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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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   2011年9月、札幌市内で 撮影されたヒグマ 

 昨年「道総研など」調査

 札幌市街周辺に生息するヒグマが、
2011年に少なくとも13頭いたことが、
道総合研究機構(札幌市)などの調査でわかった。
体の毛を採り、遺伝子分析で個体を識別した。
行動範囲が狭いメスが複数いたため、市街地周辺にヒグマが定着し、
今後も増えるとみられるという。

 調査は、道総研やNPO法人エンヴィョン環境保全事務所(札幌市)などの研究期間が、
札幌市と共同で実施した。

 03~11年に手稲区や南区、中央区など市内6ヵ所の「市民の森」や自然報道の近くに
設置された有刺鉄線や木の樹皮についていたヒグマの体毛を調査。
市街地周辺で捕獲されたヒグマを含めて、それぞれの遺伝子を分析して個体を識別した。
その結果、9年間でオス18頭、メス9頭、性別不能1頭の計28頭が確認された。

 昨年確認されたのは13頭と最も多く、うち7頭は初めて存在が確認された。
06年以降は毎年のようにメスが確認されている。
ヒグマの行動範囲は、オスが半径数十㌔なのに対し、メスは数㌔と狭い。
道総研・環境科学研究センターの間野勉・企画課長は「メスが山麓に居着いて、
一帯で子を産み、仲間を増やしているとみるのが自然な考え方だ」と話す。

 メスは4・5歳で成獣になった後、2・3年に1度の間隔で出産するため、
今後も生息域は拡大するとみられるという。

 1966年から89年まで春に出没するヒグマの駆除事業があり、
一時は札幌市の山麓からヒグマがほとんど消えた。
ここ数年で出没が増えたヒグマは、人間を恐れた経験のない世代。

 だが、28頭中1頭は果樹園への侵入が確認されたが、他は人との摩擦が生じた例はなく、
現段階では人に危害を加える兆候は見受けられないという。

 札幌市は、市民の安全を確保しながらヒグマとの共存を目指している。
人が出くわないようにするため、ゴミ出しルールを守ったり、
丈夫なゴミ箱を設置したりするなどの取り組みを呼びかけている。

 間野さんは「ゴミの味を覚えると、市街地への出没が増える恐れがあり、
市民側も行動様式を知る必要がある。市民がヒグマとの共存を許容できるかどうかで、
今後の対策は変わってくる」と」話す。

 市環境局によると、市内でのヒグマ目撃件数は増加傾向にある。
今年度は27日時点で106件、痕跡確認は41件で、統計が残る02年度以降
過去最高だった昨年度を上回るペース。
今年度のヒグマの分析結果がまとまるのは、来年春以降の見通しという。 朝日新聞

   「今秋のヒグマ出没例年並み」

 今年秋のヒグマの出没は「例年並み」―。
道はこんな予想を発表した。
えさのどんぐりやヤマブドウの実なりが、おおむね平年並みのため。
ただし、今年は夏に道内の市街地で頻繁にヒグマが目撃されており、
十分な注意を呼びかけている。

 道は8~9月、全道の大学付属演習林や林業試験所など30ヶ所以上にアンケートした結果、
特に広く分布するミズナラのどんぐりは豊作から並作、サルナシは並作から不作だった。

 どんぐりの不作で大量出没が予想された昨年度は、
10月から冬眠に入る12月までに320頭が捕獲された。
一方、例年並みの出没予想だった2010年度は119頭だった。

 今年度は9月末までに416頭の捕獲が道に報告されたが、ここ数年で比較的少ない。
ただ、道自然環境課は「農作物を食べることを学習したヒグマが近年増えている。
若いヒグマも市街地近くへの出没を繰り返しており、収穫期を迎え
、引き続き十分な注意が必要」と呼びかかている。

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