忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  「変形性膝関節症」

 ひざの痛みに悩む高齢者が増えている。
変形性膝関節症などの病気が原因。
患者は推計で約800万人ともいわれる。
転倒の原因にもなるため、痛みがあれば早く治療を受けることが大切。
薬による治療のほか、運動、ひざの負担を軽くする工夫でも、
痛みは改善できるという。

 島根県出雲市の林千鶴さん(85)は4年前、変形性膝関節症と診断された。
右ひざに水がたまって腫れ、歩くのもつらくなった。
そのうち、転倒を繰り返すようになった。

 3年前に受診した島根大学病院で、ヒアルロン酸注射を受け始め、
次第に痛みがひいた。
いまは2週間に1回、注射をしている。
1日50回の足踏み運動で、足の筋肉の衰えも防ぐ。
杖を使って外に出歩けるようになった。

 変形性膝関節症は、ひざ関節の軟骨が減ってひざ関節が変形し、
衝撃を吸収する働きが弱くなって痛みが起きる。
高齢になるほど患者は増え、男性よりも女性に多い。

 ひざ関節のなかには、もともとヒアルロン酸があるが、加齢とともに減る。
すると、関節をスムーズに動かす「潤滑油」の働きが落ちてしまう。
このヒアルロン酸を注射で補うのが林さんが受けている治療。

 週1回の注射を5回続け、必要に応じて2~4週間に1回ほど注射して状態を維持する。
3年前には3回連続と、より少ない注射回数で効果が見られるタイプの薬も発売された。

 日本整形外科学会は昨年、国際変形性関節症学会の指針をもとに、
国内の治療指針をまとめた。
ヒアルロン酸注射は、国際学会の指針よりも推奨度を上げた。
進行した人に使われる米国などに比べ、日本では早い時期から
使われることが多いなどの違いを考慮した。
症状が進んで軟骨のすり減りがひどくなると、
注射で痛みを抑えるのが難しくなることが多い。

 指針の策定委員長の石黒直樹・名古屋大教授(整形外科学)は
「傷みがあればなるべく早く受診しておしい」と話す。

 副作用として、注射した部位の痛みのほか、
薬の種類によっては関節炎などの報告もある。

 「ストレッチも効果的」  
 指針では、ストレッチや運動の重要性も指摘されている。
ストレッチはひざの柔軟性を取り戻し、痛みを和らげる効果がある。
東京医科歯科大の宗田大教授(運動器外科学)は、基本のストレッチとして、
両足を伸ばした状態で座り左右交互に太ももに力を入れていく動作をすすめる。

 ひざへの負担も少なく安全で、5秒間を10回ずつで1セット。
朝晩に1セットずつでも続けるといいという。
正座もストレッチ効果が高いが、痛みが強いとできない人もいるので、
入浴中に浴槽の中でやるといいそうだ。

 ひざの痛みが和らいできたら、筋肉を維持するため、
ウオーキングやサイクリングなどの有酸素運動を行う。
体重が1㌔下がると、例えば階段の上り下りをしたときのひざへの負担は6~7㌔減る。
杖を使って正しい歩行姿勢を保つことも痛みの緩和に役立つ。

 宗田さんは「ストレッチなどの治療は、レントゲンでひざ軟骨のどこが
どれほどすり減っているか確認してもらい、
無理のないレベルから行って欲しい」と話している。

 こうした治療法でも改善しなければひざの関節を
人工関節に置き換えるなどの手術もある。
ただ、島根大の内尾祐司教授(整形外科学)は「早い時期に適切な治療を受ければ、
手術に至らずに生活の質を保って日常生活を送れる。
年をとったから仕方ないとあきらめないで欲しい」と話す。 朝日新聞(武田耕太記者)

生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。

酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を
追加致しております。

サン ケミストフーズ関心空間
PR
Comment
この記事にコメントする
お名前:
URL:
メール:
文字色:
タイトル:
コメント:
パス:
忍者ブログ [PR]