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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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「大雪でエサ不足」町中へ

 北海道東部の別海町、約200人が暮らす走古丹(はしりこたん)地区に
3千頭以上のエゾシカが集まっている。
フン害をはじめ、庭も荒らされ、住民を悩ませている。

 同地区は、オホーツク海と風蓮湖に挟まれた細長い地形で、
原生花園を含む一帯がエゾシカの越冬地。
町は昨年末の目測調査で約2千頭を確認したが、
実際は少なくとも3千頭以上いるとみている。
住民も「今冬はこれまで一番多い」。
大雪による餌不足が原因ではないかとみられている。

 エゾシカが狙うヒオウギアヤメやハマナスは、町の大切な観光資源。
その原生花園を抜ける一本道が唯一の生活道路で、
住民らはエゾシカをよけながら車で外出するしかない。
住民は「エゾシカの大集団の中で暮らしているようだ」とこぼす。
町は2月、初めて銃による駆除を実施し、約100頭を仕留めた。
エゾシカの大量出没は、5月になって人里離れた場所に食料が増えるまで続くとみられる。

 

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