山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
カレンダー
最新記事
(06/28)
(06/26)
(06/23)
(06/20)
(06/17)
カテゴリー
最新トラックバック
最新コメント
プロフィール
HN:
山親爺@Black-Bear
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析
生活の質「変わる」
食物アレルギーの症状が出る食べ物を、
安全な量だけ口にしていく治療法がある。
専門医のもとで少しずつ食べて行う「食物経口負荷試験」によって適切な量を知り、
適量を食べ続けていく。 避けるのではなく、食べて強くなろうという考えだ。
北海道で負荷試験を多く実施している札幌市豊平区のKKR札幌医療センター。
小児科・アレルギーセンター長の高橋豊医師は食物アレルギーについて
「『疑わしきは除去』から、『必要最小限の除去』に変わってきている」と話す。
「安全な量を続けて食べることが治ることにつながる。生活の質も大きく変わります」
昨年11月中旬、札幌市内に住む富田慎太郎くん(4)が同センターで負荷試験を受けた。
母雅子さん(41)によると、慎太郎くんは7ヵ月の時にパン粥を食べて
体中が赤く腫れ上がった。
採血の結果、小麦アレルギーだった。
それ以来、雅子さんは食品に気を使い続けてきた。
万が一のために、自己注射薬エピペンも持ち歩く。
でも、息子の成長につれて目の届く範囲も限られてくる。
「7ヵ月の時のことがあるので怖い。でも、食べないと前に進めない」と
負荷試験を決意した。
同センターの小麦の負荷試験は、食べやすいようにと、ゆでたそうめんを使う。
病室で担当医や看護師がアレルギー反応の様子を見ながら、
麺の量を15分おきに1、2、5、10本と増やして食べていく。
午前11時開始。
慎太郎くんはプラスチェックケースに入った1本と、15分後の2本をつるりと吸い込んで、
「おかわりしたい」と物足りない様子だ。
正午に20本。
これも元気よく食べた慎太郎くんだったが、10分ほど経つと、のどの痛みを訴え始めた。
医師の診察を受けてから次のステップへ進んだものの、
30本相当の麺を食べてしばらくすると嘔吐。
アレルギー症状の一つで、食べるのはここで終了。
通算で食べた量を基に、自宅ではそうめん20本かそれに相当する
食パン7・5㌘、クッキー1~2枚などを毎日(または週に3、4日以上)食べていくことになった。
今後は定期的に通院しながら食べる量を増やしていく。
「小麦を食べても、(急激に重い症状が現れる)アナフィラキシーショックが
出ないというのは収穫。これまで少量でも症状が出るのではないかと心配で、
気が張って少しずつ前進していきます」と雅子さん。
慎太郎くんは「クッキーが食べたい !」と目を輝かせた。
慎太郎くんが受けた日帰り入院の負荷試験には、年間300人ほどが訪れる。
強い症状が出る可能性が低い場合は外来で済ませることもでき、1~2歳が多い。
5歳以上になっても少量で強い症状が出る場合は、
2週間ほど入院で治療する「急速免疫療法」もある。
「子どもの食物アレルギーは本来、成長とともに改善するが、
最近は治らない子も増えている」と高橋医師。
過剰になりすぎて、厳格な除去を続けているのも一つの原因だろうと見る。
「長く除去していると、食べること自体が恐怖心につながる子もいる。
血液検査だけでアレルギーを判断するのではなく、
安全を確保した上で負荷試験をやるのが確実。
半年から1年など、治るまでの期間はそれぞれだが、
食べられるようになると思っている人が増えていたらうれしい」
「8~9%の児童・生徒にアレルギー」
北海道教育委員会によると、今年5月の調査で何らかのアレルギーがある児童や生徒は、
小学校で2万1401人(全体の8・4%)、中学校1万2272人(同9・2%)、
高校8367人(同8・1%)、特別支援学校413人(同8%)だった。
前年度に比べて食物アレルギーがある児童や生徒の割合は小中高で各0・7㌽増。
特別支援学校では1・3㌽増えている。
このうち、除去食など給食での配慮を希望している児童や生徒は小学校6498人、
中学校2467人、高校511人、特別支援学校280人だった。
3月の文部科学省からの要請を受け、道教委は昨年9月、
給食など学校での食物アレルギー事故への具体的な対策を決定した。
緊急性が高いアレルギー症状への対応には「直ちにエピペンを使用する」など、
学校内での役割分担や市町村教委の対応などを明記。
道教委ホームページにも掲載している。 朝日新聞 記事
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間
食物アレルギーの症状が出る食べ物を、
安全な量だけ口にしていく治療法がある。
専門医のもとで少しずつ食べて行う「食物経口負荷試験」によって適切な量を知り、
適量を食べ続けていく。 避けるのではなく、食べて強くなろうという考えだ。
北海道で負荷試験を多く実施している札幌市豊平区のKKR札幌医療センター。
小児科・アレルギーセンター長の高橋豊医師は食物アレルギーについて
「『疑わしきは除去』から、『必要最小限の除去』に変わってきている」と話す。
「安全な量を続けて食べることが治ることにつながる。生活の質も大きく変わります」
昨年11月中旬、札幌市内に住む富田慎太郎くん(4)が同センターで負荷試験を受けた。
母雅子さん(41)によると、慎太郎くんは7ヵ月の時にパン粥を食べて
体中が赤く腫れ上がった。
採血の結果、小麦アレルギーだった。
それ以来、雅子さんは食品に気を使い続けてきた。
万が一のために、自己注射薬エピペンも持ち歩く。
でも、息子の成長につれて目の届く範囲も限られてくる。
「7ヵ月の時のことがあるので怖い。でも、食べないと前に進めない」と
負荷試験を決意した。
同センターの小麦の負荷試験は、食べやすいようにと、ゆでたそうめんを使う。
病室で担当医や看護師がアレルギー反応の様子を見ながら、
麺の量を15分おきに1、2、5、10本と増やして食べていく。
午前11時開始。
慎太郎くんはプラスチェックケースに入った1本と、15分後の2本をつるりと吸い込んで、
「おかわりしたい」と物足りない様子だ。
正午に20本。
これも元気よく食べた慎太郎くんだったが、10分ほど経つと、のどの痛みを訴え始めた。
医師の診察を受けてから次のステップへ進んだものの、
30本相当の麺を食べてしばらくすると嘔吐。
アレルギー症状の一つで、食べるのはここで終了。
通算で食べた量を基に、自宅ではそうめん20本かそれに相当する
食パン7・5㌘、クッキー1~2枚などを毎日(または週に3、4日以上)食べていくことになった。
今後は定期的に通院しながら食べる量を増やしていく。
「小麦を食べても、(急激に重い症状が現れる)アナフィラキシーショックが
出ないというのは収穫。これまで少量でも症状が出るのではないかと心配で、
気が張って少しずつ前進していきます」と雅子さん。
慎太郎くんは「クッキーが食べたい !」と目を輝かせた。
慎太郎くんが受けた日帰り入院の負荷試験には、年間300人ほどが訪れる。
強い症状が出る可能性が低い場合は外来で済ませることもでき、1~2歳が多い。
5歳以上になっても少量で強い症状が出る場合は、
2週間ほど入院で治療する「急速免疫療法」もある。
「子どもの食物アレルギーは本来、成長とともに改善するが、
最近は治らない子も増えている」と高橋医師。
過剰になりすぎて、厳格な除去を続けているのも一つの原因だろうと見る。
「長く除去していると、食べること自体が恐怖心につながる子もいる。
血液検査だけでアレルギーを判断するのではなく、
安全を確保した上で負荷試験をやるのが確実。
半年から1年など、治るまでの期間はそれぞれだが、
食べられるようになると思っている人が増えていたらうれしい」
「8~9%の児童・生徒にアレルギー」
北海道教育委員会によると、今年5月の調査で何らかのアレルギーがある児童や生徒は、
小学校で2万1401人(全体の8・4%)、中学校1万2272人(同9・2%)、
高校8367人(同8・1%)、特別支援学校413人(同8%)だった。
前年度に比べて食物アレルギーがある児童や生徒の割合は小中高で各0・7㌽増。
特別支援学校では1・3㌽増えている。
このうち、除去食など給食での配慮を希望している児童や生徒は小学校6498人、
中学校2467人、高校511人、特別支援学校280人だった。
3月の文部科学省からの要請を受け、道教委は昨年9月、
給食など学校での食物アレルギー事故への具体的な対策を決定した。
緊急性が高いアレルギー症状への対応には「直ちにエピペンを使用する」など、
学校内での役割分担や市町村教委の対応などを明記。
道教委ホームページにも掲載している。 朝日新聞 記事
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間
PR
Comment
この記事にコメントする