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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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   「伐採必要と」専門家  

クマ出没の「多発地帯」とされてきた札幌市南区で、
また目撃情報が相次いだ。
札幌市市街地に近い山間部では雌グマが繁殖を続け、
親離れした若いクマが河畔林を伝い市街地へ迷い込むといわれる。
専門家は対策の一つとして、河畔林の伐採を求めるが、すぐに実施しそうにない。
人間の生活圏へのクマを近づけない方策が、いま求められている。

 20日夕方から夜にかけ、南区の石山と鉱石山で目撃されたクマは、
いずれも体高(地面から肩までの高さ)70~80㌢で、同じクマとみられている。

 北大大学院獣医学研究科の坪田敏男教授(52)は
「雄なら2~3歳の若いクマだろう。親離れしたばかりの可能性もある。餌を求めて歩き回り、
豊平川の河畔林を通って、帰り道が分からなくなったのでは」とみる。
「河畔林の伐採や、山際の林の下草刈りでクマの市街地への侵入を防げる」

 2011年以降、市街地でのクマの出没が相次ぐ札幌の中でも南区は山林に広範囲で接し、
出没の頻度が高い。 この秋も9月下旬に南区石山、川沿地区に出没した若い雄が、
ハンターによって射殺された。
このクマは豊平川の河畔林を伝って市街地に迷い込んだと、
専門家たちはみている。

 今回のクマの出没地点を含む豊平川の上流域を管理するのは、
道の空知総合振興局札幌建設管理部。
河畔林については、「治水上の問題になりやすい他の小規模河川を中心に伐採しているが、
川幅が広く優先度の低い豊平川は手付かず」という。

 建設管理部事業課の天井弘志課長(55)は、
「こちらは河川管理者でありクマ対策の部署ではない。本来、札幌市が行うべきだ。
市から要望があったとしても、費用の面から難しい」と説明する。

 クマ対策を担当する札幌市みどりの活用担当課の長谷川正彦課長(55)は、
「出没につながるような場所の下草刈りなどは、これまで土地所有者にお願いしてきた。
今後クマの出没地点を分析して効果的な場所を探し、河川管理者と協議したい」と話す。

 「クマ対策は縦割り行政では進まない。
さまざまな行政機関が協力し合う必要がある」(坪田教授)との指摘を、
今後どのように生かすか課題だ。

 南区石山に約50年住む主婦(76)は「豊平川の河原は昔は石が広がっていたが、
ここ十数年で林のように茂ってしまった。
クマ対策としても、治水面からも伐採してほしい」。
石山で働く菓子職人島宗義秋さん(70)は「怖いのでクマ鈴を持って歩いているが、
林を切るなど抜本的な対策をしてほしい」と求める。

 南区の川沿地区では昨年9月、クマの通り道になっている恐れがあるとして、
豊平川支流の北の沢の河畔林約300㍍を、道が200万円かけて伐採。
札幌市によると、伐採以降は周辺でクマ出没は確認されていない。

 








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