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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 「札幌市南区」2012年9月26日

 
ヒグマの目撃が相次ぐ札幌市南区で、
市街地へのクマの通り道の可能性が高いとして、
道が約300㍍にわたって河畔林を伐採したことが9月26日、分かった。
専門家からは「市街地への出没を防ぐ有効な手段」と評価の声が
上がる半面、大規模な伐採で河川の生態系への影響を
懸念する見方も出ている。

 道が伐採したのは、札幌市南区川沿地区で北の沢川と中ノ沢川の合流地点から北の沢川の
上流約300㍍の範囲。
今月18日から作業を始め、26日に完了した現場周辺では8月末以降、クマの目撃例が続出。
札幌市や地元住民は、クマが河畔林を移動に利用している可能性が高いとして、
河川管理者である道に伐採を依頼した。
伐採前の現地では、ニセアカシアやポプラ、オニグルミ、シラカバなどが茂り、
道路や橋から川の様子がほとんど見えない状態だった。
伐採した空知総合振興局札幌建設管理部事業室は「専門家の意見も聞いた上で、
人間の安全を優先した」と言う。

 ヒグマなど野生動物の調査研究を行うNPO法人南知床・ヒグマ情報センター
(根室管内標茶町)の藤本靖理事長は「クマは明るいところを嫌う性質があり、
市街地に入れない対策として有効だ」と伐採効果を認める。

  一方、鳥類生態学に詳しい東海大学大学院理工学研究科の竹中万紀子・非常勤講師は
「河畔林は、都市部で分断されがちな緑をつなぐ存在。
伐採は大規模で、シジュウカラやアオジなどの鳥類に悪影響を
与える可能性がある」と話している。

   「伐採効果に住民期待」

 ヒグマの通り道になっている可能性がある札幌市南区川沿地区の北の沢の河畔林を
道がクマ対策として伐採したことについて、不安が高まっていた地元町内からは
効果に期待する声が上がった。
一方で、問題点を指摘する専門家もいる。

 道が伐採したのは、中ノ沢川との合流点から上流300㍍の範囲。
8月末以降、クマの目撃が相次いでいた。
川沿第一町内会の益山盛吾会長は「住民は安心して子どもを学校に送り出すこともできず、
みなクマに対して神経をとがらせていた」と伐採の効果に期待する。

 ただ、現場はサクラマスの産卵場所にもなっている。
札幌市豊平川さけ科学館の有賀望さん(39)は「伐採で明るくなったことで、
産卵しにくい場所になった可能性がある」と問題点を指摘する。

 一方、冬眠の時期を控えて今後、クマ目撃が増える可能性があるため、
札幌市は猟友会との連携を強化するなどの対策を講じる。

 市は毎年、地元猟友会の20人に「ヒグマ防除隊」として業務を委託。
市街地や学校付近で目撃情報などが寄せられるとメンバーが現場周辺に出動して
警戒、駆除に当たる。

 防除隊には1回の出動につき2万円を支払っているが、本年度はこれに加え、
防除隊としてライフル銃の購入費などとして「委託基本料」約90万円を補助する。

 また、今後は市、道などの関係部署で構成する
「ヒグマ対策委員会」に猟友会メンバーにも参加してもらう。

 市環境局は「ハンターとしての意見、考え方を関係機関で共有することで、
今後のヒグマ対策に生かしていきたい」としている。 北海道新聞記事


   「ヒグマ 定置網で味しめた」  

 北海道の知床半島の海岸で、定置網にかかったカラフトマスを、
ヒグマが岸から泳いでいって捕まえる姿を、
札幌市在住の写真家阿部幹雄さん(59)が写真に収めた。 

 撮影は8月下旬。阿部さんがシーカヤックで海岸近くを移動中、
偶然、泳いでいるクマに気づいたという。
岸に子グマを残し、網沿いに数十目㍍泳ぎ、かかったマスを見つけると、
口で網から巧みに外して岸に戻った。

 阿部さんによると、知床では一部のクマがこの数年、
網にかかった魚を外して食べるようになったという。
「クマの補食行動は変化している。学習を重ね、
確実に餌を取れる場所を見つけたということだろう」と話す。
 
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