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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 「タンチョウの街」釧路市阿寒町

 国の特別天然記念物タンチョウの人工給餌発祥の地、
釧路市阿寒町。
この時期、阿寒国際ツルセンターの給餌場には、夏の間、
釧路湿原などで暮らしたタンチョウが集まり、
優美な舞いを見せている。
                   周辺には温泉施設や地元画家の美術館などもあり、
                   晴れ渡った空の下、道東の冬を満喫することができる。
                   

「ツルセンター・自然の姿堪能」

 同市内や釧路管内鶴居村などで行われている
タンチョウの人工給餌は、阿寒町内で農業を営んでいた
山崎定次郎さんが1950年、大雪で食べ物を失った
タンチョウのためにトウモロコシを畑にまいて与えたのが始まり。
ツルセンターは96年、当時の阿寒町が
山崎さんの畑の隣に開設した。

 例年1、2月のピーク時に300羽ほどが飛来。
タンチョウだけでなく、オジロワシやオオワシ、エゾシカ、キタキツネなども集まり、
餌をめぐって攻防を繰り広げる。
「朝の陽光を浴びたタンチョウは特に美しい。いくら見ても飽きない」。
センターの主任解説員河瀬幸さん(37)は語った。

 センターの西側にある道の駅「阿寒丹頂の里」。
敷地内のJR阿寒の野菜直売所「赤いシャッポ」ではハクサイ、ジャガイモなど
地元産の新鮮野菜を直売している。
店頭に立つ宮坂みよ子さん(49)は「冬は野菜が品薄になるけど、
牛乳の風味が濃厚なソフトクリームがお勧め」と笑顔を見せた。

 「佐々木栄松記念釧路湿原美術館・風景画が600点」

  国道240号に出て市中心部に向かって歩くと、
外壁に大きく「Sasaki」と書かれた建物が見える。
「佐々木栄松記念・釧路湿原美術館」。
同館は、戦前からたびたび釧路湿原に分け入り、幻想的な風景を描き続けた
「湿原の画家」佐々木栄松さんの作品約600点を所蔵する。
2012年1月の佐々木さんの没後、有志が寄付を募り、昨年6月に開館した。
夕日を浴びた釧路湿原が黄金色に輝く代表作の「湿原の秋」のほか、
佐々木さんの愛用の画材、釣り道具などが並ぶ。

  高野範子副館長(62)に聞くと、「佐々木先生には、
変わりゆく湿原の姿を絵の中にとどめておきたいとの思いがあった。
命がテーマとした独自の世界観がある」と話してくれた。

  「赤いベレー・体ぽかぽかに」

  国道を挟んだ向かい側には温泉宿泊施設「赤いベレー」がある。
琥珀色したモール系の湯は植物由来の保湿成分の含有量が全国トップクラスという。
釧路市街から日帰り客が多く、宿泊客を含め年間約6万人が訪れる。
施設を運営する阿寒町観光振興公社の田辺敏之総務課長は
「モール温泉は湯冷めしづらいので、タンチョウの見学で冷えた体を温めて」と勧める。

  「エゾシカ学習館・標本など展示」  

 赤いベレー脇の農道を南へ約3㌔行くと、
建設業の北泉開発(釧路市)が運営する養鹿場にたどり着く。
山林をフェンスで囲い、近隣で捕獲された野生のエゾシカを引き取って一時飼育。
スーパーなどに出荷している。
昨年11月には牧場内に「エゾシカ学習館」を設置。
狩猟の様子を撮った写真や、ライフル銃の模型、シカの骨格標本などを展示している。

 タンチョウ、湿原美術館、温泉、エゾシカ・・・。
ツルセンター周辺は豊かな自然をさまざまな形で味わえる施設が集積している。
北泉開発の曽我部元親常務は「これだけの魅力あるのに
観光地としての知名度はいまひとつ。地域を挙げて情報発信をしなければ」と力を込めた。

 「阿寒やきとり丼」

 深刻な農業被害をもたらしているエゾシカを食材として活用するご当地グルメが、
2010年に誕生した「阿寒やきとり丼」。
現在、釧路市阿寒町内の4店で提供。
このうち温泉宿泊施設「赤いベレー」内のレストラン「鶴」では看板メニューの一つとして、
980円で提供している。

 阿寒やきとり丼はエゾシカのモモ肉の「焼き」と「揚げ」、
ひき肉をそぼろ状にしてレタスで包んだ「こね」の3種類をそれぞれ串に刺し、
熱々のご飯にのせたどんぶり。
地場産食材を使った汁物や副菜が添えられる。
エゾシカ肉は調理方法によって食感や風味が異なり、多彩な味を楽しめる。
阿寒湖畔の森林で生け捕りし、北泉開発の養鹿場で飼育したエゾシカの肉を使用。
臭みがなく、簡単にかみ切れる。

 赤いベレーではこのほか、ハンバーグ(1200円)やハンバーガー(400円)、
焼き肉丼(千円)などのエゾシカ料理を味わうことができる。
しつこい脂が少なく、軟らかい肉質が特徴の地元産「阿寒ポーク」のステーキ(1200円)、
中華カツ丼(980円)なども人気。 北海道新聞記事

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