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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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  エンブ初等学校の子供たちに囲まれ、
 歌と踊りを一緒に楽しむ塩尻美智子さんと夫の安夫さん。



「塩尻 美智子さん」 北海道・函館市出身


  診療所や学校を開設。
ケニアの貧しい農村部で21年間、エイズ孤児の支援などを続ける
北海道函館市出身の女性がいる。
NPO法人「アフリカ児童教育基金の会」(奈良県、ACEF)の塩尻美智子さん(59)。

 家族7人で移住し、感染症マラリアで長女を亡くす悲惨な悲劇も遭った。
この苦難を夫の安夫さん(62)や子供たちと乗り越え、
ケニアの大地にどっしり支援の根を伸ばした。

 首都ナイロビの北東150㌔、人口約4万人の町エンブ。
ACEFが運営する子供診療所は、深夜もこうこうと明かりがともる。
医師は現地で雇い、診療は24時間態勢。

 美智子さんは「ケニアの子供たちに、9歳で命を落とした
長女直美の分まで生きてほしい。
そんな願いを込めて開設した」と語る。

 函館大妻校卒業後、函館の百貨店勤務を経て関西に移り、知り合った安夫さんと結婚。
飢餓に苦しむアフリカ救済の基金活動に携わり、家族で8年間街頭に立った。

 「アフリカで人の役に立ちたい」。
そんな思いを共有した夫妻は1990年4月、5人の子供を連れケニアへ。
ACEFケニア事務所長の夫と、学校への本や教科書の寄付、
生活・農業用水路整備など地域に根ざした支援を広げていった。
 
 渡航から半年、悲劇が襲う。
長女直美さんが高熱を出し3日後、帰らぬ人に。
帰国するか迷う安夫さんに、美智子さんは「直美を置いて帰れない」と
現地残留の決意を語った。

 長女の死から3年後、悲願の子供診療所を開設。
両親がエイズに感染し生まれながらエイズに苦しむ乳幼児やマラリアの
子供らの治療を始めた。

 96年には日本政府の援助を活用し、寄宿舎を備えた初等学校(8年生)を開校。
現在約300人が学び、寮生140人の約3割はエイズなどで親を亡くした孤児。
「ここで勉強できるのは神様がくれたプレゼント」と喜ぶ孤児もいたという。

 2007年開設の助産所では毎年100人もの赤ちゃんが誕生。
美智子さんの母校・函館大妻校の生徒たちは09年、手作りの産着100着を贈ってくれた。

 塩尻家の長男一道さん(32)は、在ケニア日本大使館に勤め国際貢献に情熱を燃やす。
次男大輔さん(30)は妹の死を糧にナイロビ大医学部を卒業し、医師として歩み始めた。
「北海道の開拓者精神が、私にも宿っている。看護学校も作りたい」。

 美智子さんの夢は広がる。 北海道新聞 板東和之

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