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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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  「山内 宏泰 さん(41)」


 3・11の5日後、宮城県気仙沼市と南三陸町で
被災の記録を始めた。
同僚3人と摂った写真約3万枚、集めた資料約250点。
同市のリアス・アーク美術館で4月3日から始まった常設展に一部を並べた。

 三陸地方は「津波常襲地帯」とされる。
明治三陸地震では約2万2千人が亡くなった。
19年前の赴任直後、惨状を迫真の絵で伝える当時の雑誌を目にした。
でも、地域では過去の津波自体があまり知られていない。
2006年に開いた展示会を訪れたのは、約1200人。
状況は変わらなかった。

 「何が起きたか全て記録しなくては」。
流されたバスや冠水した路地を写し、泥で汚れたぬいぐるみ、
白いご飯の残る炊飯器を集めた。
妻は無事だったが、自宅を失った。
1人になると涙が止まらない。
「使命感が支えだった」

 ある日、東北大大学院で建築を学ぶ学生から相談を受けた。
「避難所に段ボールで間仕切りを作りたい」。
阪神大震災後の96年、自然の脅威から身を守る方法を学ぶ場として、
段ボールで家を作り野宿する教室を企画した。
小学生の頃、それに参加した青年だった。

 報われた気がした。
「人を育てるしかない」と改めて思った。
  展示は、来館者の「人生を全て変える」ほどの内容にしたつもりだった。
「同じことを繰り返したら、自分たちは『加害者』になってしまう。
人生をかけ、震災と向き合っていく」

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