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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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  中国鉱床の「10倍」2013年3月21日

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)と東京大の研究チームは21日、
日本の排他的経済水域(EEZ)の小笠原諸島・南鳥島周辺の水深5600~5800㍍の海底に、
高い濃度のレアアース(希土類)が存在していることを確認したと発表した。
主な産出国の中国の鉱床の10倍以上の濃度という。
 
 ただ、水深5千㍍以上の海底の鉱物を大量に採掘する技術は世界的にまだなく、
商業化が可能かどうか課題となる。
研究チームは1月、深海調査船「かいれい」で、南鳥島周辺の7ヵ所の海底の土や泥を
深さ10数㍍にわたって採取。
分析できた2ヶ所の試料のうち1ヶ所で、海底から 深さ3㍍の泥中のレアアースの濃度が、
6600㏙(0.66%)に上がった。
今回判明した濃度から、東京大の加藤泰浩教授(地質資源学)は1日1万㌧の泥を採取すれば、
国内需要4割以上がまかなえる可能性があるとしている。

 レアアースは、中国で操業する鉱床の300~500㏙より高比率なうえ、
海底から数㍍と比較的浅いところに多く存在することも判明した。
これまでは、レアアースの層の上には厚さ10㍍以上の堆積物があり、
採掘の障害になると想定されていた。
 
 ただ、海底資源の開発は現在のところJAMSTECの探査船「ちきゅう」が研究目的で
水深2500㍍の海底の泥を引き揚げる技術のほか、
海外では海底3千㍍での油田開発の実績があるが、5千㍍を超える深海ではまだない。
水圧や海流への耐性、採掘後の海洋での処理技術など課題は山積しているという。
 
 2万から3万㌧あったレアアースの国内需要も昨年は在庫調整や代替物の開発、
リサイクルなどで大幅に落ち込み、実勢価格も種類によってはピーク時の
2割ほどに落ち込んだものもあるという。
採掘コストも海底レアアース開発の可能性を左右しそうだ。

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