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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 紅綬褒章を受ける
溝上春喜さんと、兄の聖泰さん


 
 「溝上 春喜(みぞかみはるき)さん」13歳  

 政府は11月3日付で、2011年秋の殊勲受賞者4079人と外国人殊勲の受賞者53人を発表した。
受賞者の一人に人命救助に功績のあったサッカー部の少年、少女ら3人が受賞した。
暗い話題の多いなかでの明るい話題が朝日新聞に掲載され感動した。

 受賞の連絡は、通学する埼玉県所沢市立柳瀬中学校から聞いた。
現在の褒章制度になった1978年以降、「最年少」と言われ、驚いた。
05年春に人命救助で受賞した15歳男子の記録を書き換えた。

 昨年6月、東京都内で川遊び中におぼれた男児(8)を兄・聖泰(せいた)さん(16)と、
兄の同級生だった原口夕香さん(16)の3人で助けた。
「救助に尽力した」との理由で、3人一緒に受賞することになった。

 実は、あまり泳げない。
川は水深2㍍。
飛び込んでから「やべっ!」と怖くなった。
下手したら、自分がおぼれていた。
胸いっぱいに息を吸って潜ると、逆立ちした状態で沈んでいる男児が見えた。

 手を伸ばして足首をつかみ、背後で立ち泳ぎしていた兄に託した。
兄が浅瀬に引き上げ、原口さんがテレビ番組で見た記憶を頼りに心臓マッサージを試みた。
男児が息を吹き返し、ほっとした。

 9人兄弟の5番目。
お礼に訪れた男児の母親に大泣きされて、幼い妹や弟の姿が浮かんだ。
「命って大切」。生きているのってすばらしんだね」

 中学のサッカー部でディフェンダー。
右手の骨折で練習を休んでいるのがちっとつらい。
受賞の式典には制服で行くつもりだ。

 ところで、紅綬褒章ってなんだか分かる? 「知らないっすよ。もう、やばいっす」





「助けなきゃ」村田さん踏切へ 2013年10月2日


 「助けなきゃ」。
1日、横浜市緑区のJR横浜線で男性を助けようと踏切に入り
電車にはねられ死亡した会社員村田奈津恵さん(40)。
父親の恵弘さん(67)は1日夜、
「止める間もなく、1人で(踏切に)行ってしまった」とぼうぜんとした様子で振り返った。

 午前11時半ごろ、恵弘さんは奈津恵さんを助手席に乗せて、
乗用車で踏切の差し掛かった際、男性が線路にうつぶせで横たわったのに気付いた。
「助けなきゃ」。
奈津恵さんはそう叫ぶと車から飛び降り、踏切に入っていた。
「間に合わない。行くな」。
恵弘さんが大声で制止したが、奈津恵さんは効かなかった。

 きゃしゃな体格の奈津恵さん。
男性を引っ張って線路からずらした。
「体を抱え上げる力はないけど、
わずかに動かせたからおじさんは助かったと思う」と恵弘さん。
近くの通行人が踏切の通報ボタンを押したが、間に合わなかった。

 奈津恵さんは3人姉妹の2番目。
恵弘さんの経営する現場近くの不動産会社に勤務していた。
不動産関係の資格も取得し、仕事熱心だった。
会社近くで酔った人が倒れていると、住所と名前を聞いて家族に連絡してあげるなど
「とても優しい性格だった」という。
「おまえは死んだけど、おじさんは助かった。言えることはそれしかない。
悔やんでもしょうがない」と恵弘さんは肩を落とした。

 「現場近くに献花台」

 横浜市緑区のJR横浜線鴨居―中山間の現場近くには一夜開けた2日、
献花台が設けられ、たくさんの人が花を手向けて冥福を祈った。
 
 献花台は地元商店街が設置。
近所に住む男性(68)は
「目の前で娘をなくしたお父さんの気持ちを考えると言葉がない」と声を震わせた。
踏み切り近くでは時折小雨が降る中、手を合わせる人も多かった。

 「村田さんに紅綬褒章」

 横浜市内の踏み切りで男性を助けようとした村田奈津江さん(40)が
電車にはねられて死亡した事故で、安部内閣は4日、村田さんの行為にたたえて
紅綬褒章を授与し、本人へのメダルの代わりに遺族に銀杯を贈ることを閣議で決定した。
あわせて安部晋三首相は村田さんの勇気をたたえる書状も贈る。

 紅綬褒章は、自らの危険を願いみず人命の救助に尽力した人が対象。
首相名の書状は6日に菅義偉官房長官が届ける。
菅氏は記者会見で「他人にあまり関心を払わない風潮の中、
自らの危険を願みず救出にあたった行為を国民とともに胸に刻みたい」と述べた。
警察庁も村田さんに警察協力賞を贈る事を決めた。
警察協力賞は、
人命救助や容疑者の逮捕、防犯活動などに大きな功労があった人などが対象。


  朝日新聞「声」 

 「救助で死亡 村田奈津恵さんを悼む」

  会社顧問 三津木 俊幸 (千葉県 76)


 横浜市緑区のJR横浜線の踏切で1日、同区の村田奈津恵さん(40)が、
74歳の男性を助けようとして列車にはねられ、亡くなった。
とっさの行動はその人の本心を表すと言われる。
父親の恵弘(しげひろ)さんは「困っている人を放っておけない子だった」と話したという。

 奈津恵さんの他人の不幸を見過ごせない性格は、本来持っているものでもあろうが、
多くは両親に育まれる過程で形成されるものであろう。
今、社会では親が子どもを虐待し、また、その逆もある。
痛ましい事件が絶えない。
家庭での教育が大事だ。

 奈津恵さんのご両親の嘆きは、いかばかりか計り知れないが、
父親の恵弘さんの「助かった男性には長生きしてほしい」という言葉は、
愛する娘への抑えきれない気持ちを表しているように思えてならない。

 奈津恵さんのご冥福を、心からお祈りしたい。

 「涙がとまらなかった踏切事故」
 

  主婦 岩田 勝江 (東京都)

 線路所に横たわっていた男性を助けようとして亡くなった横浜市の
村田奈津江さんの自己は悲しすぎます。
紙面にあった奈津恵さんの優しさあふれんばかりのお写真に涙がとまりませんでした。
お父さんの制止も聞かなかったのは、勇気と優しさ以外のなにものでもなかったのですね。

 瞬時のことで誰も止められなかったことが残念でなりません。
重傷を負った男性も事故を知ったときに心を痛めるのではないかと気になります。
 昨年12月、母の命日の墓参りの帰宅中、私鉄の踏切内で車椅子が
線路に入り込んでしまい、通りかかった人たち3人で引き上げました。
ことなきを得ましたが、ひやひやしました。
大勢の方が通り過ぎましたが、気がつかないものです。
困ったときには大きな声で助けを求めなければ、と思いました。
それからは線路の中や車椅子などを気にするようになりました。

 奈津恵さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
お父様はお体に気をつけてお過ごしになりますように。

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