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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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  「佐藤 崇嗣(たかつぐ) さん(42歳)」

 色とりどりの草花に、しゃれたじょうろや鉢が並び、
庭に噴水やベンチも点在する
ガーデンアイランド多摩川店(東京都世田谷区)は、
ショッピングセンター内の園芸店であることを忘れさせる空間だ。

 2008年の開店から、リピーター会員は4万人を超えた。
お目当ては「花野菜用かる~い培養土」。
天然ココヤシ殻が主原料で、重さは普通の培養土の約6割。
高い保水力で水やりが少なくて済み、虫も寄りつきにくい。
廃棄されたヤシ殻などで地球に負荷をかけない「土」だ。
女性が両脇に抱え軽々と持ち帰る。

 重くかさばる土ほどよしとされ低品質だと見向きもされなかったココヤシ殻に目をつけた。
全国の農業試験場を訪ね歩き、OB職員と協力しながら、
何百種類もの試験栽培を繰り返し、ココヤシ殻で植物がよく育つ配合を開発。

 09年から全国のホームセンターなどで販売を始めため、年に120万袋を売り上げる。
ココヤシ殻を圧縮し水をかけると6倍に膨らむ「土ブロック」、
大手鉄鋼メーカーと開発した石炭の燃えかすを使った土、
コーヒーチェーン店大手のコーヒー豆かすから作る堆肥など、
環境に配慮した独自製品も打ち出し、家庭用園芸用土で国内シェアトップ規模に成長した。
「緑を育てる園芸会社が、これまでは地球を掘り、傷つけて土を掘ってきた。
廃材から土を作り草花を育てれば、究極のリサイクルになる」

 地球温暖化防止京都会議(1997年)など環境問題の盛り上がりを機に、00年創業。
洋ランの土、ブルーベリーの土など、特定の草花や野菜専門の培養土がヒット。
初心者もベランダでガーデニングを始められる手軽さと、
斬新なデザインのパッケージも受け、高齢者に加え、
都市部のマンションに住むファミリーや、若い独身女性の需要も取り込んだ。

 土の使い方や草花の育て方を詳しく紹介する公式サイトの動画は、
累計再生回数12万回を超える。
庭やベランダの造園や、植物の管理などを請け負う事業部もある。

 「重い、手間がかかる、やり方が分からないなどのハードルを少しでも下げたい。
草花を育てる楽しみを、多くの人に味わってほしい」

 東日本大震災の直後、被災地などの一部土壌からセシウムが
検出されたときの報道から、同社製品も風評被害で130㌧が返品された。
全品検査を徹底したことや「かる~い土」の主原料がスリランカ産ココヤシ殻のため、
逆に「安全な土」と評価され、取扱量は急増した。

 様々な企業から、新商品開発の誘いが絶えない。
今月、パック入り培養土「KAGOMEそのものを育てるトマトの土」を共同開発した
カゴメの担当者は「苗を買って育てて食べるまで、何ヵ月間も
毎日トマトと向き合ってもらえる画期的商品」と満足顔だ。

 「持続的な社会を子どもたちに残したいのです。それも手軽に、
誰もができるやり方で。地球の緑化推進に役に立てたらうれしい」  朝日新聞記事

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