食と健康学“多彩なカレイ期待”

                                                  八雲「黒岩漁港」

　渡島管内八雲町の黒岩漁港では例年この時期、
マガレイが旬の釣り物になるのだが、
今シーズンはいま一つ盛り上がりに欠ける。
その分、マガレイのほか、スナガレイ、マツカワなど
多彩な種類のカレイが釣り人を楽しませている。

　汗ばむ陽気となった5月29日正午ごろ、
同港内ではサクラマスやアブラコを狙う
ルアーマン数人がいたほか、函館市の2人組が
カレイ狙いでさおを出していた。

　2人は午前4時ごろ、カレイの好ポイントの東防波堤先端部港内側に入釣。
遊動式仕掛け13号にイソメを付けて、ちょい投げしてところ、
当たりが遠のいた正午ごろまでに、手のひら級から25㌢級のマガレイを主体に
スナガレイやイシモチ、ソウハチ、マツカワの5種類、計30匹がヒットした。
「カレイと同じぐらいの数のアカハラが釣れた」と話すように
頻繁にかかる外道に苦戦したようだ。

　今後、スナガレイとイシモチは次第に姿を消すが、
時期的にマガレイとマツカワはあと2、3週間は釣れるはず。
例年、マガレイのピークが過ぎたころから釣れだすソウハチは今季、
マガレイとほぼ同時期に岸よりしており、もう少しの間楽しめそうだ。

　この釣り場では、両カンオモリ5～8号やブラー7～14㌘を使った
カレイの引き釣りも人気がある。
引き釣りでキャスト後にリールを2～5回巻いて5～15秒止める動作を繰り返すといい。
魚の食いがあれば釣果が投げ釣りを上回ることもある。

      留萌港「マガレイ型良し」
　5月29日、留萌港の沖提で2人組が70匹を超えるマガレイを釣った。
　滝川市の神野洋司さん(62)と渡辺昭二さん(58)は午前4時ごろ、
同港の遊漁線、正宝丸(斉藤晴夫船長)で沖提へ渡り、白灯台から右に80㍍ほどの所で
消波ブロック越に外海側へキャストした。
風が強く、神野さんはさおを2本に抑えたが、当たりが続いた。
神野さんと同じく、15号遊動式仕掛けに餌のイソメを掛けた渡辺さんも30㌢超えが多く、
例年より型が良かったようだ。
結局、2人は午前11時半に終えるまでに25～36㌢のマガレイ74匹キープした。

  正宝丸の連絡先・☎ 090・8633・8910。　北海道新聞記事

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食と健康学“札幌市中央区でヒグマ目撃”

　      近くの小中校「集団下校」

　6月8日午後5時半ごろ、 札幌市中央区宮の森1条16丁目で、
近くに住む30代男性から「ヒグマを目撃した」と札幌西署と札幌市に通報があった。
市は9日、広報車を巡回させて注意を呼びかけ、
近くの小中学校では教員らが見守るなか、児童や生徒らが集団下校した。

　市によると、男性が8日の通報直前、自宅玄関で大きな物音を聞き、外を見たところ、
20～30㍍先の山林に体長約1・5～2㍍のヒグマがいるのを目撃したという。
ヒグマは約3分間、男性を見た後、ゆっくりと山の斜面を登っていったという。
現場には、ヒグマが食いちぎったみられるフキなどがあったという。

　目撃現場から約200㍍の市立宮ノ森中学校では9日、
教員らに見守られながら、約350人の生徒全員が集団下校した。
大石まり教頭は「落ち着くまで集団下校を続けたい」と話した。　朝日新聞 
 
     「札幌の道道でヒグマ目撃」6 月12日

　12日午後4時ごろ, 札幌市中央区盤渓の道道で、
車を運転していた男性が道路を横断するクマを見つけ、110番通報した。
同じ道道では、10日午後7時ごろにもクマが横切る姿が目撃されていて、
札幌西署は警戒を呼びかけている。

　同署によると、クマの体長は約2㍍。
クマが出た場所から東に約800㍍には 市立盤渓小学校があり、
同署はパトカーで巡回するなどしている。


　　「ヒグマ 網走警戒」

　網走市の市街地で11日夜から12日の夜にかけ、ヒグマの目撃が相次いだ。
住宅地や飲食店街などに近く、学校や病院もあるため、
13日は近隣の小中学校9校が休校となった。
網走署や市などが24時間体勢で警戒にあたっている。

　最初の目撃は11日午後9時ごろで、市立中央小学校に近い住宅街。
12日午前0時40分ごろには、数百㍍離れたJR網走駅南西の路上で、
同日午後8時半～9時半には約2㌔離れた高台にある住宅地や
動物病院付近で目撃された。

　いずれも体長約1・5㍍ほど。
同一のヒグマなら網走川を越え、網走駅前の国道29号やショッピンモールが並ぶ
高台の国道を何度か横断したことになる。

　「あばしりツーデーマーチ」の初日の13日、コースに市職員が立って警戒に当たった。
　網走署や市などは、地元の猟友会にも協力を呼びかけ、
24時間体勢で車両を巡回させて警戒を続けている。
同署は「市街地で見つかった場合、銃は使えず、追い払いも難しい。
人通りや交通量も多い場所で心配だ。山に帰ってくれればいいんだが」と話している。

　「クマと衝突し列車一時停止」

　13日午後5時ごろ、JR千歳線沼ノ端―植苗駅間(苫小牧市)で
苫小牧発手稲行きの普通列車(3両編成)がクマと衝突した。
約130人の乗客にはけがはなかった。
列車は約1時間遅れで運転を再開した。
この影響で普通列車4本が運休や部分運休し、約500人に影響が出た。

　JR北海道によると、列車はクマを巻き込んだ状態で停止。
クマに襲われる可能性もあり、運転士は確認に降りることができなかった。
ハンターや警察などが確認したところ、クマは見つからなかったという。

 　「クマ ! 監視カメラ、キャッチ」札幌・盤渓

　札幌市は13日、同市中央区盤渓で市の
監視カメラがとらえたヒグマの写真を公開した。
同区では6月に入ってヒグマの目撃が相次いでおり、市は注意を呼び掛けている。

　ヒグマを撮影したのは、市立盤渓小学校近くの山中に設置されたカメラ。
動物が近くを通ると自動的に撮影する。
8日午前5時ごろに写されたが大きさや性別、近くで目撃されている
ヒグマと同じかどうかわからないという。
市は今後、同小の周囲に高さ1㍍の電気柵を設置する予定。
　
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食と健康学“サクラマス 当たり強烈”

　 「鮎川大平盤」八雲町 　

　北海道・八雲町熊石の鮎川盤は
人気、実績、知名度のいずれをとっても
道内有数のサクラマスのポイント。
5月16日には、サクラマスがヒットしたばかりの
エキサイティングなシーンに出合った。

　午後4時すぎ、平盤左側で、数人のルアーマンが
キャストアンドリトリーブを繰り返し、その中の1人のさお先が大きく弧を描いた。
その釣り人は腰を少し落としてさおを体へ寄せ、強い引きに応戦する体勢を取った。
岸の方に魚を寄せては離れるシーンが何度か繰り返された後、
サクラマスが水中から抜き上げられた。

　見事、体長53㌢で1・5㌔のサクラマスを釣り上げたのは埼玉県の大嶋隆さん(52)。
大嶋さんは全国を巡り、10日ほど前からオホーツク方面の川で
アメマス釣りを楽しんでいた。
知人から「八雲町熊石でサクラマスが釣れている」との情報をキャッチし、
16日急きょ、網走から600㌔の道のりを車で走り、同平盤に着いたばかりだった。

　ヒットルアーはニジマスカラーのカウントダウンミラー9㌢。
約20㍍キャストし、中速でリトリーブしていて強烈な当たりがあったという。
大嶋さんはサクラマスを手にし「体の震えが止まらない。遠くから来たかいがあった」と
興奮気味に話した。

　この日、同平盤では、日中に1人で3匹釣った人もいた。
1匹ながら3㌔超えの大物も上がったという。
周辺のサクラマスシーズンは後半戦に突入したが、依然、チャンスは継続中。
北海道新聞記事

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食と健康学“ローソク岩に 灯”

                             ｢朝日と重なる｣ 北海道・余市町

　積丹半島を代表する奇岩「ローソク岩」(後志管内余市町)で
5月23日朝、空を赤く染めて昇る朝日と岩の頂点が重なり、
灯がともったような幻想的な光景が見られた。

　すらりと細長く伸びた岩の高さは46㍍で
沖合約500㍍に位置している。
岩を望む余市町豊浜の海岸からは、夏至が近づいた
5月下旬で太陽が隠す低い雲がないなどの条件が整うと、
こうした現象が見ることができるようになる。

　岩見沢から来た写真愛好家の土岐秀昭さん(79)は
「3年間通っていますが位置は毎日変わるので、
来る度に違う表情が撮れます」と魅力を話した。　北海道新聞記事

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食と健康学“立ち入り禁止の苔の洞門 視察”

　調査ツアー「再開を検討」 　

　立ち入りが禁止されている北海道・支笏湖の
観光名所「苔の洞門」を5月21日、運営協議会のメンバーらが視察した。
現状を確認するためで、
昨年中止された調査ツアーの再開を検討するという。

　苔の洞門は、樽前山の噴火による土石流による浸食などでできた。
観光名所とされていたが2001年6月に岩盤が滑落、
立ち入りが制限されていた。
年に数回実施されていた希望者による調査ツアーは昨年、
落石の可能性が高いため中止され、現在は立ち入り禁止となっている。

　同協議会によると、今年に入ってからの視察や調査で、
縦約1㍍、横約60㌢、高さ約30㌢の落石などが確認されたという。

　この日の視察には、専門家や千歳市の関係者ら約20人が参加。
雨が降る中、約400㍍の第１洞門を調査した。
協議会は「数が少なくてもすばらしさを知ってもらいたい」と
調査ツアーの実施を検討するという。　朝日新聞


　　「樽前山火口を視察」 　
　　活火山・樽前山(1041㍍)の周辺自治体などでつくる
樽前山火山防災会議協議会が5月28日、
ふだんは立ち入りが禁止されている溶岩ドームの周辺で、
噴煙を上げる火口や地熱地域などを視察し、防災への決意を新たにした。

　苫小牧、千歳、恵庭3市の消防、防災担当者と
胆振東部森林管理署員ら約30人が参加。
室蘭地方気象台の佐藤悦信・火山防災菅の説明で、
火口付近の温度や地熱などを測りながら外輪山の内側に入り、
溶岩ドームを一周した。

　噴煙を上げ、600度前後の高温状態が続くA火口、2009年9月の観測で
3ヶ所の新たな噴気孔と変色域が確認されたドーム南東亀裂、
02年以降高温状態が続くドーム南西噴気孔群、火口原西側の地熱域、
火口原北東F噴気孔などを見て回った。

　佐藤火山防災菅は火山活動について
「噴火の兆候は認められないが、溶岩ドーム周辺は1999年以降、
高温状態が続いている。 突発的な火山ガスなどの噴出に注意して欲しい」と
指摘したうえで、「現場を見ることで、火山活動をよく理解できたと思う。
防災担当者同士が顔の見える関係になり、
有事の際の迅速な対応につながることを期待したい」と話した。

　樽前山は江戸時代に2度、大規模噴火があった。
19世紀以降、大規模噴火はないが、1909年に現在の溶岩ドームができるなど、
70回以上の小噴火が記録され、2000年6月から、
外輪山の内側への立ち入りが禁止されている。 朝日新聞(深沢 博 記者)

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