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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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                    厳冬の朱鞠内湖でワカサギ釣りを楽しむ親子

                     「よそ者に温かく 」 

                    北海道・上川管内幌加内町には「日本一」が三つ、あるという。
日本最大の生産量を誇るそば。
日本最大の人造湖・朱鞠内湖。
そして1978年2月、朱鞠内湖の北、母子里(もしり)地区で
零下41・2度を記録した日本最寒の地

 もう一つの「日本一」がかつてあった。
「空気を運ぶ日本一の赤字路線」と言われた
全長121・8㌔のJR深名線だ。
雨竜川をせき止めて作った朱鞠内湖で電力開発をする目的などで敷設され、
41年に全線開業した。
陰には強制労働の悲しい歴史もつきまとう。

  朱鞠内駅は、深川と名寄両方面からの乗換駅。
他の駅がどんどん無人化される中で、幌加内駅と並び、
95年の廃止まで有人駅であり続けた。
78年には国鉄総裁から零下60度まで測定できる特注の寒暖計を贈られたと町史にある。
 この深名線の廃止前後を足かけ5年にわたり追いかけた人がいる。

 東京出身の伊丹恒さん(42)。
写真を専攻した大学時代、卒業制作として選んだのが深名線だった。

 東京から通いつめた。
ある駅舎で寝袋にくるまっていると、近くの小学校の校長先生が様子を探りに来た。
事情を説明すると、「それならうちに泊まりなさい」。
ある時は、ソリに豆腐を配達していた豆腐屋さんが「めしを食わせてやる。うちに来い」。

 全国各地を回ったが、北海道ほどよそ者に温かい土地はなかった。
摂りためた数百本のフィルムは
写真集「幌加内~厳寒の地の生活鉄路・深名線とともに」に結実。
こうして縁もあって、いまは北海道新聞社でカメラマンとして働く。

 朱鞠内湖はいま、ワカサギ釣りが最盛期。
週末には夜明け前から車の列ができる。
湖畔の宿泊施設「レークハウスしゅまりない」を運営する
NPO法人理事長中野信之さん(39)も、縁あってここに根づいた一人だ。

 大阪の高校を卒業後、働き口を求めて北海道を歩いた。
朱鞠内にたどり着いたのは23歳のころ。
 「よそ者、ばか者、若者が、町を変える。お前がやってみろ」。
漁協の組合長に目をかけられ、刺し網漁の禁止や必要以上に魚を捕獲しないなど、
湖の資源保護に乗り出した。
いまでは幻の魚イトウに出会える湖として世界に知られるように。
かつては空室が目立ったレークハウスも、順調に宿泊客を増やしている。

 朱鞠内を北海道の人が誇れるような場所にしたい。
それが、よそ者の自分を受け入れてくれた人たちへの恩返しだと信じている。
朝日新聞(日比野 容子記者)

「シバレ一番」幌加内 零下33・8度

 2月7日から8日にかけて北海道は厳しい寒さに見舞われ、
各地でこの冬一番の冷え込みになった。
 
  日本気象協会北海道支社によると、
午前7時半までの最低気温は幌加内町で零下33・8度と、北海道で今季最低を更新。
札幌市も零下14・3度で今季最低となり、2月としては16年ぶりの寒さだった。

 この寒さの中、札幌市の大通公園では雪祭りが催れ、
世界各国から大勢の観光客が訪れ、夜遅くまで賑わっている。

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