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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 透明な水をたたえる摩周湖。
手前は摩周岳、右奥は屈斜路湖


   「摩周ブルー」  

 摩周湖(弟子屈町)の外輪山の内壁は、そこが火山であることを語っている。
 気象庁によると、摩周火山は道内に31(北方領土は11)ある活火山の一つだ。
屈斜路カルデラの東壁上で、遅くとも約3万4千年ほど前から成層火山として成長し、
7千年ほど前の大規模な噴火でカルデラを形成した。
このカルデラという大きなくぼみに水がたまったのが摩周湖だ。

 このところの湖は今より広かった。
しかし、約4千年前に摩周岳が噴出。
東側の4分の1ほどが埋められた。
さらに、千年ほど前にはその摩周岳の山頂が大噴火で破壊され、
現在の姿になったと考えられる。

 上空から見ると、水のたまった大きな火口(摩周湖)と、
樹木で覆われた小さな火口(摩周岳)が隣接しているのがよく分かる。

 国立環境研究所を中心とする調査チームの一員、千葉大学教育学部の
濱田浩美教授(地理学)と小型調査ボートに乗り、内壁(カルデラ壁)を観察して回った。
それは7千年ほど前の大噴火で巨大な火山の上部が吹き飛んだ。
その断面だった。

 内壁には、輝石安山岩(きせきあんざんがん)の溶岩流、
安山岩質の溶結疑灰石、軽石流を見ることができる。
西側の中央付近にある第3展望台の下の方の壁では、吹き飛ぶ前の摩周火山が、
噴火のたびに噴出したこれらの火山砕屑物(さいせつぶつ)や火砕流堆積物、溶岩流を、
徐々に積み重ねて成長していったことを示す、幾重にも重なる層が確認できる。

 濱田教授は「ここの壁が切り立っていてダイナミック。湖も急激に深い。
第3展望台から見下ろせて、外輪山の上からでは最も美しい湖水を
見ることができる場所」と話している。

 摩周湖の外輪山の内側は阿寒国立公園の特別保護区で、
学術調査以外での立ち入りは禁じられている。 朝日新聞 記事

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