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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 「福田 順美さん(19)」

 
宮城大看護学部1年の福田順美さん(19)は、
震災2年を岩手県陸前高田市に帰省して迎えた。
更地になった「自宅跡」から、
スマートフォンでツイートした(つぶやいた)。
助けられなかったペットを思い、「お守り1個置いて来た」。

 フォロワー(読者)は約6800人。
 1580件を数えた、思いをつなぐつぶやきのはじまりは、「3・11」の36日後だった。
 「残った命を助けてください」「家はいぬ(犬)猫共々流され
今は避難所生活を余儀なくされています
」(2011年4月16日)。
友達も恩師もなくした。
眠れない。
身を寄せた体育館で頭から布団をかぶり、つぶやいた。

  「軌跡」 
 はき出した「もやもやした気持ち」はリツイート(転載)され、広がる。
何が必要 ?」「力になりたい」。
 3人だったフォロワーが急増し、返信しきれぬ激励とともに支援物資が
避難所に続々と届く。
奇跡が起きたと感じた。

  当時つぶやきをたどると、思いを伝えたのはボランティアたちだったことが分かる。
転載が繰り返され、支援の輪に。
「ニーズにあわせた支援」がツイッターで実現した。

 雨音さえおびえた福田さんが心のうちを明かせたのも、ツイッターだった。
 140字が上限のつぶやきを65回。約7千字。
手記として、フォロワーが「高校三年生なおみが振り返る震災の日」という
サイトにまとめた。
約10万人が読んだ。
そばにいなくても、一緒に遊んでくれる人たちの存在を信じた。
だから語れたという。
 
 「温度差」
 進学して仮設住宅を出た。
震災1年。温度差に悩む。
どうしたら みんな忘れずにいてくれるのだろう」(12年5月5日)
あなたに何がわかるんだ」(同年7月20日)。
焦り、力む。
 悲劇のヒロインとやゆされ、「失望した」とも。傷ついた。
しばらく遠ざかったつぶやきを、13年に入って再開した。
大学のリポートづくりで開いたパソコンで「被災地」と検索した。
検索の組み合わせ予測に「心霊」とあった。

 ヤフーによると、検索の組み合わせは「幽霊(心霊)」が12年8月から毎月トップ。
被災者の目撃談とともに、心霊スポットを興味本位に紹介するサイトがいくつもある。

 福田さんは「馬鹿にすんなよ」(1月27日)とつぶやいた。
明治大学の石川幹人教授(認知科学)は「(無関係な他人の)好奇心が、
被災者を深く傷つけることがある」と話す。
 
 「提案」
 それでも発信はやめない。
自分たちの経験を、将来起こる災害で被害や苦しみを少しでも減らす
財産にしてほしいと考えている。

 2月中旬、仮設に暮らす人たちに手紙を書く支援の仕組みをツイッターで提案した。
「『あなたは一人じゃないその気持ちを伝わるだけで、
心は温かくなっていく
」(2月20日)。

 支える提案は初めて。
 40人がリツイートした。  

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