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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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  脳科学者「久保田 競(きそう) さん(82)」

 
走ると、脳にいい。
脳科学者の 久保田競さんは10年ほど前、
思考や判断にかかわる脳の中枢部分、前頭前野の働きが
ランニングで活発になると証明した。
走ると複雑な脳を刺激し、血液循環の改善やホルモンの分泌をもたらし、
脳の発達を促す。
それまでは体に良いのはわかっていても、
脳との関係を明確に解明した論文はなかった。

 「前頭前野は、考えたり計画を立てたりする役割を担う、人間にとって大事な場所。
最近は、運動の機能にも前頭前野が大いに関係することがわかってきました」

 ランニングを始めて40年近くになる。
82歳のいまも朝夕合わせて毎日20㌔ほど走る。
出張先でも欠かさない。
写真撮影のために何度か走ってもらったが、足取りは軽快。

 東大医学部を卒業し、研究者の道に進んだ。
サルを通してヒトの脳の働きを解明しようと試行錯誤した。
オリから脱走する騒ぎを起こした「天才チンパンジー・アイちゃん」を使った実験などを、
所長として率いた。

 40代半ば、研究仲間がランニングに熱中する姿に触発され、走り始めた。
当時の体重は84㌔。
最初は50㍍走るのも苦しかったが、精神が高ぶって周囲が美しく見え、
涙があふれてくるランナーズハイを経験した。
1年半で体重は60㌔に。
実験中に疲れを感じることもなくなり、いいアイデアがほしいときはランニングシューズで
研究室を飛び出した。
のちに実証したランニングの効用は経験に裏打ちされていた。

 20年ほど前から、長年の前頭前野の研究に関する「久保田式」という
育児法を提唱している。
こちらも経験が理論を下支えする。

 息子を育てる際、遊び方や行動、暗算などで前頭前野を鍛えるように心がけた。
「幼児が前頭前野をうまく使えると、運動や記憶の能力が高まる。
息子が東大に合格し、理論が実証したので公表しました」と笑う。

 久保田さんへ  ありがとう
 ざっくばらんお人柄で、難しい理論をわかりやすく解説していただきました。
京大名誉教授として今も後輩を指導したり、
国際医学技術専門学校(名古屋市)の副校長として神経内科学を教えたりしていますが、
まだまだ自分の手で研究を続けたい気持ちがあるそうです。
「大学を離れると研究費が出ないし、施設も使えない。
老人が研究できるようになっていないのです」と残念がっています。
「文部科学省は脳の研究にもっと力を注いでほしい」とも。 

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