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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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    知床財団「GPS冬期行動圈」調査 

 知床の世界遺産地域で知床財団が進めていた
冬期のエゾシカ行動権調査がまとまり、
雪解けの状況に応じて餌場を移していく様子が分かった。
環境省が取り組むエゾシカ駆除の効率化に役立ちそうだ。

 行動圈調査は遺産地域の斜里側(岩尾別地区)と
羅臼側(ルサ・相泊地区)で行った。
昨年12月、両地区で成獣のメス各2頭を麻酔銃で捕獲し、
全地球測位システム(GPS)発信器付の首輪を装着して放した。
調査は行動圈の広い両地区の各1頭の動きに着目した。

 岩尾別地区で雪深い3月中旬までは、
冬期工事で除雪されていた道道を利用するなどして、知床五湖の高架木道付近と
海から強風で雪が飛ばされササや下草が掘りやすい断崖上の草地の約3平方㌔の範囲を
行き来していた。
雪解けが進につれ、断崖より西側の岩尾別川の河口付近にいることが多くなり、
4月中旬には岩尾別川沿いに上流を移動していた。

 ルサ・相泊地区では、2月中旬までは海岸沿いを通る道道周辺の
1平方㌔未満という狭い範囲にいたが、その後は吹きだまりなどで
雪が解けにくい海岸部よりも強風で斜面の雪が飛ばされた標高300~450㍍に移動。
3月下旬になると雪解けや雪崩で斜面にササが露出しだした海岸付近に戻ってきた。

 知床財団は環境省の委託を受け、知床五湖に通じる道道などでは
車で移動しながら道路付近の寄せ餌に集まるエゾシカを銃で撃ち、
周辺では囲いわなを設置するなどして駆除を続けている。

 一方、これまで100頭以上に耳タグや電波発信機を付けて行動を調べてきたが
詳細な位置情報がわかるGPS首輪を使った調査は
機材が高額なことからわずかしかできなかった。

 今回は特徴的な行動を示したエゾシカは両地区で各1頭だが、
積雪の融雪の状況に応じて餌場を変えていく様子が大まかにわかった。

 調査にあたった知床財団研究委員で獣医師の石名坂豪さんは
「今回の結果を受け、厳寒期や雪解けなど時期に合わせた効率的な
エゾシカの捕獲方法を検討していきたい」と話している。  朝日新聞

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