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山親爺@Black-Bearが、日々の活動と体験雑学を綴っていす。
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 SCK45のメンバー。
 年は違うが、みんないつもなかよし。
 前列の中央が佐々木莉佳子さん


「SCK45」 

 壮絶な被害を被った宮城県気仙沼市。
地盤沈下などで元の居住地に戻れない地域もあり、
大変な思いで過ごされているようだ。

 そんな中、被災した少女たちがアイドルグループを結成し、
笑顔を取り戻しているようすが、朝日新聞に掲載されていた。

 東日本大震災で壊滅的な被害をうけた宮城県気仙沼市。
壊れたビルの谷間に、ご当地アイドルグループの歌声が響く。
グループは、小学4年生から高校3年生までの17人で構成する「SCK45」

 震災当初は物資の配給など地元で活動していたボランティアグループ
「シムシティ気仙沼」が、被災地のこどもたちに笑顔を取り戻したいと考案した。

 名前の「45」は被害をうけた国道45号から取り、
昨年11月から商店街の復興イベントなどに参加している。



 父の仕事場が併設された自宅跡を訪れた佐々木莉佳子さん。
小学校の入学祝に父からもらったサクラの木も
津波がさらっていった。
 
 
 
 
 メンバーも被災している。
最年少の佐々木莉佳子さん(10)は市内の自宅を流され、
賃貸住宅で暮らす。

 父親で水産会社を経営する利重さん(48)は、
津波のシックでふさぎがちの娘を元気にさせようとグループに入れた。
今ではメンバーのお姉さんたちに囲まれて、明るさが戻った。

 莉佳子さんは「みんなが元気になるよう一生懸命歌っていると、
たくさんの声援が返ってきて私も元気になれます」。

 今後も東北の復興を祈りながら、被災地に笑顔と元気をふりまいていく予定。

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   制作発表に挑む吉永小百合さんと
  子役に選ばれた渡辺真帆さん(札幌市出身)


 「北のカナリアたち」 吉永 小百合さん主演

 この冬、北海度で、新たな映画の撮影が始まった。
吉永小百合さん主演「北のカナリアたち」
主なロケ地は利尻、礼文の両島。

 「飛行機から見ると、海霧の上に利尻富士がぽっと頭だけ出している。
礼文島には高山植物が咲き乱れている。日本とは思えないような風景。
えも言われぬ美しさに胸が震えました」
主演する吉永小百合さんは、2011年11月に東京で開かれた制作発表会で、
岡田裕介東映社長らと夏に下見したときの印象を語った。

 自身にとって116作目の映画だが、両島でのロケは初めてになる。
撮影のため12月中旬にフェリーで利尻島に下り立った。
「(12月初めにクランクインした)札幌は想像以上の寒さで、
島の人たちの生活に思いをはせることができました。厳しい寒さですが、体調は万全なので、
島での撮影が楽しみ。大自然の風景の中で、すてきな映画づくりをしていきます」と
コメントした。



 
  映画撮影のために利尻島を訪れ、
  歓迎の花束を受け取る吉永小百合さん(中央)や
  阪本監督(右)
  2011年12月14日
 

 撮影は札幌の後、稚内などを経て利尻島に移った。
1月中に礼文島に渡る。
6~7月にも撮影がある。
両島が映画の舞台になるのは初めてで、
ロケ地の宝庫である北海道に新たな一ページが加わる。
 

 


  礼文島南端に建てられた小学校のセット。
  利尻島が望める=礼文町 


 礼文島南端には、小学校のセットが建てられた。
強風が吹きすさぶ海岸沿いの高台では、
赤白に塗られた灯台が海を望み、 約17㌔先には白く雪化粧した利尻富士が雄大な姿を見せる。
夏は笹原が風にうねり、波が陽光を照り返す。

 ほかにも、海岸からそそり立つ断崖や希少な動植物が生息する湿原など、
両島や稚内周辺の自然と風物が映像に織り込まれる。

 礼文町がセットの建設を肩代わりし、撮影終了後は観光施設に転用を計画するなど、
地元自治体は「地域活性化に大きな効果が期待できる」と全面協力する。
 
 「小百合効果」は既に表れている。
11年9月に東映が企画を発表した直後、礼文島の観光案内所に
「吉永さんの映画のロケはどこ?」と尋ねる旅行者が何人も訪れた。

 稚内市は、「北のカナリアたち」のロケ地になった自治体に呼びかけて、
国内外から映画のロケを誘致するフィルムコミッション設立に向けて準備を始めた。

 今回のロケ実現には、10年6月、稚内市内に22年ぶりに復活した
映画館の館主高橋一平さん(47)と、建設会社社長藤田幸洋さん(56)が、
岡田社長に働きかけるなど深く関わった。
2人の最終目的は「最北映画祭」の開催。
夢へ動き出した。

 共演者

 宮崎あおいさん、柴田恭兵さん、松田龍平さんら、
6人の子役の1人に、母親が利尻島出身の渡辺真帆さん(10)札幌市


 よしなが・さゆり

 1957年、ラジオドラマ「赤胴鈴之助」で芸能界入り。
映画「キューポラのある街」(62年)の清純な少女役で人気を集めた。
年齢とともに「夢千代日記」「母べえ」などで役柄を広げ、
日本を代表する俳優の地位を確立。
「北の零年」(2005年)などで日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞している。

 歌手としても120曲以上を発売。
1962年に「いつでも夢を」で日本レコード大賞。
ライフワークとして国内外で「朗読を続けている。
2010年に文化功労賞。
東京都出身、66歳。

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  再開した教え子6人と合唱するシーンで
    指揮する吉永小百合さん


 吉永小百合さん「最も寒い現場」2012年1月24日

 吉永小百合さんが主演する東映の映画「北のカナリアたち」のロケが、
メーンの礼文島(宗谷管内礼文町)で進んでいる。

 16日までに、吉永さん演じる元小学校講師と、
森山未來さんや宮崎あおいさんらが演じる教え子6人が、
20年ぶりに再開するクライマックスシーンの撮影が終わった。

 同島では、大雪と強風で体感温度が氷点下10度以下の厳しい寒さが続いていた。
「麗端(れいたん)小岬分校」として建てられたセットで公開された撮影現場では、
校庭で元教師が教え子を抱きしめる場面を撮影。
森山さんの左手が寒さで霜焼けになり、手袋着用へと演出を変えた。

 阪本順治監督は「12月から雪が多く、より力強い景色が撮れている」と自信を見せる。
吉永さんは「これまでで最も寒い現場だけど、
前に向かって生きていこうという気持ちになれる映画になると思う」。

 島内での撮影は18日まで。
6~7月も利尻、礼文で撮影し今秋以降公開される。

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 「渡辺 真帆さん」 札幌市出身10歳 

 
 「夢みたい。みんなと合唱する楽しみ」。
全国から約3100人が挑んだオーディションを勝ち抜き、
北海道から唯一選ばれた札幌の小学4年生は、そう言って笑顔を見せた。

 もともと演技に興味があり、東映が映画「北のカナリアたち」の
子役6人を募集していると聞き、すぐに応募した。
主なロケ地が母の故郷で大好きな利尻島だったからだ。

 吉永小百合さん演じる「川島はる先生」の小学校の教え子「酒井真奈美」役。
好きな芸能人は「かわいくて演技がうまい」満島ひかりさん。
今作品で満島さんが20年後の真奈美を演じることに「とてもうれしい。
演技のコツを勉強したい」。

 作品は子供の歌も大きな見せ場になるため、阪本順治監督はオーディションで
演技をさせずに主に歌で審査した。
6歳のころからピアノを 習いながらも歌も歌ってきたが、本格的には初めて。

 10月末から毎週土曜日の朝に上京し、6人で練習して日曜夜に札幌に戻る生活にも、
「監督が優しく教えてくれるので楽しい」と芯の強さものぞかせる。
阪本監督も6人を「天使の歌声」と評する。

 祖父母や伯父の住む宗谷管内利尻富士町に毎年のように家族で行くが、
「夏しか行ったことがない」と言い、これから始まるロケに
「利尻の冬がどれだけ寒いか、ちょっと不安」。

 札幌で両親、弟と暮らす。 北海道新聞

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 制作発表に臨む

 吉永さゆりさんと渡辺真帆さん




 「主演 吉永小百合」利尻島・礼文島



 

 東映の新作映画「北のカナリアたち」の制作発表が

11月29日に東京都内であり、主演の吉永小百合さんが

撮影に挑む意気込みを語った。



 映画は12月2日札幌市でクランクインした後、

稚内市利尻・礼文島で本格的に撮影が始まる。

 

 吉永さんは、厳しい季節の撮影について「これまでにも『動乱』『海峡』『北の零年』と北海道の雪の中でロケをしてきたが、今回が一番大変になりそう。

でも、オーディションで選ばれた子どもたちと一緒に素晴らしい作品にしていきたい」と

話した。



 制作発表には、共演する里見浩太朗さん、柴田恭兵さん、仲村トオルさん、

松田龍平さん、小池栄子さんらが姿を見せ、宮崎あおいさんもビデオで登場。

題名の由来となった「カナリアたち」として、オーディションで選ばれた子役も紹介された。



 ロケ地となる稚内市の工藤広市長や礼文町の小野徹町長ら4首長がステージに上がり、

ロケの成功を祈って「ガンバロウー」を三唱し、全面支援の姿勢を見せた。



 その背景には、観光の低迷がある。

宗谷地方の2010年度の観光客入り込み数は、最盛期の02年度より

100万人少ない約196万人に激減した。



 利尻・礼文島での本格的な映画ロケは初めてで、映画によるPR効果への期待も大きく、

各市町ともロケ支援の予算を組み、支援組織を立ち上げるなど協力態勢を組んでいる。



 映画は、原案が湊かなえさんの短編小説「20年後の宿題」。

吉永さんは元小学校教師「川島はる」役で、20年後に6人の教え子と再会し、

それぞれが思いを語る中で、「はる」の夫が死亡した事故の真相が

明らかになっていくというミステリー。

監督は「亡国のイージス」などで知られる阪本順治さん。

公開は12年秋以降の予定。



 子役の一人として、札幌市の小学4年生渡辺真帆さん(10)が出演する。

母親はロケ地の利尻島生まれ。

真帆さんは、約3100人が応募したオーディションで

「天使の歌声を持つ」(東映)6人の中に選ばれた。

「川島はる」が離島の小学校で合唱指導した3~4年生のうち4年生の

「酒井真奈美」を演じる。



 制作発表で吉永さんや多のメンバーとともに、澄み切った歌声を披露する真帆さんは

「いい映画になるよう頑張ります」と緊張気味に答えた。朝日新聞



「花の利尻 歌声響く」2012年7月12日 











  エゾカンゾウが咲き乱れる草原で

 歌いながら歩く吉永小百合(左から3人目)と

渡辺真帆(同2人目)
 



 吉永小百合が主演する東映の映画

「北のカナリヤたち」の夏の撮影が利尻島と礼文島で始まった。



 昨年12月から今年1月にかけての冬の撮影では、体感温度氷点下30度という厳寒下だったが、

吉永にとって夏の撮影初日となった7月1日、利尻島の最高気温は26度。

青空に映える利尻富士、草原に咲き乱れる高山植物を前に、

「冬と夏では別の島みたい。きっといい作品になる」と思いを語った。



 「本番、よーい、はいっ」。

エゾカンゾウが咲き乱れる利尻島の草原で、吉永と6人の子役が歌いながら歩くシーン。

撮影スタッフは全員地下足袋を履いている。

国立公園ということもあり、高山植物を踏みつけないようにとの配慮から。

「昨年の7月はこの3倍くらい咲いていた。今年は豪雪と少雨で育ちが悪い。

いろいろあるよ」。木村大作カメラマンがぼやく。



 物語はある事故をきっかけに疎遠になってしまった元小学校教師と教え子6人の20年を描く。

6人の子役は約3100人の中からオーディション選ばれた。

吉永は宗谷管内利尻富士町立本泊(もとどまり)小を見学するなどして役作りをし、

冬の撮影終了後、3月からは子役たちと合唱練習に励んで空白期間を埋めてきた。



 子役の一人、渡辺真帆は札幌市出身の11歳。

母親が利尻島出身。

演技経験は初めてだが、「利尻の良さが伝わるよう景色とマッチした演技したい」と目を輝かせる。

「北海道出身の割に冬の撮影では『寒い、寒い』って言ってたじゃない」と返し、息はぴったり。

 

 「島の風景で心情表現」 



 発コンビとなる阪本順次監督と木村カメラマンは19歳差。

年下の阪本は「木村さんは船長、僕は航海士」というが、

多忙で撮影時間が確保しづらい売れっ子若手俳優6人のために、

2人は互いの感性で5台のカメラを同時に回し、良いカットを競い合う。

木村は「鉛色の雲を撮っただけでも人間の心情を表現できる。

この物語には心の実景が必要だ」とロケ地の魅力を語る。



 阪本は「過去と現在を混在させながら20年という歳月の中で

人それぞれがどう傷と向き合ったきたかを描く。背負ってきた荷物をどう下ろすか、

描き方が悩みだが、この歳月が無駄でなかったと思えるような、そんな作品にしたい」という。



 夏の撮影は今月下旬まで続け、11月3日に劇場公開の予定。



 「吉永さんらロケ協力に感謝」2012年10月8日







  客席で記念写真に納まる吉永小百合さん


 宗谷地方を主な舞台とした東映の新作映画「北のカナリアたち」が、
11月3日の全国公開を前に7日、撮影があった稚内市で、
市民約1200人を対象に先行上映された。

 上映後、主演の吉永小百合さんや阪本順次監督らが舞台から市民に感謝のあいさつをした。

 吉永さんは記者会見で、冬の礼文島などの撮影について
「自分の口からは絶対に『寒い』と言うまいと誓った。
(炊き出しなどで協力してくれた)住民の温かい心がうれしかった」と振り返った。

 また、「稚内で新たな映画祭を始めよう」と市民有志が活動していることに触れ、
「ぜひ協力したい。開催されたら真っ先に来ます」とエールを送った。

 「北のカナリアたち」は東映の創立60周年記念作品。
20年前に礼文島の小学校講師だった川島はる(吉永さん)が、
教え子が関わった殺人事件を機に他の教え子を訪ねるうち、
過去の出来事の真相が明らかになっていくサスペンス。

 これまで劇場公開映画の舞台になったことがない利尻・礼文島など風物が描かれるため、
地元自治体は観光振興の起爆剤として期待を高め、
ロケセット建設や撮影隊への炊き出しなどに全面協力した。

 映画の完成を記念して、稚内市内の映画館で「わっかない映画祭」が8日まで開かれた。
吉永さんの出演作6本を連続上映する企画。

 初日の6日は、会場の「T・ジョイ稚内」で、映画祭実行委員会の横田耕一委員長が
「この映画祭について、隣国ロシアの映画も上映する、国境の街・稚内らしく新たな映画祭を
企画している」とあいさつした。

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 紅綬褒章を受ける
溝上春喜さんと、兄の聖泰さん


 
 「溝上 春喜(みぞかみはるき)さん」13歳  

 政府は11月3日付で、2011年秋の殊勲受賞者4079人と外国人殊勲の受賞者53人を発表した。
受賞者の一人に人命救助に功績のあったサッカー部の少年、少女ら3人が受賞した。
暗い話題の多いなかでの明るい話題が朝日新聞に掲載され感動した。

 受賞の連絡は、通学する埼玉県所沢市立柳瀬中学校から聞いた。
現在の褒章制度になった1978年以降、「最年少」と言われ、驚いた。
05年春に人命救助で受賞した15歳男子の記録を書き換えた。

 昨年6月、東京都内で川遊び中におぼれた男児(8)を兄・聖泰(せいた)さん(16)と、
兄の同級生だった原口夕香さん(16)の3人で助けた。
「救助に尽力した」との理由で、3人一緒に受賞することになった。

 実は、あまり泳げない。
川は水深2㍍。
飛び込んでから「やべっ!」と怖くなった。
下手したら、自分がおぼれていた。
胸いっぱいに息を吸って潜ると、逆立ちした状態で沈んでいる男児が見えた。

 手を伸ばして足首をつかみ、背後で立ち泳ぎしていた兄に託した。
兄が浅瀬に引き上げ、原口さんがテレビ番組で見た記憶を頼りに心臓マッサージを試みた。
男児が息を吹き返し、ほっとした。

 9人兄弟の5番目。
お礼に訪れた男児の母親に大泣きされて、幼い妹や弟の姿が浮かんだ。
「命って大切」。生きているのってすばらしんだね」

 中学のサッカー部でディフェンダー。
右手の骨折で練習を休んでいるのがちっとつらい。
受賞の式典には制服で行くつもりだ。

 ところで、紅綬褒章ってなんだか分かる? 「知らないっすよ。もう、やばいっす」





「助けなきゃ」村田さん踏切へ 2013年10月2日


 「助けなきゃ」。
1日、横浜市緑区のJR横浜線で男性を助けようと踏切に入り
電車にはねられ死亡した会社員村田奈津恵さん(40)。
父親の恵弘さん(67)は1日夜、
「止める間もなく、1人で(踏切に)行ってしまった」とぼうぜんとした様子で振り返った。

 午前11時半ごろ、恵弘さんは奈津恵さんを助手席に乗せて、
乗用車で踏切の差し掛かった際、男性が線路にうつぶせで横たわったのに気付いた。
「助けなきゃ」。
奈津恵さんはそう叫ぶと車から飛び降り、踏切に入っていた。
「間に合わない。行くな」。
恵弘さんが大声で制止したが、奈津恵さんは効かなかった。

 きゃしゃな体格の奈津恵さん。
男性を引っ張って線路からずらした。
「体を抱え上げる力はないけど、
わずかに動かせたからおじさんは助かったと思う」と恵弘さん。
近くの通行人が踏切の通報ボタンを押したが、間に合わなかった。

 奈津恵さんは3人姉妹の2番目。
恵弘さんの経営する現場近くの不動産会社に勤務していた。
不動産関係の資格も取得し、仕事熱心だった。
会社近くで酔った人が倒れていると、住所と名前を聞いて家族に連絡してあげるなど
「とても優しい性格だった」という。
「おまえは死んだけど、おじさんは助かった。言えることはそれしかない。
悔やんでもしょうがない」と恵弘さんは肩を落とした。

 「現場近くに献花台」

 横浜市緑区のJR横浜線鴨居―中山間の現場近くには一夜開けた2日、
献花台が設けられ、たくさんの人が花を手向けて冥福を祈った。
 
 献花台は地元商店街が設置。
近所に住む男性(68)は
「目の前で娘をなくしたお父さんの気持ちを考えると言葉がない」と声を震わせた。
踏み切り近くでは時折小雨が降る中、手を合わせる人も多かった。

 「村田さんに紅綬褒章」

 横浜市内の踏み切りで男性を助けようとした村田奈津江さん(40)が
電車にはねられて死亡した事故で、安部内閣は4日、村田さんの行為にたたえて
紅綬褒章を授与し、本人へのメダルの代わりに遺族に銀杯を贈ることを閣議で決定した。
あわせて安部晋三首相は村田さんの勇気をたたえる書状も贈る。

 紅綬褒章は、自らの危険を願いみず人命の救助に尽力した人が対象。
首相名の書状は6日に菅義偉官房長官が届ける。
菅氏は記者会見で「他人にあまり関心を払わない風潮の中、
自らの危険を願みず救出にあたった行為を国民とともに胸に刻みたい」と述べた。
警察庁も村田さんに警察協力賞を贈る事を決めた。
警察協力賞は、
人命救助や容疑者の逮捕、防犯活動などに大きな功労があった人などが対象。


  朝日新聞「声」 

 「救助で死亡 村田奈津恵さんを悼む」

  会社顧問 三津木 俊幸 (千葉県 76)


 横浜市緑区のJR横浜線の踏切で1日、同区の村田奈津恵さん(40)が、
74歳の男性を助けようとして列車にはねられ、亡くなった。
とっさの行動はその人の本心を表すと言われる。
父親の恵弘(しげひろ)さんは「困っている人を放っておけない子だった」と話したという。

 奈津恵さんの他人の不幸を見過ごせない性格は、本来持っているものでもあろうが、
多くは両親に育まれる過程で形成されるものであろう。
今、社会では親が子どもを虐待し、また、その逆もある。
痛ましい事件が絶えない。
家庭での教育が大事だ。

 奈津恵さんのご両親の嘆きは、いかばかりか計り知れないが、
父親の恵弘さんの「助かった男性には長生きしてほしい」という言葉は、
愛する娘への抑えきれない気持ちを表しているように思えてならない。

 奈津恵さんのご冥福を、心からお祈りしたい。

 「涙がとまらなかった踏切事故」
 

  主婦 岩田 勝江 (東京都)

 線路所に横たわっていた男性を助けようとして亡くなった横浜市の
村田奈津江さんの自己は悲しすぎます。
紙面にあった奈津恵さんの優しさあふれんばかりのお写真に涙がとまりませんでした。
お父さんの制止も聞かなかったのは、勇気と優しさ以外のなにものでもなかったのですね。

 瞬時のことで誰も止められなかったことが残念でなりません。
重傷を負った男性も事故を知ったときに心を痛めるのではないかと気になります。
 昨年12月、母の命日の墓参りの帰宅中、私鉄の踏切内で車椅子が
線路に入り込んでしまい、通りかかった人たち3人で引き上げました。
ことなきを得ましたが、ひやひやしました。
大勢の方が通り過ぎましたが、気がつかないものです。
困ったときには大きな声で助けを求めなければ、と思いました。
それからは線路の中や車椅子などを気にするようになりました。

 奈津恵さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
お父様はお体に気をつけてお過ごしになりますように。

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