忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


  北大大学院の技術指導を受け
「美深チョウザメ館」で養殖されているチョウザメ


    「美深町で30年」北海道

 上川管内美深町の第三セクター美深振興公社が行っている
チョウザメ養殖事業が来年度、着手から30年の節目の年に、
大幅に拡大される。

 北大大学院が化粧品や再生医療用品の素材として注目されるコラーゲン採取の研究を始め、
チョウザメの卵で世界三大珍味として知られるキャビアの増産にも乗り出す。
「チョウザメの町・美深」の活性化はなるか ―。

 チョウザメはかつて、天塩川に生息していたが昭和初期に絶滅。
復活を目指して町が1983年、旧ソ連産のベスレル種300匹を水産庁から譲り受けて
養殖を始めた。
93年に初めてキャビアの採取に成功。
2008年から北大大学院水産科学研究院足立伸次教授の技術指導を受け、
人工ふ化を軌道に乗せた。
現在は「美深チョウザメ館」で約3500匹を飼育している。

 「キャビア抜きでも採算が取れるような産業化を目指したい」。
足立教授と同研究院の都木(たかぎ)靖彰教授は9月6日、同町を訪れ、
新たにコラーゲン採取に向けた事業拡大を提案し、山口信夫町長が賛意を示した。

 チョウザメは皮や頭、内臓に豊富にコラーゲンが含まれている上、
魚肉消費用の成魚で体長が60~80㌢と大きいためにコラーゲンが多く採取できるのが特徴。
コラーゲンの需要は世界的に増しており、都木教授は「捨てられる部分を資源に変える。
研究にはチョウザメ養殖に新たな経済的な価値を生む狙いがある」と話す。

 「ロシアに輸出できる味だ」。
4月に同町を訪問し美深産キャビアを試食したロシアのサプリン駐札幌総領事は、
本場のロシア産に比肩する味だと太鼓判を押した。
同公社が経営するびふか温泉では、しょうゆ漬けのキャビアのカナペ(千円)、
肉の照り焼きを載せたチョウザメ丼(500円)、ハム(500円)が名物。
観光客の多い夏季にはチョウザメ丼が1日10~20食出る人気だ。
南雅二料理長は「手探りでようやくここまで来た」と、
日本人の口の合う風味を工夫してきた苦労を語る。

 ただ、キャビアの生産には波があるのが課題。
採れた量は、09年に4㌔、10年に7㌔、11年に2㌔。足立教授は「チョウザメの産卵は
2~4年に1回。
キャビア生産を事業として安定させるには、10万匹に増やす必要がある」と大幅増産の
必要性を強調する。

 具体的な増産計画は今後検討するが、町内の会社経営者が養魚池を建設する意向を
示すなど民間もチョウザメ養殖支援に乗り出す。
道も養殖事業と北大の研究を後押しする方針で、
町は「産官学の連携が整いつつある」と事業拡大を本格的に進める考えだ。  北海道新聞記事

 生活習慣病の改善にサン ケミストフーズのカバノアナタケを、お試しください。

「抗酸化物質」酵素培養・カバノアナタケ製品 無料サンプル・カプセル(菌子体 5 カプセル 菌核 5 カプセル)を追加致しております。
 
PR
Comment
この記事にコメントする
お名前:
URL:
メール:
文字色:
タイトル:
コメント:
パス:
忍者ブログ [PR]