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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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  「1日2個」塩分は要注意

 梅干しは、昔から健康に良いというイメージが
伝えられていますが、日本一の産地、
和歌山県では最近、科学的な証拠が集まりつつあります。
 「梅はその日の難逃れ」
 このことわざのように、梅干しを朝に食べると、病気などを免れると、
昔の人は経験から伝えてきた。
和歌山県立医大の宇都宮洋才准教授によると、
梅の産地みなべ町などで聞き取り調査をしたら、
「動脈硬化を防ぐ」「胃潰瘍になりにくい」「かぜをひかない」「疲れがとれる」など
数えきらないほどの伝承があった。
まるで「万能薬」だが、本当だろうか。
宇都宮准教授は、マウスに高塩分の食事を与えて高血圧を起こさせる実験で、
食事に梅エキスを加えたグループと加えていないグループで血圧を比較してみた。
すると、梅エキスを一緒に食べたマウスは、
食べていないマウスよりも血圧が10%程度、低く抑えられていた。
梅エキスが動脈硬化を引き起こす血管の筋肉の肥大を防いでいることがわかった。

 宇都宮准教授は梅に含まれるポリフェノールの一種「リグナン」に着目。
胃潰瘍の原因となるピロリ菌の培養液の中にリグナンを加えたら、
変形したりしてピロリ菌の働きが弱まった。
ピロリ菌の働きを半分に抑えるには、梅干し5個分のリグナンが必要だったが、
「1、2個分でも効果はある」という。

 また、インフルエンザウイルスが感染した培養細胞にリグナンを加えたら、
ウイルスの増殖が抑制されることもわかった。

 梅の有効成分はリグナンだけではない。
近畿大生物理工学部の三谷隆彦・元教授が見つけた別のポリフェノール
「ヒドロキシ桂皮酸」にも、高血圧防止や
ウイルスの増殖を抑える効果のあることが分かってきた。

 また、この酸をマウスに与えて泳げる時間を調べたら、
与えていないマウスより、1~5割、長く遊泳できた。

 ただ、数々の健康効果があるからといって、
たくさん食べれば良いというわけではない。
梅干しには10%程度の食塩が含まれている。
1個10㌘だと1㌘上がる。
厚労省が定める1日の塩分の摂取目標量は、成人男性9㌘未満、女性7・5㌘未満。

 宇都宮准教授は「1日の食事全体で塩分を調節してほしい」と話す。
梅干しは1日2個程度を目安に。
増やす場合には他のメニューの塩分を抑える工夫が必要。

 さて観梅の季節。
梅林の花の香りにも、梅パワーは秘められている。
和歌山工業高等専門学校の奥野祥治准教授によると、
香り成分のベンズアルデヒドに抗菌作用がある。
梅干にも同成分があり、「日の丸弁当が傷みにくい理由の一つではないか」とみている。
 朝日新聞

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