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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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   弁天沼周辺 遊水地選定で「対立」  

 
希少な鳥類が生息する北海道苫小牧東部地域(苫東)南部に
位置する弁天沼周辺の湿原をめぐり、
工業用地を目指す道経済部と、
環境保全を求める日本野鳥の会など自然保護団体が対立している。
一帯は、同じ道の出先機関の室蘭建設管理部が、環境保全にもつながる遊水池として整備する計画を進めており、
弁天沼北西側の湿原を遊水地に含めるか否かが焦点。
工業用地に残された「野鳥の楽園」をめぐり、議論は平行線のままだ。

 「タンチョウが栄巣を試みた可能性が高く、他にも絶滅危惧種が多く生息している」。
日本野鳥の会(東京)は10月18日、今年4~8月の野鳥の繁殖期に苫東南部の弁天沼(約70㌶)と
周辺の湿原で行った調査の結果を公表。
シマクイナ、アカモズ、チュウヒ、オジロワシ、タンチョウの環境省の絶滅危惧種5種と、
準絶滅危惧種2種が生息すると明らかにした。

 タンチョウは今年の調査で初めて苫東地域で確認され、つがいで行動していた。
2008年、12年の調査に続いて観察されたシマクイナも、繁殖期での確認は、
苫東以外では、ラムサール条約登録湿地の釧路湿原と仏沼(青森県三沢市)の2ヵ所だけだ。

 同会ウトナイ湖勇払原野保全プロジェクト担当の原田修さんは
「弁天沼周辺は、ラムサール条約登録湿地のウトナイ湖でも姿を消した野鳥が数多く生息する。
路湿原などにも匹敵する希少な湿原だ」と強調する。

 1960年代の高度成長期に開発が始まった苫東地域は、
当初計画の1万700㌶の多くが未利用地として放置されている。
現時点での分譲用地は約5500㌶のうち売却済みは19%。
未利用地は原野化し、野鳥の良好な生息地となっている。

 遊水池は、室蘭建設管理部が安平川下流の水害を防ぐ目的で、
07年に整備方針を決定。
弁天沼周辺の湿原950㌶を天然の遊水池として利用することを決めたが、
遊水池に含まれた土地は、ほぼ現状のまま保全され、工業用地に利用できなくなるため、
形状を巡って関係者間の協議が難航している。

 土地を所有する株式会社苫東と、苫東開発を担う道経済部は、
弁天沼北西側の湿原を外すよう主張する。
昨年末開通した道道を挟み、いすゞエンジン製造北海道の工場に近く、
将来の自動車部品工場などの誘致が見込めるからだ。

 一方、遊水池に含めるよう主張している日本野鳥の会は
「苫東には代替となる土地がたくさん余っている」と反論。
現時点で弁天沼北西側の土地に企業進出の予定はないが、道経済部は
「数百年後を考えて開発の余地を残したい。
国内でこの地しか生息していない種があれば保全を考えるが、
現状はそうでない」と譲らない。

 室蘭建設管理部は年度内に結論を出す方針だが、今のところ決めてはなく
「何とか両者で歩み寄れる案を見つけなければ」と焦りを募らせている。 北海道新聞記事

  「ハクチョウ 「風蓮湖への飛来激滅」根室  

 「白鳥の湖」として知られる根室市の風蓮湖周辺にやって来るオオハクチョウが、
今年は少ない。
例年なら渡りのピークを迎えている時期だが、
例年の半分以下の千羽程度にとどまる。
「いったい、どこへ行ったのか ?」と、関係者は気をもんでいる。

 春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターが11月18日行った飛来調査では、
風蓮湖と、隣接した温根沼を合わせて1138羽(前年同期2365羽)だった。

 オオハクチョウはロシアのシベリア・極東から10月以降に飛来し、
ピークには5千羽が風蓮湖で羽を休める。
とろが今年は10月下旬、11月上旬の調査でも昨年の3分の1以下で、
千羽にも満たなかった。
厚岸町の水鳥監察館によると、厚岸湖でも11月9日時点で2300羽と、
例年よりは少ないという。

 両施設では、「原因は分からないが、渡りの中継地がいつもより温暖、
などの理由で渡りが遅れている可能性もある」と、今後増えることを期待している。

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