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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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                                                  「知床のヒグマ」  

 この秋、知床の自然遺産地域内のドングリは、
北海道森林管理局知床森林生態系保存センターが
調査を開始した1989年以降、
記録的な大豊作だったことがわかった。
今年はカラフトマスの遡上が少なかったが、
ドングリの豊作でヒグマはたっぷり栄養を蓄えて
冬を迎えることになりそうだ。

 同センターは、知床を代表する広葉樹ミズナラの
成育状況を把握するため、遺産地域の斜里町側でドングリの結実調査を続けている。
調査地はカムイワッカ湯の滝方面のイタンシュベツ地区と、
羅臼岳登山口に近い岩尾別地区の2ヵ所。
調査木はイタンシュベツ地区10本、岩尾別地区15本(89年は10本)の計25本。
調査木につき1㍍四方の枠に網を張ったシードトラップを3台設置し、
毎年9~10月に落ちてくるドングリの数と重さを調べている。

 昨秋は調査木1本あたりの回収量が620個と凶作だった。
だが、今年は1万5356個と一変し、
これまで最高だった2009年の1万686個を大幅に上回った。
年平均3510個の約4・4倍で、実の重さも平均2・1㌘とほぼ平年並みの実入りとなった。

 同センターの和田哲哉専門官は今年の大豊作について
「豊作を繰り返す要因は諸説あるが、ここ数年豊作と言えない状況が続き、
その間に木が一定量の養分をためたことが要因かも知れない」と話す。
 おかげでドングリを食べる動物たちにとっては、ありがたい実りの秋になったようだ。

 知床半島のヒグマ対策を担う知床財団によると、今年のヒグマの目撃件数は
斜里町側で778件(11月10日現在)、羅臼町側で107件11日現在)で、
ほぼ平年並みだった。

 今年は夏から秋にかけてカラフトますの遡上が少なく、
栄養価の高い食べ物を求めて人里への出没が心配されていたが、ドングリのほか
ヤマブドウやコクワも豊作だったという。
同財団は、ヒグマは森の中で十分に栄養を蓄えることができたのではないかとみている。
朝日新聞 (奈良山 雅俊 記者 )

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