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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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   冷たい冬の太平洋が育んだ広尾のフノリ。
岩場にびっしりと繁茂している
 
  「寒フノリ」北海道・十勝管内広尾町

  厳しい崖が迫る国道336号線(黄金道路)沿いの狭い岩場で、
2~3月の干潮の日の午前中、寒フノリ漁が行われている。

 防寒具と胴付き長靴姿の漁業者は、しびれるほど冷たい海につかり、丁寧に摘み取る。
摘んだばかりのフノリのみそ汁を一口すすると、さわやかな磯の香りが鼻を駆け抜ける。

 十勝晴れが広がり、波も穏やかな2月28日午前9時半、今年の漁が解禁になった。
漁業者とその家族ら約200人が一斉に磯に出て、防寒ゴム手袋で岩を優しくなでるようにして、
丁寧に摘み取っていく。

  「早くかごをいっぱいにしようと思って夢中になって取っていると、
いつの間にか汗をかいている。寒さなんか感じない」。
広尾漁協女性部の柏原絹子さんは、防寒防水のゴム手袋ではなく、
普通の軍手で岩場のフノリを摘み取る。
「防寒の厚いものを使うと、手が疲れてしまう。軍手で取っていると、
そのうち指先が破れて穴が開いて、いい具合に取りやすくなる」

 柏原さんはこの日、夫の成行さん(73)と1㌔当たり約1300円で37㌔も出荷した。
「冬場はお米代やおかず代になる」そうで、漁の端境期に当たるこの時期の
貴重な収入源になっている。

 広尾のフノリは土具でこすり取らない「手摘み」が売り。
育ち具合のいいものだけを選んで摘み取るため、質が良く、砂が混じらない。

 2~3月のフノリはまだ若く軟らかいため特に風味が豊で、生で出荷する。
漁は5月まで続くが、この時期を過ぎると生ではなく、乾燥させて出荷する。

 ブランド化を目指す広尾漁協は2000年から岩場に胞子を散布し、フノリの増殖に努めてきた。
また、資源保護のために漁も月1回程度に規制するなど、
地元の漁業者らが大切に育てている。

 広尾漁協は年間2~3㌧程度の生のフノリを、主に札幌や東京などに出荷している。
漁協でも150㌘入り1パック420円で直売。町内の鮮魚店でも購入することができる。

 柏原さんにおすすめの食べ方を聞いてみた。
「かき揚げも独特の風味が出ておいしい。でも、海の香りを楽しむなら、
コンブだしで作ったみそ汁がやっぱり一番。毎年このみそ汁を飲むと、
もうすぐ春が来たなって実感する」と、温かな笑顔を見せた。 北海道新聞記事

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