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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 厚岸湖内にある段カゴをつり上げる
日向(ひむかい)秀樹さん



 「厚岸湖のカキ」釧路管内・厚岸町

  道東・釧路管内厚岸町を代表する味といえば、
なんと言ってもカキ。
道内だけでなく、本州でも高い知名度を誇る。
通年で生産しているが、間もなく1年で最もうまい時期を
迎えようとしている。

 午前7時。段カゴと呼ばれる直径約50㌢、高さ1・5㍍あるカゴがクレーンで船から
前浜に下ろされた。
藻が全体を覆い、一見しただけではカゴに見えないが、中は7層に仕切られ、
厚岸育ちのカキが、約700個入っている。

 カキ漁師20年の日向秀樹さん(37)はカゴからカキを素早く取りだし、
ホースで土や泥を落とす。
48時間かけて消毒・殺菌を行った後、殻付やむき身として出荷する。

 日向さんは毎春、ホタテの貝殻に付着させた稚貝を宮城県から購入。
汽水湖の厚岸湖で翌年秋まで成長させた後、ホタテ貝殻から外して段カゴに入れ、
今度は厚岸湖の海水に移す。
湾内のミネラルを吸収して大きくなったカキを、再び厚岸湖に戻して
1週間たってから出荷する。

 かつては天然のカキが採れた厚岸。
町名の由来「『カキの漁場』の意味である『アツケシ』から来たという説もある」
(厚岸町ホームページ)というほど。

 「厚岸湖は水深が浅いためアマモが生えやすく、
そこに付着する藻類のケイソウがカキのえさとなる点が大きな特徴で、
これが成長を助けているのでは」。
北大北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所所長の
中岡雅裕教授(海洋生態学)は、そう話す。

 現在はすべて養殖となった厚岸のカキは3種類ある。
宮城県の稚貝を厚岸で養殖した「マルえもん」、宮城である程度大きくなった半成貝を
数ヵ月地元で養殖する「ナガえもん」、厚岸町産の稚貝を養殖する「カキえもん」。
主力はマルえもんが中心だ。
 
 厚岸のカキの出荷量(生産量)は、殻付換算で2010年に1030㌧(農林水産省統計)と、
全国の年間生産量約20万㌧の1%にも満たない。

 しかし、その「ブランド力」は、道内のみならず本州でも知られる。
厚岸漁協直売店の安藤義秀店長は「むき身でも厚岸産は1㌔当たり3000円で売れるなど、
他地域産の3倍くらいの値が本州でつく」と話す。
今年8月には厚岸産カキを主力とするご当地酒場も東京に誕生した。

 残暑の影響で本州産カキが低調だった10月~11月初めは厚岸産カキへの需要が高まり、
浜値が例年の2~3倍に高騰したほどだった。

 厚岸の湖と湾を行き来することで、ふっくりと太った甘みある厚岸産カキ。
最もおいしい食べ方は「やはり生が一番ですかね」と日向さんは話す。

 厚岸では、秋には「桜・牡蠣まつり」が開かれる。昨年は震災の影響で、
いずれも期間が三分の一の3日間に短縮されたが、今年は震災前と同じにし、
人出のにぎわいも戻った。
放卵後に養分をたっぷり吸収して太ったこれからが「何と言っても一番の旬」と、
関係者は口をそろえる。 北海道新聞記事

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