食と健康学“氷上ワカサギ大量”

　　「軒並み3桁」糠平湖

　北海道・十勝管内上士幌町の糠平湖で、
氷上のワカサギ釣りが好調だ。
比較的水深が深い上、タナが底になっていることが多いのもの、
当たりが頻繁にあるため釣果が期待できる。
 1月23日は軒並み100匹以上の大量だった。

　午後3時ごろ、葉を落とした木々の間を縫うようにして歩き、
同湖「五の沢」の氷上を目指した。
すれ違いざま、引き揚げる人たちに釣果を尋ねると「300匹」あるいは「大体200匹くらい」と、
全員が3桁の数字を口にした。

　氷上にいた同管内音更町の五十嵐順一さん(64)も3桁釣果だった。
開始の午前6時半から釣りためたワカサギは型が11㌢ほどで300匹を超えた。
夕暮れを間近に控え、五十嵐さんは1匹、また1匹と、なおもヒットを重ねた。
仕掛けは2・5号や3号で、餌はサシ。
やや重めの4号の重りを用い、水深約20㍍の底まで素早く落とし、
それから誘いをかけると、数秒で当たりが出るという好調ぶりだった。

　ただ、当たりがあって仕掛けを巻き上げても、
針に何も掛かっていないと、大きなロスになる。
五十嵐さんはそれを避けるため、合わせを入れた後、
再びさお先が揺れてワカサギが針に掛かっているのを確認し、
仕掛けを巻き上げていた。
この日で糠平湖へ入釣するのは今季4回目。
過去3回はいずれも3桁釣果だった。北海道新聞記事

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