山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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「エゾナキウサギ生息地破壊」保護団体
北海道・新得町の佐幌岳(1060㍍)北斜面に開発会社「加森観光」(札幌市)が
造成中のスキー場はエゾナキウサギの生息地を破壊する恐れがあり、
※ 生物多様性条約に違反するとして、自然保護団体などが17日、
国と道、同社を相手取り、国有林の使用許可の無効と工事の中止など求めて
札幌地裁に提訴する。
提訴するのは、十勝自然保護協会(共同代表・安藤御史さんら)と、
保護活動をしている札幌市「ナキウサギふぁんくらぶ」の市川利美代表など。
エゾナキウサギは大雪山系や日高山脈などに生息する体長10~20㌢の哺乳類。
「氷河期の生き残り」とも呼ばれ、環境省が2012年、準絶滅危惧種に選定。
佐幌岳北斜面の山頂近くや中腹では、1980年代から研究者や自然保護団体などが、
フンやたくわえた食べ物(貯食物)、葉をかみきった食痕などを確認している。
造成計画では、現在の東斜面のスキー場(サホロリゾート)に加え、
山頂から北東側の北斜面約87㌶に計5コース(総延長約4・8㌔)とスキーリフト2基を設置する。
北海度森林管理局が昨年5月、計画地の国有林使用許可を決め、
同6月、道が造成工事を認める特定開発行為の許可を決定。
加森観光は同9月に着工し、現在スキー場下部に2ヵ所の調整池を造成している。
14年12月に開業予定。
計画をめぐっては92年、道の環境影響評価手続きで知事が
「(エゾナキウサギの)生息地に影響を与えることがないよう努めること」という
付帯意見を出し、事業者が環境評価書を修正した。
01年に事業を引き継いだ加森観光は住民説明会などを開催。
知事の付帯意見については「当社の調査では生息と生息痕は確認されていないが、
最大限の配慮をする」として、生息地とされるガレ場には手をつけず、
スキーコースも一部狭めるなどしている。
これに対して原告側は佐幌岳の生息地は大雪山系と日高山脈を結び、
移動によってナキウサギが遺伝子交流を可能にする重要な地域だと指摘。
スキー場の建設が移動を困難にして生息地を孤立させ、
将来の種の絶滅を招く可能性があるとしている。
ナキウサギふぁんくらぶの市川利美代表は、「加森観光にはこれまで2度にわたり、
保全策について文書で回答を求め、同社は道からも対応するよう求められているが、
一切回答がない。
どのように生息地を保全しようとしているのかわからない」としている。
森林管理局と道は、法律や条令に基づいて適正に対応していきたいという立場だが、
自然保護団体に回答するよう求めた要請が無視された形の道環境推進課は、
改めて加森観光に文書で回答しない理由の説明を求めるとしている。
※ 生物多様性条約
野生生物を生息環境ととともに保全し、生物の多様性の維持をはかる国際条約。
動植物や微生物の生物資源の持続可能な利益の公正な配分なども目的とする。
絶滅危惧種の国際取引を規制するワシントン条約、
貴重な湿地を守るラムサール条約とともに、野生生物の保護や多様性維持をめざす。
日本を含む約190ヵ国が条約締結国となっている。
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間
北海道・新得町の佐幌岳(1060㍍)北斜面に開発会社「加森観光」(札幌市)が
造成中のスキー場はエゾナキウサギの生息地を破壊する恐れがあり、
※ 生物多様性条約に違反するとして、自然保護団体などが17日、
国と道、同社を相手取り、国有林の使用許可の無効と工事の中止など求めて
札幌地裁に提訴する。
提訴するのは、十勝自然保護協会(共同代表・安藤御史さんら)と、
保護活動をしている札幌市「ナキウサギふぁんくらぶ」の市川利美代表など。
エゾナキウサギは大雪山系や日高山脈などに生息する体長10~20㌢の哺乳類。
「氷河期の生き残り」とも呼ばれ、環境省が2012年、準絶滅危惧種に選定。
佐幌岳北斜面の山頂近くや中腹では、1980年代から研究者や自然保護団体などが、
フンやたくわえた食べ物(貯食物)、葉をかみきった食痕などを確認している。
造成計画では、現在の東斜面のスキー場(サホロリゾート)に加え、
山頂から北東側の北斜面約87㌶に計5コース(総延長約4・8㌔)とスキーリフト2基を設置する。
北海度森林管理局が昨年5月、計画地の国有林使用許可を決め、
同6月、道が造成工事を認める特定開発行為の許可を決定。
加森観光は同9月に着工し、現在スキー場下部に2ヵ所の調整池を造成している。
14年12月に開業予定。
計画をめぐっては92年、道の環境影響評価手続きで知事が
「(エゾナキウサギの)生息地に影響を与えることがないよう努めること」という
付帯意見を出し、事業者が環境評価書を修正した。
01年に事業を引き継いだ加森観光は住民説明会などを開催。
知事の付帯意見については「当社の調査では生息と生息痕は確認されていないが、
最大限の配慮をする」として、生息地とされるガレ場には手をつけず、
スキーコースも一部狭めるなどしている。
これに対して原告側は佐幌岳の生息地は大雪山系と日高山脈を結び、
移動によってナキウサギが遺伝子交流を可能にする重要な地域だと指摘。
スキー場の建設が移動を困難にして生息地を孤立させ、
将来の種の絶滅を招く可能性があるとしている。
ナキウサギふぁんくらぶの市川利美代表は、「加森観光にはこれまで2度にわたり、
保全策について文書で回答を求め、同社は道からも対応するよう求められているが、
一切回答がない。
どのように生息地を保全しようとしているのかわからない」としている。
森林管理局と道は、法律や条令に基づいて適正に対応していきたいという立場だが、
自然保護団体に回答するよう求めた要請が無視された形の道環境推進課は、
改めて加森観光に文書で回答しない理由の説明を求めるとしている。
※ 生物多様性条約
野生生物を生息環境ととともに保全し、生物の多様性の維持をはかる国際条約。
動植物や微生物の生物資源の持続可能な利益の公正な配分なども目的とする。
絶滅危惧種の国際取引を規制するワシントン条約、
貴重な湿地を守るラムサール条約とともに、野生生物の保護や多様性維持をめざす。
日本を含む約190ヵ国が条約締結国となっている。
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