食と健康学“新たな生命 色とりどり”

　「ブリッコ」　えりも海岸

　赤、緑、オレンジ・・・。
浜に色とりどりの宝石がちりばめられたようだ。
12月2日早朝、日高管内えりも町歌別の波打ち際に、
「ブリッコ」と呼ばれるハタハタの卵魂が大量に打ち上げられた。

　ハタハタは水深数㍍の浅い海底で、海藻に卵を産みつける。
しけが続くと海藻からはがれ、波の力で海岸に打ち上げられる。
卵魂によって色が異なるのは、ハタハタが食べたエサの影響とされる。

　えりも漁協指導部の小玉一宏さんによると、直径3～5㌢の卵魂のうち、
小さなものは東日本大震災直後の2011年4～5月にふ化した満1歳魚が初めて産んだ卵。
小玉さんは「津波に負けず無事育ってくれた。ホッとした」と喜ぶ。
ブリッコは乾燥に強く、漁協が組合員に呼びかけ、回収作業が行われる。
例年1～2㌧が集まり、回収した卵魂は人工ふ化事業にまわる。

生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。

「抗酸化物質」酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル（菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル）を追加致しております。