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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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                      「高橋 政代 さん(53)

 Ips細胞(人工多能性幹細胞)を人間に応用する
臨床研究を理研科学研究所で率い、
9月12日、世界初の手術に立ち会った。
「大満足の結果」に安堵する一方、
「これを標準治療にするために絶対頑張ろう」と決意を新たにした。

 研究では昨年、英科学誌ネイチャーの「2014年に注目すべき5人」の1人に選ばれた。
ただ、今回の手術はゴールではない。
「富士山のように裾野が広い山の、2合目、3合目くらい。
本当の治療にするには、まだまだ頑張らないと」。
新たな治療法を多くの患者に届けるために、
細胞の量産化に向けたベンチャーの設立にも携わった。
先を読んで走るのは学生時代に打ち込んだバスケットボールと同じ。
「走っている人にだけパスが来て、ゴールできる」

 京大医学部から、将来の子育てを考えて「夜勤が少なそう」な眼科医に。
卒業と同時に同級生と結婚した。
転機は35歳。
脳神経外科医の夫に同行した米留学だ。
脳を研究する畑違いの研究室で、神経をつくる幹細胞の存在を知る。
「脳とつながった網膜もこれで再生できる」。
周りに無理だと笑われても、確信は揺らがなかった。

 2人の娘が幼い頃は給料をベビーシッター代につぎ込み、乗り切った。
家事に積極的な夫もipsを使ったパーキンソン病の治療法開発で妻を追う。
「まずは目から。後はお願いします」と話す。

  「政界初 緊張の手術 終わって安堵」  
  失った体の組織を再生させる「夢の医療」につながるか ―。
Ips細胞は、その実力を試される段階に入った。
世界初となる手術を慎重に進めてきた研究者。
難病を抱える患者たちは、期待と冷静さを交えながら見守る。

 理研化学研究所や先端医療振興財団のチームは12日夜、神戸市で記者会見し、
約100人の報道陣が集まった。
同財団によると、手術は予定していた約2時間で終了した。

 「プレッシャーがかかる手術でほっとしている」と、
執刀にあたった同財団先端医療センター病院の栗本康夫・眼科統括部長。
網膜が組織にくっついていたが、懸念していた出血も少なく抑えられたという。
患者本人も、ほっとしている様子だったという。
研究を率いてきた理研発生・再生化学総合研究センター(CDO)の
高橋政代プロジェクトリーダーも「無事に終わり、安堵している」と笑顔を見せながら話した。

 今回手術を受けた女性と同じ加齢黄斑変性の峠秀昌さん(69)=埼玉県=は、
約5年前から症状が急速に悪化した。
進行を抑える薬の注射を続けたが、右目はほぼ見えない。
左目は視界の中央が欠け、全体がゆがんで見える。
離れた人の顔の識別も難しくなってきた。
「一人暮らしで、将来が不安。自分も手をあげられるなら、手術して治療してほしい」

 パーキンソン病もips細胞による治療法の開発が待たれている。
発症から約40年という皮膚科医の岡田芳子さん(64)=石川県白山市=は
「多くの患者が感心を持ってきたので朗報だが、ips細胞にはがん化の可能性もある。
慎重に見守りたい」と話した。 朝日新聞 記事  

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