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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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                        「ノロウイルス」対策

 ノロウイルスが流行する季節です。
特に小さな子どもの場合、保育園や学校などで
集団発生することがあります。
感染を防ぐには、どんな点に注意すればいいのでしょうか。

 全国約3千の小児科医療機関で定点観測をしている
国立感染症研究所によると、ノロウイルスを中心とした
感染症胃腸炎の患者は、
昨年12月17日現在の速報値(12月1日~7日)で
1医療機関あたり9・63人。
 大きな流行が発生・継続しつつあるという状態を示す「警報レベル」の20以上なのは
大分県で、佐賀県も18人と近づいている。

 川崎市の保育園「キディ百合ヶ丘・川崎」では昨年11月28日、園児や保育士らに、
ノロウイルスへの対応を教える講座が開かれた。
済生会横浜市東部病院小児肝臓消化器科の十河剛医師が話した。

 十河医師が「もしお友達がゲッと吐いたら、心配だけど、ウイルスがいるかもしれないから、
触ったり近づいたりしないようにしてね」と話しかけると、
園児たちは「はーい」と返事をした。

 そのほか園内での注意としては、友達とハンカチの貸し借りをしたり、
飲み物を回し飲みしたりしないようにすること。
これもウイルスに感染するのを防ぐためだ。
手洗いも大切だ。
外から帰ってきたら、せっけんを使ってしっかり洗うことを習慣にしよう。
「忘れがちな爪の間もしっかり洗いましょう」。
指を曲げ、指先を立てて手のひらでこするようにするとよい。

  洗った後は服などで拭かず、清潔なタオルを使う。
 また、体力が落ちると感染しやすくなる。
クリスマスや年越し、お正月などイベントが多い年末年始だが、
「栄養バランスのとれた食事と、早寝早起きが一番です」と、十河医師は話す。

  「怖い脱水症状」
 感染してしまったら、どうすればよいのか ?
 十河医師が注意を呼びかけるポイントは嘔吐物などに含まれるウイルスに
直接触れたときだけでなく、舞い上がったものを吸い込んで感染する可能性だ。
「ウイルスをひと息で数十個吸い込むだけで感染する場合もあります」。
このため、子どもの下痢便や嘔吐物には慎重さが必要だ。

 トイレで吐いたときも注意が必要で、必ず便座のふたを閉めてから水を流す。
流した水のしぶきでウイルスが飛び散ることもあるからだ。
ユニットバスで処理した際、トイレの近くに置いた歯ブラシにつき、
そこから感染したという例もあるという。
家族に感染者が出たら、うつらないようにするため、洗面上のタオルなどは共有しない。

 下痢や嘔吐の症状が出た子どもには、水分と塩分をしっかりとらせることが大切だ。
「ノロウイルスに感染して亡くなる人もいますが、
怖いのは脱水症状なのです」と十河医師。
ドラックストアなどで買える「経口補水液」がお薦めだという。
糖分が高く塩分が低いスポーツ飲料より、吸収率がよいからだ。

 子どもが飲むのを嫌がるときは経口補水液を製氷皿で凍らせ、
アイスキューブにしてみるのも手だ。
冷たくて味がわかりにくいので口に含みやすい。
また、面白がって口に入れてくれることもある。

 味などのために子どもがどうしても経口補水液を嫌がるときの代替策としては、
おわん1杯の重湯に塩ひとつまみを目安に入れたもの、
薄めのみそ汁の上澄みを飲ませてもよい。

  「うがいで保湿」
 ウイルス感染予防には、手洗いのほか、うがいも大切だ。
国立国際医療研究センター病院の金川修造医師は
「手洗いやマスクの着用は定着してきているが、うがいが見落とされがちです」と話す。
 
 1日1回のうがいで必ず予防できるわけではないが、
口に入ったウイルスを減らしてくれる。
また、ノロウイルスやインフルエンザウイルスは乾燥しているとうつりやすくなるので、
うがいは口中の保湿にも役立つという。

 このとき、ポビドンヨードを使ったうがい薬がお薦めだそうだ。
ポビドンヨードはウイルスの活性を抑える効果が高いという。
また、うがい薬を使うと、はき出した水にウイルスが含まれている場合に、
飛び散ったものから他の人に感染する可能性を低くしてくれる。

 小さな子どもは口の奥の方でする「ガラガラうがい」が苦手な場合も。
だが、金川医師は「ノロやインフルエンザウイルスは手前の方で感染するので、
『クチュクチュうがい』で効果があります」と話す。

  「下痢便や嘔吐物を処理するには」

①  0.1%に薄めた次亜塩素酸ナトリウム液(家庭用の塩素系漂白剤)とペーパータオル、
   ポリ袋を用意する。
② 使い捨て手袋とマスクを着ける。エプロンなどを着て、自分の服が汚れないようにする。
③ 換気扇を回し、窓を開ける。
④ 汚物をペーパータオルで外側から内側に拭き取り、袋に入れる。
⑤ 汚物を拭いたタオルにしみ込む程度の次亜塩素酸ナトリウムを入れて消毒、
    すぐに密閉する。
⑥ 汚物が付着した床の周辺を次亜塩素酸ナトリウム液をしみ込ませた
    ペーパータオルで10分間覆い、その後、水拭きする。
⑦ 汚物が付いた洗濯物と処理するときに使ったエプロンなどは0.02%にうすめた
    次亜塩素酸ナトリウム液に10~30分浸してから洗濯機で洗う。
⑧ 手袋を外してせっけんで十分に手洗いする。

※ ノロウイルス
 人の小腸粘膜で増える。
  主に冬期に流行し、手や食品についたウイルスが口に入ると感染して胃腸炎を起こす。
 感染力が強く、100個以下のウイルスでも発症する。
 1~2日程度で症状は治まるが、乳幼児や高齢者は脱水症状を起こして
 重症化する場合がある。 朝日新聞(山田 佳奈記者)

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