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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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  航空調査「30年前の水準」2013年9月 

  エゾシカの食害が深刻化している世界自然遺産・知床半島の知床岬地区で、
シカの生息数が大幅に減少している。
環境省が2月に行った航空調査では前年同期比209頭減の56頭となり、
過去10年で最少となった。
食害で失われた植生も回復傾向で、同省は2007年度に始めた捕獲の成果とみている。

 9月29日に釧路市内で開かれた知床世界自然遺産地域科学委員会の
ワーキンググループの会合で報告された。

 知床岬地区が同半島の突端で、4ヵ所あるエゾシカの主要越冬地の一つ。
強風により草原の雪が吹き飛ばされるため草木を食べやすく、
格好の菜食地となっている。
毎冬実施している航空調査によると、調査開始の1986年は53頭だったが、
年々増加し、ピークの03年には626頭を確認。
その後もほぼ500頭台で推移していた。

 同省は植生への被害軽減を図るため、07年度から岬地区でエゾシカを
追い詰めて撃つ「巻き狩り」を実施し、これまで計717頭を駆除した。
それに伴い確認頭数も大幅に減少。
推定生息密度は1平方㌔㍍当たり3・4頭となり、
目標としていた80年代初頭レベルの同5頭を下回った。

 同省が8月に実施した岬地区の草原調査では、エゾシカの菜食で
ダメージを受けていたクサフジやオオヨモギなどの植生の回復が確認された。
同省釧路自然環境事務所は「捕獲の成果が表れている」とみている。
捕獲を行っている知床の越冬地のうち岬地区以外の2地区も減少傾向。
2月の上空からの調査によると、根室管内羅臼町のルサ― 相泊地区は
直近の調査が行われた11年比で24%減の215頭だった。
オホーツク管内斜里町の幌別―岩尾別地区は同76%減の314頭だった。

 同省は来年以降も越冬地3地区での捕獲を実施。
これまで行っていない越冬地の斜里地区ルシャ地区でも、
17年度からの捕獲実験を検討している。
同事務所は「捕獲している越冬地では減少しているが、何もしなければ再び増加する。
低密度を維持するために捕獲を続ける」としている。

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