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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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      葛西 紀明「狐高を翔る」  

 
レジェンド直伝で世界を目指せ !
チーム土屋の監督を兼任する葛西の積極的な指導の中で今年、
象徴的なのが自らモモンガジャンプと呼ぶ空中ホームの伝授だ。
空中で手を広げ、手のひらを下に向ける独特の手の使い方は、
葛西が長年かかって作り上げたものだが、
この春から3人の所属選手への直接指導も始まった。

 きっかけは3選手が興味を持っていることを葛西が知ったためだが
、選手には遠慮もあった。
伊藤有希(20)は「暗黙の特許みたいな感じがあったので、
私は『葛西さんの真似なんて』と思っていたんです」と言う。
だが本人から「やってみろ」と背中を押され、チームぐるみの取り組みになった。

 「簡単なことですけど、空中を意識するのは結構、難しいんですよ」と葛西は言う。
選手の多くは助走から空中まで手の甲が下を向いているが、
空中で手のひらを下に向けるとなると、ひと手間かかる。
しかも葛西式に手を体側に離すと難易度が高くなる。
「ちょっと動かしただけでバランスが崩れてくるので、固まるまでは怖いと思いますね」

 選手に勧めるには裏付けもあった。
全日本チームでは元々、風洞実験で葛西の空中フォームが
際立って浮力があるというデータが出ていた。
昨季、土屋ホームの練習に外部から特別参加していた
田中翔太(28)=選手名「田仲」=が、引退前に「あこがれていた人の真似をやってみよう」と
挑戦して、「すごく距離が出た」と手応えを得た話しも聞いていた。

 複合からジャンプに転向2季目の高橋大斗(33)も、夏はこのフォームを練習し
「新鮮だし、チャレンジしがいがあるし、楽しい」と話す。
葛西に他にも様々な技術やノウハウを教えてもらう機会が増え、
「そういう技術もあるんだ」「そんなことを考えてやっていたのか」と
改めて引き出しの多さに感心させられた。

 指導がしやすくなった背景には、フィンランド人コーチ、ヤンネ・バータイネン(39)が
葛西の意見を尊重する姿勢だったことも大きい。
「(歴代コーチは)一方的に教える感じで、僕には一切聞いてこなかったりしたんですけど、
『紀明、どう思う』と聞いてくるのがヤンネですね」と葛西も謙虚な人柄を評価し、
良好な関係を築いている。

 「今回、(五輪で)メダル取ることができて、みんな注目して手を変えてきた。
レジェンドスタイルに挑戦して真似されるのもまたうれいいことなんだなと思います」と葛西。
今後、チーム土屋発信で、葛西流空中ホームが
世界的なトレンドとして広まる可能性もある。 朝日新聞(スポーツライター・岡崎 敏)

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