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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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                                                  「礼文島温泉」北海道・礼文町

 2007年のクリスマス、
礼文町民に届いたプレゼントは「温泉」だった。

 「葬儀に出席していたら『出た !』と連絡が来たんで、
急いで帰りましたよ」  
小野町長は振り返る。
その2年前に助役から町長選に立候補した際、
公約に温泉掘削を掲げた。
対岸の稚内市では1997年、利尻富士町は1998年、
利尻町でも2005年に相次いで温泉施設が開業していた。
「何より、寒風の中、沖で操業する漁師たちに、温泉で温まってもらいたかった」

 だが温泉業界には「利尻は掘っても、礼文は掘るな」という格言があった。
火山の利尻島と違い、海底が隆起した礼文島に湯脈はないとせれた。
深く掘れば可能性はあるが、資金がなかった。

 そこへ、創業者が礼文島出身で島に縁が深い健康食品製造販売会社の
「サン・クロレラ」(京都市)が1億5千万円を提供したほか、
個人や企業からも掘削資金の寄付が相次いだ。

  温泉ボーリングは2007年5月24日にスタート。
11月には1千㍍に達し、12月25日に深度約1300㍍で待望の湯脈を掘り当てた。
 2009年10月、「礼文島温泉うすゆきの湯」が開業した。
島がニシンで沸いたころの番屋をイメージした造りで、
露天風呂からは利尻富士が一望できる。
露天風呂では青森市の番地康氏さん(77)がゆっくりと湯あみしていた。

 礼文島は「津軽」という地名があるように青森と縁が深い。
番地さんも以前、島内の船大工に漁船を造る木材を納入した縁で来訪した。
「青森にも酸ヶ湯(すかゆ)っていう良い温泉があるけど、礼文もあったまるね」とご満悦。

 「うすゆきの湯」はお湯の「直販」もしている。
毎週火曜・土曜日、建物の外にある給湯スタンドから、
太いホースでタンクローリーなどに注ぎ込む。
島内の観光ホテルや民宿も購入している。

 浜田透さん(78)は毎週2回欠かさず、400㍑タンクを積んだ軽トラックで乗り付け、
5㌔ほど離れた元町地区の自宅まで持ち帰り湯船に満たす。
一番風呂にはいるのは、後継ぎの長男だ。

 「やっぱり漁師は腰や腕を痛めるからね。この温泉は島の宝だよ」

 「こんなところ」
 礼文島の表玄関・香深港フェリータミナルから徒歩5分。
岸壁に面しており、フェーリーや漁船が目の前を行き交う。
泉質はナトリウム―塩化物・硫黄塩泉。
大人(中学生以上)600円、70歳以上の町民は300円、小学生以下は無料。
年中無休で10~翌3月は午後1時~9時、それ以外は正午~午後10時。
名称は公募され、町の花「レブンウスユキソウ」にちなんでつけられた。
花は6~7月ごろ、主に島南部のトレッキングコースで見ることができる。
朝日新聞 (宮永 敏明 記者)

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