充実感が高梨の胸にあった。
「納得のいくジャンプはできた。メダルを取れたことでほっとしている」

 17日に史上最年少の16歳でW杯総合王者に輝いたばかり。
世界から注目されるなか、今大会はジャンプ台の攻略に苦しんだ。
「この前の(W杯)リュブノとは違う台。傾斜が緩くて、タイミングが合せづらい」。
試合前の試技でも飛ぶタイミングが合わない。
「うまくいかなくてずっと悩んでいた」

 だが、助走時にアプローチをゆっくり組み、
前へ突っ込みすぎないようにすることでタイミングを合せた。
104・5㍍に着地し、1回目からガッツポーズ。
不安が消えた。

 優勝したヘンドリクソンとはわずか2・7点差。
しかし、2人の間には技術面で大きな差がある。
ともに100㍍越えのジャンプで競ったが、
高梨は2回ともテレマーク姿勢を入れられなかった。

 「それが私の弱さです」
 シーズンを通して争うW杯個人総合優勝と違い、
一発勝負で勝つのはたやすくない。
2年前の世界選手権は6位に入賞し、今回は2位。
「自分の最大限の力を発揮しないと結果は出ない。もっと確率を上げていきたい」。
女子ジャンプが新種目となるソチ五輪へ、夕暮れ時のイタリアで誓った


「16歳高梨沙羅 総合V」2013年2月17日

 ノルディック・スキージャンプのワールドカップ(W杯)は17日、
女子個人第14戦がスロベニアのリュブノであり、
16歳4ヵ月の高梨沙羅が今季8勝目を挙げ、
個人総合優勝を決めた。
スキーW杯では男女を通じて史上最年少の総合王者で、
日本選手のジャンプW杯総合優勝は初めて。

 高梨は蔵王大会から4連勝でW杯得点を1137点に伸ばし、
2試合残して頂点に立った。
 スキーW杯での日本選手の総合優勝は2007年~08年シーズンにモーグルを制した
上村愛子以来、7人目。
 
 高梨は「もう決まったんですか。あまり考えていなかった。結果にとらわれず、
自分のジャンプをしようと楽しく臨んだので。
1回目はここにきて一番のジャンプができたので、最高の一日になった」と語った。

 「史上最年少の総合王者が生まれた」
 17日、スロベニアのリュブノであった女子個人第14戦(HS 95㍍、K点85㍍)で、
16歳4ヵ月の高梨沙羅が266・9点で今季8勝目を挙げ、達成した。
高梨は1回目に89・5㍍、2回目に92㍍を飛んだ。
2位にコリーヌ・マテル(仏)、3位に昨季の総合王者サラ・ヘンドリクソン(米)が入った。

 これまでのスキーW杯の最年少王者は、
1991年~92年の男子ジャンプを16歳9ヵ月で制したトニ・ニエミネン(フィンランド)。
 
 飛ぶタイミングを合わせるのが難しいというジャンプ台でも、桁違いの強さだった。
 
 1、2回目ともに、最後に飛ぶ高梨だけがスタートゲートを下げた。
ライバルたちと比べて助走スピードは落ちる。
それにもかかわらず、
2かいとも最長の飛距離をマーク。
4連勝で総合王者に上りつめた。
総合優勝にあこがれた日を覚えている。
昨年の3月9日、オスロであったW杯最終戦だった。
 
 初代王者のヘンドリクソンがクリスタルトロフィーを抱くのを、
総合3位の高梨は真横で見つめた。
 「すごく格好いいな。シーズンを通して強い選手が総合チャンピオンになれるんだ」
 
 自分との差は何か。
 「まだまだ未熟。技術的にも精神的にもレベルを上げていきたい」。
静かに雪辱を誓った。
今季はより低い助走姿勢から飛び出せるように、アプローチに磨きをかけた。

 苦手だった着地時のテレマーク姿勢を改善。
昨季は1勝にとどまったが、今季は8勝まで積み上げた。
 
 日本人初の快挙。
かつて世界をわかせた男子陣でもW杯総合優勝には届いていない。
長野五輪金メダルの船木和義が1997年~98年シーズンに入った2位が最高だった。
 「今日は総合優勝を意識していなかったが、自分でもできて感動している」
 昨季から始まったジャンプの女子W杯で、世界を驚かした16歳が、照れるように笑った。

 「4ヵ月で高卒認定合格」
 昨春に中学を卒業し、北海道旭川市にあるインターナショナルスクールに通う。
ジャンプの強豪校も選択肢にあったが、
「自由のきく環境の中で、どれだけ自分が伸びるかを試したかった」。
競技に専念するため、昨年8月には、わずか4ヵ月の勉強で高校卒業程度認定試験に合格。
それまで毎朝5時半に始発電車に乗り、2時間ほど教科書とにらめっこ。
連日、7時間くらい勉強したという。

 いったん、スイッチが入るとマイペースながら夢中になる。
父の寛也さんが元選手で、4歳上の兄もジャンパーだった。
その影響や友達が飛んでいるのを見て小学4年出始めた。
「始めは怖かったけど、飛んでみると楽しかった。鳥になったみたい」。
そんな心地よさから、のめり込んだ。
身長152㌢と小柄ながら、小さいときの習ったバレエで身につけたバランス感覚が
圧倒的に飛距離を生む。
 
 「シーズンオフは気のむくまま生きています。
昼までずっと寝ていたいけどそれはダメと起こされる」。

  次戦は、20日にイタリア・バルディフィエメで開幕する世界選手権になる。
初めて出場した2年前の前回大会は日本勢発入賞となる6位。
今回は総合王者の重圧とも戦いながら、初優勝を目指す。
「今回できたことをイタリアにもっていきたい。しっかり楽しんで、結果もついてくればいい」。
こんな心の余裕も武器になる。 朝日新聞

 

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