山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
カレンダー
最新記事
(06/28)
(06/26)
(06/23)
(06/20)
(06/17)
カテゴリー
最新トラックバック
最新コメント
プロフィール
HN:
山親爺@Black-Bear
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析
「動脈硬化促進し、認知症も発症も」
歯と歯茎の間にたまった歯垢で増殖した細菌によって炎症が起こるのが歯周病。
口内に限定した病気のイメージが強いが、
糖尿病のほか動脈硬化、肺炎など多くの病気との関連性が高いことがわかってきた。
専門家は「歯周病は全身に影響を及ぼす感染症」と注意を呼びかける。
まず注意したいのが動脈硬化。 コレステロールが主要因とされてきた動脈硬化だが、
北海道医療大学病院(札幌市北区)の辻昌宏院長(内科)によると、
歯周病などの炎症によって産出するC反応性タンパク(CRP)という物質も
動脈硬化を促進することがわかってきた。
辻院長は「研究によると、歯周病を治療することでCRPの値が半分まで低下します」と
歯周病治療の重要性を説明する。
「認知症の発症にも深く関わる」 動脈硬化が脳血管で進行して
脳血管認知症を引き起こす。
また歯周病が進行すると歯を失うため、「かむことによる脳への刺激が減って、
認知症が速く進みます」と辻院長は指摘する。
高齢者は飲み込む機能が衰えているため、歯周病菌を含んだ唾液が誤って
気管を通って肺に入り炎症を起こす誤嚥(ごえん)性肺炎の原因にもなる。
「妊婦にも影響する」
歯周病菌が子宮や胎盤に感染すると、炎症によってでる物質が子宮を
収縮させるなどの影響を及ぼして早産となり、低体重児出産の危険性が高まる。
「糖尿病との深い関わり」
歯周病は以前から糖尿病の主な合併症と知られていたが、
逆に歯周病を患うと糖尿病を進行させることも分かってきた。
歯周病によって産出された物質が、血糖値を下げるインスリンの働きを妨げるため。
歯周病の予防策について豊水歯科(札幌市中央区)の井谷秀明院長は
「感染症なので細菌をゼロにすればいい。しかし口内の細菌をゼロにするのは
不可能なので細菌を減らすしかありません」と説明する。
歯周病菌が繁殖する歯垢を、歯磨きで地道に取り除くしかない。
回数は「食べかすが歯周病菌の餌になるので、できれば毎食後が望ましい」。
また若いときからの習慣化も大切。
歯磨きを怠っていても、若いと抵抗力があるので歯周病になりにくいが、
年を重ねると抵抗力が落ちて歯周病が急激に進む場合もあるという。
歯垢が固まった歯石も歯周病菌が繁殖するので除去が大切。 ただし、
歯石を自分で取り除くという人もいるというが、
「歯茎を傷つけて逆に悪化させる可能性もあります。
自身で取ることは避けてください」と注意する。
また歯と歯の間などのように、歯磨きだけでは汚れが落ちにくい部分もあるため、
井谷院長は「歯科で定期的にクリーニングや歯石除去してもらうことをお勧めします」と話す。
北海道新聞
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
「抗酸化物質」酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
歯と歯茎の間にたまった歯垢で増殖した細菌によって炎症が起こるのが歯周病。
口内に限定した病気のイメージが強いが、
糖尿病のほか動脈硬化、肺炎など多くの病気との関連性が高いことがわかってきた。
専門家は「歯周病は全身に影響を及ぼす感染症」と注意を呼びかける。
まず注意したいのが動脈硬化。 コレステロールが主要因とされてきた動脈硬化だが、
北海道医療大学病院(札幌市北区)の辻昌宏院長(内科)によると、
歯周病などの炎症によって産出するC反応性タンパク(CRP)という物質も
動脈硬化を促進することがわかってきた。
辻院長は「研究によると、歯周病を治療することでCRPの値が半分まで低下します」と
歯周病治療の重要性を説明する。
「認知症の発症にも深く関わる」 動脈硬化が脳血管で進行して
脳血管認知症を引き起こす。
また歯周病が進行すると歯を失うため、「かむことによる脳への刺激が減って、
認知症が速く進みます」と辻院長は指摘する。
高齢者は飲み込む機能が衰えているため、歯周病菌を含んだ唾液が誤って
気管を通って肺に入り炎症を起こす誤嚥(ごえん)性肺炎の原因にもなる。
「妊婦にも影響する」
歯周病菌が子宮や胎盤に感染すると、炎症によってでる物質が子宮を
収縮させるなどの影響を及ぼして早産となり、低体重児出産の危険性が高まる。
「糖尿病との深い関わり」
歯周病は以前から糖尿病の主な合併症と知られていたが、
逆に歯周病を患うと糖尿病を進行させることも分かってきた。
歯周病によって産出された物質が、血糖値を下げるインスリンの働きを妨げるため。
歯周病の予防策について豊水歯科(札幌市中央区)の井谷秀明院長は
「感染症なので細菌をゼロにすればいい。しかし口内の細菌をゼロにするのは
不可能なので細菌を減らすしかありません」と説明する。
歯周病菌が繁殖する歯垢を、歯磨きで地道に取り除くしかない。
回数は「食べかすが歯周病菌の餌になるので、できれば毎食後が望ましい」。
また若いときからの習慣化も大切。
歯磨きを怠っていても、若いと抵抗力があるので歯周病になりにくいが、
年を重ねると抵抗力が落ちて歯周病が急激に進む場合もあるという。
歯垢が固まった歯石も歯周病菌が繁殖するので除去が大切。 ただし、
歯石を自分で取り除くという人もいるというが、
「歯茎を傷つけて逆に悪化させる可能性もあります。
自身で取ることは避けてください」と注意する。
また歯と歯の間などのように、歯磨きだけでは汚れが落ちにくい部分もあるため、
井谷院長は「歯科で定期的にクリーニングや歯石除去してもらうことをお勧めします」と話す。
北海道新聞
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
「抗酸化物質」酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
PR
「喫煙と歯周病」 兼平 孝
みなさんは喫煙と歯周病に密接な関係があることをご存じですか。
歯周病は、基本的には歯周病菌の感染や、
歯ぎしりや食いしばりなどで歯に強い力がかかることで発症します。
放置すると歯を支える歯肉や骨などが侵され、
歯がぐらぐらになって抜け落ちてしまう病気です。
重度の歯周病になってしまった歯は、歯科で治療しても進行を抑えるだけが
精いっぱいで、元の健康な歯には戻りません。
一般に喫煙者は非喫煙者に比べて3倍も歯周病にかかりやすく、
2倍も多く歯を失っているという報告があります。
また、1日あたりの喫煙本数に比例して歯周病が重症化することも分かっています。
喫煙が歯周病を悪化させる理由として、
① たばこのニコチンが歯肉の血管を収縮させ、歯を支える組織に必要な酸素や
栄養の供給を減らしてしまう。
② たばこの有害成分により白血球の機能が低下し、歯周病菌に対する歯肉の防御力が
落ちる。
③ 喫煙で生じた活性酸素を除去するためにビタミンCが消費されると、
歯肉を修復する細胞の働きが抑えられる-などが挙げられています。
今では、喫煙が肺ガンをはじめとするさまざまなガンや心・肺疾患、脳血管障害などの
危険因子であることは常識ですが、歯周病にとってもやはり危険因子なのです。
女性の喫煙者が全国1位、男性が2位(2010年、日本たばこ産業調べ)と
「喫煙天国」である北海道。
でも愛煙家のみなさん、今は自分の歯で何でも食べられても、
将来までそうである保証はありません。
入れ歯のお世話にならず、いつまでも自分の歯で噛む喜びを味わいながら、
禁煙にチャレンジしてはいかがでしょう。 北海道医大歯科診療センター講師
「抗酸化物質」酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間
胃炎にも「保険適用」広がる
胃の粘膜にいて、胃潰瘍や胃がんの原因になる細菌ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)。
国内で3500万人が感染しているとみられる。
2月から、公的医療保険でピロリ菌の除去ができる対象の病気が広がり、
今後、除菌を受ける人が増えそうだ。
ピロリ菌除去とはどんな治療なのだろう。
「胃がん見つけやすく」
兵庫県姫路市に住む無職男性(65)は2007年にピロリ菌を除去した。
「おかげで胃がんを早期に治せました。胃の傷みも、苦しさもなくなりました」と振り返る。
当時は会社勤めで仕事が忙しく、よく胃が傷み、重苦しく食欲がなかった。
胃の内視鏡検査を受けると、ある病院では「胃がんかどうか再検査を」と言われ、
別の病院の再検査では「異常なし」と伝えられた。
専門家に診てもらおうと青山内科クリニック(神戸市中央区)を訪ねた。
胃潰瘍と診断され、胃にピロリ菌が見つかった。
抗菌剤などを飲んで除菌すると、赤くなった胃のただれが治ってきた。
08年に早期胃がんが見つかり、内視鏡でがんを取った。
その後の内視鏡検査で、さらに別の胃がんも見つかったが早期で取った。
同クリニックの青山伸朗院長は「除菌で粘膜の炎症が改善し、
胃がんの診断がしやすくなります」と語る。
これまで、公的医療保険でピロリ除菌の対象になるのは、
この男性のように胃潰瘍や十二指腸潰瘍などと診断された場合だった。
それより症状の軽い胃炎では保険が使えないため、
全額自己負担で除菌を受ける人もいた。
今年2月から、ピロリ菌による胃炎も保険の対象になった。
日本でピロリ菌の感染者は約3500万人とみられている。
年代別では50代以上の人に多い。
衛生環境が良くなかった時代、子どもの頃に感染したようだ。
今の子どもの感染率は低い。
感染すると、ほとんどが胃炎になると考えられるため、これから、
除菌をする患者が増えてきそうだ。
「定期的な検査が重要」
除菌治療を受けるのは、まず、内視鏡検査で胃炎と診断されることが出発点になる。
人間ドックなどの内視鏡検査で胃炎が見つかった場合も含まれる。
さらに、検査でピロリ菌が見つかった場合には薬を飲んで除菌して、
その後に検査をして菌が消えたか確かめる。
除菌に使う薬は3種類。
抗菌薬2種類と、胃酸の分泌を抑える薬1種類の組み合わせ。
これを1日2回、7日間続けて飲む。
副作用には、下痢や軟便などがある。
約1800人の除菌をしてきた青山さんによると、
この「1次除菌」の成功率は70%。
2種類の抗菌薬の一つに耐性菌が出てきているためだ。
1次で成功しない場合は別の抗菌薬を使って2次除菌をする。
1次で不成功でも2次の成功率は90%なので、2次までの成功率は結局97%になる。
ピロリ菌に詳しい北海道大の浅香正博・特任教授(消化器内科)は
「除菌が広がれば将来の胃がん死亡を減らせる」と話す。
浅香さんたちは胃がんを内視鏡で取った患者を対象にした研究で、
ピロリ菌除去をすれば、その後に新に発生する胃がんを3分の1に減らせることを示した。
胃がんで亡くなる人は日本では年約5万人。
除菌で胃がん発生を減らすことができれば、胃がんによる死亡が減ると期待される。
ただ、除菌すれば、その後の胃がんのリスクがゼロになるというわけではない。
子どものころに感染して、長い年月の間に、
がんになる前の病変ができている可能性があるためだ。
とりわけ50代以上では、
除菌をしても胃がんを減らす効果はやや下がってくると考えられている。
日本消化器がん検診学会も4月、「除菌による胃がん発生予防効果は限定的」という
理事会声明を公表して、除菌後のも検査の重要性を訴えている。
浅香さんや青山さんも、除菌が成功した後も定期的に内視鏡検査を
受ける必要があると強調している。
青山さんは「胃がんの後や胃の粘膜の萎縮が強いなどリスクが高い方は
1年に1回以上の検査を」と呼びかけている。 朝日新聞
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間
胃の粘膜にいて、胃潰瘍や胃がんの原因になる細菌ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)。
国内で3500万人が感染しているとみられる。
2月から、公的医療保険でピロリ菌の除去ができる対象の病気が広がり、
今後、除菌を受ける人が増えそうだ。
ピロリ菌除去とはどんな治療なのだろう。
「胃がん見つけやすく」
兵庫県姫路市に住む無職男性(65)は2007年にピロリ菌を除去した。
「おかげで胃がんを早期に治せました。胃の傷みも、苦しさもなくなりました」と振り返る。
当時は会社勤めで仕事が忙しく、よく胃が傷み、重苦しく食欲がなかった。
胃の内視鏡検査を受けると、ある病院では「胃がんかどうか再検査を」と言われ、
別の病院の再検査では「異常なし」と伝えられた。
専門家に診てもらおうと青山内科クリニック(神戸市中央区)を訪ねた。
胃潰瘍と診断され、胃にピロリ菌が見つかった。
抗菌剤などを飲んで除菌すると、赤くなった胃のただれが治ってきた。
08年に早期胃がんが見つかり、内視鏡でがんを取った。
その後の内視鏡検査で、さらに別の胃がんも見つかったが早期で取った。
同クリニックの青山伸朗院長は「除菌で粘膜の炎症が改善し、
胃がんの診断がしやすくなります」と語る。
これまで、公的医療保険でピロリ除菌の対象になるのは、
この男性のように胃潰瘍や十二指腸潰瘍などと診断された場合だった。
それより症状の軽い胃炎では保険が使えないため、
全額自己負担で除菌を受ける人もいた。
今年2月から、ピロリ菌による胃炎も保険の対象になった。
日本でピロリ菌の感染者は約3500万人とみられている。
年代別では50代以上の人に多い。
衛生環境が良くなかった時代、子どもの頃に感染したようだ。
今の子どもの感染率は低い。
感染すると、ほとんどが胃炎になると考えられるため、これから、
除菌をする患者が増えてきそうだ。
「定期的な検査が重要」
除菌治療を受けるのは、まず、内視鏡検査で胃炎と診断されることが出発点になる。
人間ドックなどの内視鏡検査で胃炎が見つかった場合も含まれる。
さらに、検査でピロリ菌が見つかった場合には薬を飲んで除菌して、
その後に検査をして菌が消えたか確かめる。
除菌に使う薬は3種類。
抗菌薬2種類と、胃酸の分泌を抑える薬1種類の組み合わせ。
これを1日2回、7日間続けて飲む。
副作用には、下痢や軟便などがある。
約1800人の除菌をしてきた青山さんによると、
この「1次除菌」の成功率は70%。
2種類の抗菌薬の一つに耐性菌が出てきているためだ。
1次で成功しない場合は別の抗菌薬を使って2次除菌をする。
1次で不成功でも2次の成功率は90%なので、2次までの成功率は結局97%になる。
ピロリ菌に詳しい北海道大の浅香正博・特任教授(消化器内科)は
「除菌が広がれば将来の胃がん死亡を減らせる」と話す。
浅香さんたちは胃がんを内視鏡で取った患者を対象にした研究で、
ピロリ菌除去をすれば、その後に新に発生する胃がんを3分の1に減らせることを示した。
胃がんで亡くなる人は日本では年約5万人。
除菌で胃がん発生を減らすことができれば、胃がんによる死亡が減ると期待される。
ただ、除菌すれば、その後の胃がんのリスクがゼロになるというわけではない。
子どものころに感染して、長い年月の間に、
がんになる前の病変ができている可能性があるためだ。
とりわけ50代以上では、
除菌をしても胃がんを減らす効果はやや下がってくると考えられている。
日本消化器がん検診学会も4月、「除菌による胃がん発生予防効果は限定的」という
理事会声明を公表して、除菌後のも検査の重要性を訴えている。
浅香さんや青山さんも、除菌が成功した後も定期的に内視鏡検査を
受ける必要があると強調している。
青山さんは「胃がんの後や胃の粘膜の萎縮が強いなどリスクが高い方は
1年に1回以上の検査を」と呼びかけている。 朝日新聞
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間
「善玉の中に」裏切り者
善玉コレステロール(HDL)は健康にいい善人。
悪玉コレステロール(LDL)を減らしてHDLを増やせば動脈硬化が減る―。
こんなコレステロールの常識が最近怪しくなってきた。
HDLにもさして善行しないただの人や中には悪人もいるらしい。
HDLは量だけでなく質も大事なようだ。
何かと評判の悪いコレステロール。
実は、細胞膜やビタミン、ホルモンなどをつくるうえでなくてはならない。
食べ物にも含まれるが、主の肝臓でつくられ、体の隅々まで運ばれる。
この運び役がLDL。 コレステロールをタンパク質や脂で包んだもの。
HDLは細胞で余ったコレステロールを集めて肝臓に戻す。
包んでいるタンパク質や脂がLDLと違う。
HDL濃度がもともと高くてLDL濃度が低い人は動脈硬化になりにくい。
動脈硬化症人にHDLを注射すると症状が和らぐことも知られている。
そうした発想から血液中のHLD濃度を上げる薬の開発が進められてきた。
しかし、昨年5月、スイスの大手製薬企業ロシュが進めていた薬の開発が中止された。
臨床試験で濃度は上がったが、感心な心臓などの病気を防ぐ効果に差が出なかったからだ。
「善人のHDLを増やせばいいはず」という期待が裏切られた格好だ。
HDLは集めたコレステロールを肝臓に戻すはずが、LDLに受け渡すことがある。
その仲介役を果たすのがCETPというタンパク質だ。
デンマークの研究者の調査では遺伝子の変異でCETPというタンパク質の量が少ない人は
HDLの値が1㌥リットル中70㍉グラム程度まで高くなり、心臓の病気になる割合は低かった。
開発が中止されたのはCETPの働きを抑えて、HDLの濃度を高める薬だ。
別なCETP阻害薬が試験中で結論が出ないとはいえ、
いまのところ予防効果が見られていないのはなぜか。
大阪大の平野賢一講師(脂質学)は「何事も過ぎたるは及ばざるがごとしではいか。
CETP阻害薬はHDLが高くなりすぎる」とみる。
大阪大グループは、国内でCETPをつくる遺伝子がないCETP欠損症の人たちを調べた。
HDLの値が100を超え、むしろ動脈硬化になりやすい傾向があった。
「善行せずぶらぶら」 血管が詰まって心筋梗塞などを引き起こす動脈硬化の仕組みはこうだ。
LDLが体の中に多くなると酸化LDLに変わって、血管の壁の内側にたまる。
すると、体を守る警察官であるマクロファージが集まってきて、
酸化LDLを食べて退治しようとする。
だが、分解できるのは周りのタンパク質や脂だけで、
コレステロールは壊せずためこんでしまう。
そうしたマクロファージが原因で血管がはれるのが動脈硬化だ。
HDLはマクロファージからコレステロールを抜き去る能力があり、
コレステロールを手放せば、マクロファージは動けるようになって血管から離れる。
しかし、CETPが働かないと、HDLはコレステロールを抱き込みすぎて動きが鈍くなり、
コレステロールを集める役目を果たせなくなるのかもしれない。
血液中でLDLが増えていると思っていたら、実は一つ一つのHDLが重くなっていただけで、
働き者のHDLは増えていないのかもしれない。
「悪さをする仲間も」
働かなくなっただけでなく、体に悪さをする「悪玉LDL」がいるのではないかという研究が
最近発表された。
一昨年、スイスのチューリッヒ大学病院のグループが米臨床研究専門誌に発表した研究では、
健康な人から採ったHDLは血管にいい効果があるが、動脈硬化症の人のHDLは逆に害を与えた。
東京医科歯科大の古川哲史教授(循環器内科)は「酸化LDLと同じようなことをする酸化HDLが
患者の中では増えているのかもしれない」と話す。
LDLはほぼ1種類だが、HDLには様々な種類がいる。
「HDL量だけでなくどんなHDLが含まれるか質も調べる必要があるのではないか」と
古川教授はいう。
身軽でコレステロールを集める余力の大きいHDLを増やした方がよさそうだ。
細胞のコレステロールをHDLに引き渡す段階も重要という見方もある。
京都大の植田和光教授(細胞生化学)らは、HDLにコレステロールを受け渡す
ABCHDL1というタンパク質の様子を特殊な顕微鏡で観察した。
ABCD1は細胞脈の内側を動き回って余分なコレステロールを集め、
ある程度ため込むと動きを止めてHDLが受け取りに来るのを待っていた。
コレステロールの移動をスムーズにする新たな治療薬が考えられる。 朝日新聞
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間
善玉コレステロール(HDL)は健康にいい善人。
悪玉コレステロール(LDL)を減らしてHDLを増やせば動脈硬化が減る―。
こんなコレステロールの常識が最近怪しくなってきた。
HDLにもさして善行しないただの人や中には悪人もいるらしい。
HDLは量だけでなく質も大事なようだ。
何かと評判の悪いコレステロール。
実は、細胞膜やビタミン、ホルモンなどをつくるうえでなくてはならない。
食べ物にも含まれるが、主の肝臓でつくられ、体の隅々まで運ばれる。
この運び役がLDL。 コレステロールをタンパク質や脂で包んだもの。
HDLは細胞で余ったコレステロールを集めて肝臓に戻す。
包んでいるタンパク質や脂がLDLと違う。
HDL濃度がもともと高くてLDL濃度が低い人は動脈硬化になりにくい。
動脈硬化症人にHDLを注射すると症状が和らぐことも知られている。
そうした発想から血液中のHLD濃度を上げる薬の開発が進められてきた。
しかし、昨年5月、スイスの大手製薬企業ロシュが進めていた薬の開発が中止された。
臨床試験で濃度は上がったが、感心な心臓などの病気を防ぐ効果に差が出なかったからだ。
「善人のHDLを増やせばいいはず」という期待が裏切られた格好だ。
HDLは集めたコレステロールを肝臓に戻すはずが、LDLに受け渡すことがある。
その仲介役を果たすのがCETPというタンパク質だ。
デンマークの研究者の調査では遺伝子の変異でCETPというタンパク質の量が少ない人は
HDLの値が1㌥リットル中70㍉グラム程度まで高くなり、心臓の病気になる割合は低かった。
開発が中止されたのはCETPの働きを抑えて、HDLの濃度を高める薬だ。
別なCETP阻害薬が試験中で結論が出ないとはいえ、
いまのところ予防効果が見られていないのはなぜか。
大阪大の平野賢一講師(脂質学)は「何事も過ぎたるは及ばざるがごとしではいか。
CETP阻害薬はHDLが高くなりすぎる」とみる。
大阪大グループは、国内でCETPをつくる遺伝子がないCETP欠損症の人たちを調べた。
HDLの値が100を超え、むしろ動脈硬化になりやすい傾向があった。
「善行せずぶらぶら」 血管が詰まって心筋梗塞などを引き起こす動脈硬化の仕組みはこうだ。
LDLが体の中に多くなると酸化LDLに変わって、血管の壁の内側にたまる。
すると、体を守る警察官であるマクロファージが集まってきて、
酸化LDLを食べて退治しようとする。
だが、分解できるのは周りのタンパク質や脂だけで、
コレステロールは壊せずためこんでしまう。
そうしたマクロファージが原因で血管がはれるのが動脈硬化だ。
HDLはマクロファージからコレステロールを抜き去る能力があり、
コレステロールを手放せば、マクロファージは動けるようになって血管から離れる。
しかし、CETPが働かないと、HDLはコレステロールを抱き込みすぎて動きが鈍くなり、
コレステロールを集める役目を果たせなくなるのかもしれない。
血液中でLDLが増えていると思っていたら、実は一つ一つのHDLが重くなっていただけで、
働き者のHDLは増えていないのかもしれない。
「悪さをする仲間も」
働かなくなっただけでなく、体に悪さをする「悪玉LDL」がいるのではないかという研究が
最近発表された。
一昨年、スイスのチューリッヒ大学病院のグループが米臨床研究専門誌に発表した研究では、
健康な人から採ったHDLは血管にいい効果があるが、動脈硬化症の人のHDLは逆に害を与えた。
東京医科歯科大の古川哲史教授(循環器内科)は「酸化LDLと同じようなことをする酸化HDLが
患者の中では増えているのかもしれない」と話す。
LDLはほぼ1種類だが、HDLには様々な種類がいる。
「HDL量だけでなくどんなHDLが含まれるか質も調べる必要があるのではないか」と
古川教授はいう。
身軽でコレステロールを集める余力の大きいHDLを増やした方がよさそうだ。
細胞のコレステロールをHDLに引き渡す段階も重要という見方もある。
京都大の植田和光教授(細胞生化学)らは、HDLにコレステロールを受け渡す
ABCHDL1というタンパク質の様子を特殊な顕微鏡で観察した。
ABCD1は細胞脈の内側を動き回って余分なコレステロールを集め、
ある程度ため込むと動きを止めてHDLが受け取りに来るのを待っていた。
コレステロールの移動をスムーズにする新たな治療薬が考えられる。 朝日新聞
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間
腰痛の人が全国に推定で2800万人いることが厚生労働省研究班の
調査でわかった。
40~60代の約4割が悩んでいた。
関係学会は、一般的な治療法ごとにお勧め度をまとめた。
原因不明の腰痛では、安静よりも運動が効果的で、
1ヵ月以上続く痛みはマッサージの効果ははっきりしなかった。
ストレスなど心理的な影響も腰痛の引き金になると認定した。
厚労省研究班(主任研究者=吉村典子・東大病院特任准教授)は
東京や新潟、広島など全国8ヵ所の住民約1万2千人分のデータを分析した。
医師による問診などで「腰に痛みがある」「1ヵ月以内に1日以上痛みがあった」人の割合は、
60代が4割強でピークだった。
40代50代も4割前後で、70代以上は下がる傾向があった。
男女比は4対6だった。
「200の論文を分析」 痛み止め、温熱、マッサージ、腰の牽引・・・。
様々な腰痛の治療法、どれが本当に効くのか。
日本整形外科学会と日本腰痛学会は、一般的な治療法の信頼度を診療指針にまとめた。
白土修・福島県立医科大教授(会津医療センター準備室)らが、
国内外の約200の論文を分析した。
腰痛は、背骨のガンや、腰椎骨折、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などでも起こる。
こうした病気が疑われれば、すぐに画像検査をして、もとの病気を治す必要があるという。
「安静より活動も」 一方、こうした病気がなく、
原因不明の腰痛は全体の8割以上を占めているという。
指針では、こうした腰痛には、坑炎症薬や鎮痛薬などの「薬物療法」が強く勧められた。
3ヵ月以上痛みが続く慢性腰痛では、ストレッチやウオーキングなどの運動もお勧めだ。
また、腰痛にはストレスがよくないと判断された。
うつ状態や仕事上の不満、人間関係に悩みがあると、腰痛になったり、
治りにくくなったりするとの論文には十分な根拠があったという。
このため、慢性腰痛では坑不安薬、抗うつ薬も有効な治療に挙げられた。
鎮痛薬などが効かずに心理的な影響が疑われれば、整形外科医らが処方する。
一方で、安静は必ずしもよくないそうだ。
日常生活を続けるほうが、痛みが軽くなり、仕事を休む期間が短くなるという。
マッサージや腰の牽引の効果ははっきりとした根拠がなかった。
いずれも、指針作りの参考にした複数の論文で結論が異なっていた。
白土さんは「多くが悩む腰痛の治療について、統一的な見解が必要だった。
正しい理解を広めて欲しい」と話す。
生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。
酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。
サン ケミストフーズ関心空間